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tehodoki wa ai wo komete
攻・吉住隆之介(30代) 指導員
受・北里倭(25) 新人白バイ隊員
16歳でバイクの免許を取って以来、白バイ警官に憧れていた倭。
やっと白バイ警官になったのですが、指導員としてついた吉住に、運転技術への自信をコテンパンにされてしまいます。
訓練所の鬼教官も厳しかったのですが、吉住は別の意味で厳しい指導員でした。
下ネタ混じりの操縦指導。
セクハラまがいのスキンシップ。
なんなんだ、このオヤジは~!?
と慌てているところに見せ付けられた住吉の操縦テクニックに脱帽。
以来、下ネタに抗いながらももの凄い操縦技術を持った先輩として(一応)尊敬してゆくのですが。
住吉は最初から倭を狙ってた感があります。
いくら無精ヒゲのセクハラオヤジでも、好みじゃなければセクハラ発言も行動もしませんよね?
高速警備隊員としての仕事を一緒にこなしてゆく中で、信頼関係も芽生えるし、色々と気持ちも揺さぶられます。
倭は結構な意地っ張りで負けるのが大嫌いな性格。
鬼教官となにやら共通の秘密を持っている様子の住吉に悩んだり、事故ってケガをして怒鳴られ(心配のあまり、なのですが)落ち込んだり、気持ちを定めて告白しに突撃したり。
大虎に必死に向かってゆく子猫って感じで、カワイイです。
職業モノとしてもちゃんとお仕事して悩んでるし、恋愛も仕事と絡んでる。
この作品は関連作品のよりもずっと面白かったです。
真崎さん作家買いの1作で、高速の白バイ隊員同士(指導員×新人)です。
う~ん・・・もともと『お仕事もの』自体が苦手なので、その時点でもう入り込めませんでした。
こちらに限ったことではありませんが、仕事描写(こちらでは訓練やパトロール等)が延々と続くと『私は今何読んでんだ!?』とウンザリなんです。
しかもラブにも興味が持てない。何よりキャラクターが好みじゃないんです。
オヤジは基本的に苦手ですが、特に下ネタ連発系統は生理的にダメなので吉住(攻)になんの魅力も感じないし、倭(受)もこういう受キャラクター好きじゃない。
同時収録作『恋の特別調教中』は、牧野(攻・湊の同期)×守本(受・吉住の同期で訓練所教官)がメインです。
個人的に苦手な年下攻だけど、メインCPよりはまだマシではあります。でも、なんというか短いこともあってホントにつけたしって感じでしかなかったなあ。まあ、このCPで1冊読みたいとまでは思いませんけどね。
いろんな意味で、プリズム文庫の『SD(セキュリティドッグ)』シリーズを彷彿とさせる作品でした(あちらは教官と訓練生だけど)。出た時期もSDの1作目と同じ月だし、余計に差異をハッキリさせた方がよかったと思うんだけど。
それに、どうせなら私はSDシリーズの方がまだ好みなんですよね。
申し訳ありませんがつまんなかったです。