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表題作聖夜と雪の誓い 少年花嫁

高校生・陰陽師の香道・御剣流の後継者・御剣香司
妖怪が見える高校生・松浦忍

あらすじ

忍の身を案じて、百日百夜の清めの儀は中断された。
安全に呪いを解くための方法を求めて、忍と香司は寸又峡温泉、紀伊熊野と、各地を回ることに。
一方、プライベートでも、香司の勘当、複数の恋人疑惑と、二人の関係を危うくする出来事が連続する。
不安で揺れ動く忍の心、執念深い鏡野継彦の陰謀、そしてなかなか解けない謎の呪いの正体。
忍と香司の行方には果たして何が待っているのか。

作品情報

作品名
聖夜と雪の誓い 少年花嫁
著者
岡野麻里安 
イラスト
穂波ゆきね 
媒体
小説
出版社
講談社
レーベル
X文庫ホワイトハート
シリーズ
少年花嫁
発売日
ISBN
9784062559157
2.6

(3)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
7
評価数
3
平均
2.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

香司に送ったクリスマスプレゼントは何‥?

忍が「女に見える呪い」を解くための百日百夜の清めの儀。
しかし、その呪いこそが実は忍を護っていると前巻で静香に言われ、
じゃあ無闇に呪いを解くわけにもいかねいよね
っというわけで清めの儀はとりあえずお休み。
この巻は忍の呪いを解く方法を探し出す旅的な要素が強いです。
呪いを解く試練に芥川の「杜子春」を思わせる
(私だけかもしれませんが)描写があったりしておおーぅと唸りました。
巻の初めの方で、香司が忍との仲を父親にカムアウトして
勘当されるのですが、呪い解き行脚がメインで、
父親との関係はこの巻では棚上げです。

そうそう、継彦がただの悪役から憎たらしい悪役に昇格しました。
そして少しずつでも確実に、己の野望を叶えていく継彦。
残りあと2巻。続きが楽しみです。

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