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表題作愛縁―きずな―

軌条敬春・軌条会会頭のヤクザ
柚木操・敬春の秘書で恋人

その他の収録作品

  • 春望 ~『虜囚 -とりこ-』後日譚~
  • 夜想 ~『情人 -こいびと-』後日譚1~
  • 初雪 ~『情人 -こいびと-』後日譚2~
  • 比翼連理 ~『愛縁 -きずな-』後日譚~

あらすじ

敵対組織と緊張状態が続く中、柚木操は軌条会の若き会頭で恋人・軌条敬春の秘書として働きはじめる。しかし守られるだけの日々に操は、いつか自分も敬春を支え、守る存在になりたいと願い続けていた。そんなある日、軌条会の組員がマフィア『青』に襲撃され人質にされてしまう。窮地の敬春を救うため身代わりに人質となる決意をした操。そしてひとり敵地に赴いた操を再び激しい陵辱が襲い―!?超人気『敬春&操』シリーズ感動の完結編。

作品情報

作品名
愛縁―きずな―
著者
あさひ木葉 
イラスト
笹生コーイチ 
媒体
小説
出版社
ワンツーマガジン社
レーベル
アルルノベルス
シリーズ
虜囚-とりこ-
発売日
ISBN
9784903012803
2.5

(2)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
4
評価数
2
平均
2.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

敬春×操シリーズ最終巻です

軌条敬春(ヤクザ 軌条会会頭)×柚木操(敬春の秘書) 

※この作品は『虜囚-とりこ-』『情人-こいびと-』シリーズの続編になります。

『虜囚』では操の敬春に対しての気持ちは“愛してしまうかもしれない”という微妙なものでしたが、次巻の『情人』ですったもんだあった末ようやく敬春を“愛している”と気付き身も心も100%結ばれた二人。操の両親の敵(軌条会との抗争を繰り広げた組織)の脅威も去り、どういう話の展開になるのかと興味津々で読み始めたのですが……う~ん正直『情人』がクライマックスだったのかなぁという印象です。

守られているだけではなく、自分も敬春や軌条会の役に立ちたいと自立心が芽生える操とそれを素直に喜べない敬春が微妙にギクシャクする中、警察庁公安部の人間が敬春に接触してきた事からトラブルに発展していくのですが、その後の展開がちょっと『情人』のデジャヴ!?という感じだったのが残念でした。

敬春と操はもう気持ちが通じ合ってしまいましたし、何かトラブルが起きるにしても同じような展開になるのなら、やはりここで最終巻になってしまうのは妥当かなと思います。ただ二人のラブラブなHも堪能できましたし、良かったなぁとしみじみ感じられる最終巻だったと思います(後日譚も良かったですし)。

ちなみに脇キャラの公安部の2人ですが、何か気になるキャラだなぁと思っていたらスピンオフ作品が出ている様です(『契愛-ちぎり-』)。やっぱりなぁ何か微妙な空気だと思ったんだよなぁ。

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