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表題作地球の上に朝がくる

帰山勢,30歳,脚本家
日夏俊哉,テレビプロデューサー

あらすじ

俺はずっとひとりだった、裏切られるが怖くて・・・テレビ局の敏腕プロデューサー・日夏俊哉。テレビドラマの人気脚本家・帰山勢。かつては恋人同士だったふたりが、帰山の裏切りが原因で関係はとっくに終わっていた・・・はずなのだが、再会と同時に忘れられなかった想いに囚われてしまい!?恋に溺れることにためらう、臆病な大人の恋の物語!

作品情報

作品名
地球の上に朝がくる
著者
神楽坂はん子 
作画
神楽坂はん子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
ミリオンコミックス HertZ Series
発売日
ISBN
9784813050469
3.4

(20)

(7)

萌々

(2)

(6)

中立

(3)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
13
得点
64
評価数
20
平均
3.4 / 5
神率
35%

レビュー投稿数13

大人の恋って

◾︎帰山勢(きやませい),30歳〜,脚本家×日夏俊哉,テレビプロデューサー
お仕事BLとしても楽しめて、山田ユギ先生が帯書いてるのは納得です。
すれ違ってくっついたり離れたりしつつも、最終的には引かれあってしまう大人の恋愛が面白い!付き合いましょうそうしましょうなんて言葉を交わすよりも、目があったら通じ合ってしまうんですよ。かといって身体から始まる恋というわけではなく、自然でリアルで2006年発売という古さを感じさせませんでした。

その他登場人物から猫に至るまで、絶妙な動きです。あんなに絡んできた麻生が最終回ではフェードアウトしていたのは少々面白かった。描いてもらえないんだその後をって言う笑
カバー裏で彼のいく末は分かります。

0

オンオフカップルの行方

オン/オフを繰り返すカップルのクロニクル、といった物語です。
いや、編年史ではないか…
駆け出しの放送作家から人気脚本家になった帰山と、TV局のADから今はプロデューサーに昇進した日夏の2人の過去と現在を行ったり来たりして、出会い、蜜月、別れ、再会、歩み寄り、不信、また別れ、そして…
…という感じで、多分お互い唯一的な相手、いつでも心に引っかかって、彼でなければ本気になれない、そんな相手なんだけど。
仕事でぶつかったり譲れなかったり、他の誰かの存在を疑ってしまったり、と盤石の関係性を保てない。
なぜだか不安定で、だからこそ情熱的で。
彼らのくっついたり離れたりを、帰山の姪の美少女アイドルや、日夏に憧れるけどアッシー扱いのバラエティタレントや、初めて愛し始めた頃に拾って2人で育てていた猫のオレンジィ、新進気鋭の新人脚本家などを絡めて描いています。
しかし、くっついたの別れたののモダモダ、とかいつまで同じことやってんの、とかではなくて2人は攻め受けは完全固定なんだけど非常に対等的で、逆に受けの日夏の方が情熱的だったりで、2人の恋愛の歴史はなかなか刺激的なのです。
また、2人のビジュアルもいいです。特に帰山のセンターパートの黒髪に黒づくめのスマートなスタイルはすごくカッコいい!
ラスト、数年の別れを経た後、再び同居するようになる2人。
でも、この2人、また同じこと繰り返しそう。これからも深刻ではないにせよ誤解やすれ違い、いろんな事がありつつそれでも情熱的な2人でいるんだろうな…

神楽坂はん子先生の世界、すごく面白いです。おすすめ!

1

地位も名誉もある大人のぐだぐだな恋愛

あれ?
ナニコレ、めっさ好みなんですけど。

特に期待しないで業界もの読みたくて買ったのですが、こ、これは!
とてつもなく好みでした!!
話としては、脚本家とプロデューサーがくっついたり離れたりしているぐだぐだ話なんですが、脇役三人(オタアイドル、あほのこ俳優、オネエのメイクさん)とにゃんこがいい味出してました。
特に女子(笑)二人にいい様に使われてる藤巻くんがたまらんです。

ああ、でもこれってそれなりの大人が読んでお楽しい話かもしれません。作者さんも仰ってますが、地位も名誉もある大人がぐだぐだな恋愛してるのがいいんですよ。
雰囲気的には某鎌倉が舞台のドラマに似てるかも。
あれよりは恋愛色強いですけど、何となく。
このままこの二人はぐだぐだ一緒にいるんだろうなあ。
いいですねえ。
ただもどかし過ぎるので、駄目な方は駄目かも。
すごく大人げない感じですが、実際もこんなじゃありませんかね?
そう考えると、結構リアルな気も。
そして、マリエちゃんと藤巻はくっついちゃえよう!(笑)

すごく勿体ないと思うのですが、表紙が同人誌っぽいような?
この表紙から中身は全く想像つかないです。
タイトルも、読み終わって見ても「?」しっくりこない。
とてつもなく勿体ない気がしてならないのですけれど。
表紙詐欺の逆は何というのでしょうかね?

2

漫画としては面白い

表紙絵柄が好みで手に取りました。

シナリオライター×プロデューサー、擦れ違いで別れたカップルの再会モノ。
シンプルな絵柄は好みが分かれそうですが、私は好きでした。
ストーリーは、結構読ませます。
視聴率とか俳優降板とか脚本のコンペとか、業界話は結構自然に書かれていて、わざとらしさがありません。
再会した二人が結ばれる過程も無理がなくて、結構ほのぼのと見届けられます。

しかしいかんせん、色気がない。
シンプルな絵柄でも萌えられる作品は多いのですが、この主役たちには魅力が少なく
エッチシーンがセクシーに見えないのがとても残念でした・・・
やることやってるんだけど、なんか萌えられるエロさではなかったです。

構成力はある作家さんだと思いましたので、他の作品も読んでみようと思います。

0

も、も、も、もどかしい…!!

初めて読んだのが一年くらい前でレビューにあたってもう一度読みました。
友人の強い勧めのもと買ったと記憶しています。

脚本家 帰山とプロデューサー 日夏のもどかしい大人の恋物語です。

非常にもどかしいお話でした。つっくけばいいのにっ。あ、くっつかなかった!お、くっつく??あれ、くっつかない…。。あぁ、くっついた!………じれったさは満点であります。すれ違いが多くこれが大人の恋ってやつなんでしょうね。学生BLをよく食す私はそれとは違うじれったさ強い萌えは感じませんでした。エッチはしてるのに盛り上がりに欠けるというか……途中まで普通だったのに突然なだれこんでエロシーンって感じがあまり好きではないようです。
日夏さん単体としては良い受けだったと思います。照れてる様子がとても可愛いですw最中も相当動き喘いでいる様子がエロいww設定ができる男なだけに、そんな人がベッドの上だとこんな風になると思うと萌え萌えしてしまいますw
現実でも『このドラマの脚本家とプロデューサーがもしかしたら仲なのかな』とか思うとお話が3割増しで面白く見えるかもですね^^おっとっと…、失敬。

はん子さんの絵柄は好きなので評価が高いものには手を出していこうかと思っています。

1

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