電子限定かきおろし漫画付
帯のこの文字だけで胸がキューンとなったのですが、中身もスゴく良かったです!
もう2人とも可愛い。キュンキュンしっぱなし!
初コミックということでしたが、ストーリーも絵柄もよくて、あっという間に読み終えてしまいました。
ただ仲良しな二人の生活が見れるだけでいいので続編おねがいします。
綴屋めぐる先生のデビューコミックスです。
両片思いの幼馴染ストーリー。設定も最高ですが、絵柄もめちゃくちゃ可愛いくて最高なんです!!
家庭環境が少し複雑な社会人・尚(受)と、大学生の創(攻)は、念願の同居を始める。尚に「おかえり」と言ってあげたかった創からの提案だった。人生脱線スレスレだった尚と、それを支えてきた創。お互いのことが大好きなのに、その関係を壊せずにここまでやってきた。恋人になりたいより失うほうが怖い。側にいられるだけで、と思っていた関係が、同居をきっかけに少しずつ変わっていく。
ほんとに、ほんとに。些細な事で少しづつ変わっていくんです。劇的な事は何も起こらない。ただただ愛おしいという気持ちが、ちょっとしたことで溢れていく。
ありきたりな設定ですが、ふわっとした柔らかい雰囲気がお話にピッタリで、スッと物語が体に入り込んで、ぽっかり心が温かくなるような、そんな作品です。
少し元気になりたいとき、幸せな気持ちになりたいときに、おすすめです。
幼馴染同士の両片思いラブ。
打ち明けられない思いがもどかしくて、あまりのピュアさに焦れてしまいました。
昔から約束していたルームシェアを始めた、創と尚人。
2人は小学生の時からの友だちですが、創はずっと尚人のことが好きで……と、いうお話。
自分の衝動よりも、尚人の傍にいることを優先する創が切なくもあり、いじらしくもあります。
尚人の創に対する思いは無自覚なのかな。
幼馴染として好きなのか恋心なのか、ハッキリしないままここまで来たのかな……と、いう印象。
元ヤンなのに寂しがりやで泣き虫な尚人が可愛くて、無意識に創のツボを突いてくるところが微笑ましかったです。
母親が家を出て、父親に暴力を振るわれながら生きてきた尚人。
そんな尚人を助ける創や、何も聞かない創の家族が温かくて素敵でした。
いつまでも変わらず自然に接してくれる優しさに、尚人は救われたと思う。
一緒に生活してお互いを意識していく中、ちょっとした誤解からすれ違っていく2人が切ないのですが、その事をきっかけに創は尚人に思いを伝えます。
ずっと側にいて支えてくれた……それがどんなに幸せな事だったか実感する尚人にグッと来ました。
友だちと恋人の境目を乗り越えた瞬間が伝わってきた!
尚人に対して一途な思いを貫く創が、部屋着は名札付きジャージなのにも関わらず段々カッコ良く見えてきました^^
王道のストーリーではありますが、2人の日常を切り取った優しい作品です。
エロは少な目ですが、お互いを思いやる気持ちが伝わってくる幸せなH♡
カバー下の〝2人のごはん事情〟も可愛くて、最後までほっこりさせてくれました。
作者様、初コミックスおめでとうございます。
絵が見やすくて、好きなタイプです。
序盤の創と尚のやりとりから幼馴染のほっこり同居ラブ…なのかな?と思いましたが、ふたりのお互いへの気持ちの強さが感じられる深い愛のお話でした。
強気だけど優しくて涙もろい尚。
その尚に一途な想いを寄せている創。
両片想いなのですが、尚は後から自らの創への気持ちの正体に気づくかんじで。
尚が好きだから。
創が居てくれたから。
幼馴染同士のふたりが今まで過ごしてきた時間
で築いてきた友情と、一緒に暮らしはじめた時間で創が募らせてきた愛情と尚の自覚した愛情とが重なり合い、お互いがそれぞれの中でかけがえのない存在なんだということがひしひしと伝わってきて胸が熱くなりました。
創が変わらずそばにいることがどれだけ尚の支えになっていたか…。
家庭環境が複雑で、辛い境遇だった尚が母親に伝えた「大丈夫」という言葉に表れているようでした。
想いが通じ合ったふたりのはじめての営みはあたたかくて、愛情が溢れていて、とても幸せそうで…。
これからは創が今まで抑えて隠してきた気持ちをめいっぱい全力で尚に向けて、ふたりでもっと幸せになってほしいです。
小学校から仲良しの幼馴染みBL。
時系列を行ったり来たりしながら、どのように友情と恋を育ててきたのかが描かれています。
このふたり、どの時代を切り取っても尊かったです。
時にほほ笑ましく、時に切なく…
現在は、家庭環境に問題を抱えている受けの尚人のためにルームシェアをしているふたり。
攻めの創は、今の関係を壊さないよう、幼馴染みという立場を守り続けてきたけれど…
実家住みの友だちから、アダルトグッズの受け取りを頼まれたことをきっかけに関係が動き出します。
とにかく創が良いやつ。
メガネ顔に似合わぬムキムキボディなのですが、それだって尚人を護るために筋トレしている成果なのです。
優しくて、真面目で、根気強くて。
そしてなにより、尚人が大好き。(←ここ最重要)
最高の攻め様でございます( ⸝⸝⸝¯ ¯⸝⸝⸝ )
一方で、尚人も魅力なキャラ。
創が庇護欲そそられるの分かります。
やんちゃな彼が持つ繊細な一面にやられました。
たとえば、中学時代。
創の笑顔を見て、ふと泣きそうになったところとか。
母親と久しぶりに再会するシーンでは、笑顔で別れ、創のところに帰って初めて涙を流すいじらしさったら堪らなかった。
「幸せそうだった」
きっとこの一言に込められているのは祝福の気持ちだけじゃないけど、寂しさだけでもないよね。
尚人の優しさと強さに感動!
それと同時に、創がいて本当によかったと思った瞬間でした。
正直、初見ではあまり萌え上がらずに読み終えてしまったのですが、読み返す内に温かくていい作品だなぁと。
ぶれない優しさに心が治癒される、そんなストーリーなのでひっかきまわす当て馬がいないのは長所だと思いますが、もし続きがあるのなら、当て馬を登場させて創の優しさが尚人「限定」であることをこれでもかというほど見せつけて欲しいです。