電子限定描き下ろし漫画付き
あっはっは、顎長ッ!
以前、他作品を読んだ時に宣伝でこの表紙を見かけて、衝撃的だったのでずっと気になっていました。
初見の作者さんだったので、顎めちゃくちゃ長いけどどうしたの?!と思っていたら古のBLの世界という設定だったのですね(笑)納得です(笑)
主人公の受流がトイレに行くたびに古のBLの世界に飛ばされてしまいます。
華奢な体、整った顔立ち、さらさらの細い髪の美少年の受流ですが、度胸があるというかむしろ口が悪いです(笑)
攻め様達の古の口説き文句にディスツッコミ炸裂で笑いが止まらなかったです。
顎!肩幅!もすごいですがなんといっても名前が…。
思わず受流と一緒に「酷い名前ッ」とツッコんでしまいました。
新キャラ出てくる程に酷くなっていきます。いい味出してます。個人的にはツボでした。
メタ系ギャグなので好みは分かれてしまうかもしれませんが、表紙の顎の長さが気に入れば楽しめるかと思います(笑)
私は笑いすぎてお腹が痛かったです。
落ち込んでいることがあっても読み終わった頃には吹っ飛んでいます(笑)
BL読みたいけど今は作家さんも作品も特に目当てが無くって〜、って場合、私はちるちるレビューを参考にさせていただくのですが、「アタリ!」だったなぁ。
いろいろひどい!(褒め言葉っス)
攻め様のお名前、途中から属性じゃなくなってもうtintinなんですよ!
BLあるあるジャンルとしては「絶対BLになる世界VS〜」とか「攻め様検定管理局」「腐男子召喚〜」などありますが、作画チョイスって、あっー!というか、そこ漫画にする?感があって、古きBL歴を持つ者としては笑いが止まりませんでした。たまに答姐にも上がりますもんね。コマにハマりきらない肩幅、あったあった。もうキャプ翼並みの頭身、あったあった(ある意味キャプの大罪?)、顎が凶器の鋭さ、あったあった。
あの時代(80後半〜90年後半くらい?)の流行りの絵というものもあったと思います。特に攻め様は「雄とこっぽさ」を追求して、ガタイの良さ=肩幅に寄っていったのかなぁ。少年・青年誌より女性誌の方が傾向過多だったような。今のガチムチ筋肉フェチの黎明期の記念碑的作画だったかも(笑)、それかまだあの時代にあった乙女の恥じらい的な、、、殿方の身体の詳細直視よりも、まずは肩幅から、、、って肩幅って奥が深いわぁ。
もうね、一周回って肩幅広め漫画また流行ってくんねーかな?って思っちゃいました。BLって月間・季刊誌・(中には休載)が多くて、長期連載の巨匠センセたちがたくさんいらっしゃるだけに、1巻と最新刊の振り幅が凄いこともあるあるなんですが、意外と昔の滑走路みたいな肩幅作画も好きなんですよねー。
って肩幅語りになってしまいましたが、あるある系BLを読みたい方は是非!
やたら忙しい毎日の中、ちるちるの紹介記事を読んで「ああ、これだわ。これを読まないと死んでしまうかもしれない」と思い本屋に駆け込んだはいいが見つけられず、在庫案内の端末を参照してもわからず、店内を走り回って店員さんを見つけてやっとこさ入手したんですけど、苦労の甲斐がありました!
おもしろい!笑った、笑った!
みなさまが書かれている様に、極端な面長・とんでもない肩幅・変化しない表情・デッサンって何?と言わんばかりに伸びる手足と素っ頓狂なお名前などなども可笑しかったのですけれど、何と言っても私が爆笑したのは、攻め様に都合がよく整えられるシチュエーションなんですね。
例えば、
・受流くんが突き飛ばされると、さっきまで部屋のあっち側にあったはずのベッドの上に転がっている……とか
・ヘリのプロペラが回転する爆音の下で攻め様と当て馬が普通に会話する……とか
・身を引こうとする受流くん(このお話の場合『自ら進んで、喜んで』なんですけどね)を見て、攻め様の記憶喪失(決して『逆向性健忘』なんて言ってはいけません。あくまで『記憶喪失』)が治っちゃう……とかですよ。
「こンのご都合主義がぁ!」ってね。
でも、私がそれら全部を「愛おしい」と思うのは、私も含めてあの時代の乙女(笑)が、どれだけ恋に臆病だったか、臆病にならざるを得ない社会状況だったかを思い出すからなんですよ。
攻め様はね、何も自分勝手なオレ様だからディスコミニケーションな『攻め様』をやっている訳じゃないんです。そうやって踏み込まないと『受けられなかった』んだと思うんですね、当時は。
当時の乙女たちに向けた愛と思いやり(笑)が創り出したものがスーパー攻め様なんだと思い当たってしまいました……(遠い目)
さっき、関西最高値、25億円のお部屋がある分譲タワマンが誕生するってテレビで見ました。
【地上46階・全484戸からなる同マンションは、「次代の王宮」をテーマに共有部分はシャンデリアなどを配置したエレガンスな雰囲気。1階で来客を迎える空間「ウェイティングラウンジ」や、39階の2層吹き抜け「スカイラウンジ」、400平米を超える「屋上庭園」など・・・共有部だけで圧倒されてしまう。気になる25億円部屋の詳細は、約305平米(約185畳)の2LDK。天然石を使用した「玄関ホール」を挟んで、天井高が約5mのリビング&ダイニング。また、専用のエレベーターでガラス張りの自宅リビング前に愛車を停められる日本初の「カーギャラリー」という設備のある部屋も】
なんですか!この世界は。
日本不景気だと思ってたら二極化が進んでたのですね。こんなの、恋するインテリジェンスか、いにしえのBLだけの世界だと思ってたわ。
って事でこの作品、いにしえのBL攻め様の特徴をおもっくそパロってるギャグ漫画です。
ラブはありません。
ルックスが化け物じみてるアゴが長く肩幅がおかしいくらいデカいかつてのスーパー攻め様達がわんさと出てきます。
彼らは大真面目に主人公の受流くんをマイペースに口説いてきますが、受流くんは全力で拒否します。
そりゃそう、だってキモいもんw
攻め様は全部で5人出てきます。みんな昔居たような属性です。メチャクチャお金持ちの男、アラブの大富豪、エリートドS医師、官能小説家、イタリアンマフィア。で、またどこかで聞いたようなセリフ言いよるんですよ。
気付いたらよくわかんない世界に毎回謎に放り込まれる受流くん。逃げて逃げてトイレを探して◯んこすると元の世界に戻って来れるw
(可愛い受けちゃんがうん◯なんてする訳がない!といにしえBL世界観をぶち壊す事で現実に戻ってくる)
BL漫画でう◯こって言葉こんなに出てきたの初めてかもしれん。ハッピークソライフでは見たかも?
そんな中、受流くんと同居してる遠い親戚の優しくて家事の出来る現代のスパダリ、崇羽安ダリオさん。この人がかつての攻め様と直接対決するシーンもあります。今の攻めとかつての攻めはこんなに違うと見せつけます。
とにかく思いもよらない作品でギャグ漫画として面白かったです。
何も考えずに読んでみて欲しいです。
エッチさは全くないです。
修正も必要ありません。
シーモアで購入。
この絵面!
この顎!
この肩幅!
この体格差!
思わず電子でポチった。
古(いにしえ)のBLを司る神によって、古のBL世界に飛ばされてしまう主人公。
華奢な身体にサラサラ髪の美少年=スーパー受けちゃんなのは世界の理だと言い切るBL神に、そんな世界の理より自然の摂理だって言い切る現代っ子の主人公・受流。
ボカシが入るのはスーパー攻め様たちとの、あわや!のシーンじゃなくって、神様相手に野〇でホカホカのブツ。
言葉の通じないスーパー攻め達と、漢気溢れる外見だけは理想の受けちゃん、そして現代のスーパーダリオさんの三角関係の行方はどうなる!
古の腐女子的にとっても楽しかった。