黒狼宰相は白銀の皇子を執愛する

kokurousaisho wa hakugin no ouji wo shuaisuru

策士な黒狼宰相×庶民派天然皇子の、中華風ケモ耳ファンタジー!

黒狼宰相は白銀の皇子を執愛する
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×29
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

119

レビュー数
3
得点
52
評価数
13
平均
4 / 5
神率
15.4%
著者
魚形青 

作家さんの新作発表
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イラスト
壱也 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
レーベル
角川ルビー文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784041116821

あらすじ

「お前と俺は宿命のもとに結ばれていると思わないか?」

地方で実家の書店の手伝いをしていた雪明のもとに、黒い狼の耳を持つ居丈高な宰相・楊天宇が訪れる。皇太子候補の薨去にあたり、新たな候補として第七皇子の雪明にも招集がかかったのだという。庶民の自分には縁のない話と思いつつ、天宇について宮殿へ向かう雪明。案の定、後ろ盾のある皇子達から嫌がらせを受けるが、何故か雪明を皇帝にしたい天宇が全力で守ってくれる。彼の熱意に流されそうになる雪明だが、世継ぎを決めるために、怪しげな「秘儀」が行われると知り…?

表題作黒狼宰相は白銀の皇子を執愛する

楊天宇,永の国の新しい宰相
李雪明,永の国の皇帝(狼人)の血を引く青年

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数3

最後までドキドキ⇝♡

魚形先生の作品はすっと入り込めて読みやすい。1作目が面白く、イラストも可愛かったので購入 第七王子の雪明と黒狼宰相の天宇。皇太子選定の為、都に上がった雪明。嫌がられせされるも天宇が守ってくれて‥というお話 素直で謙虚な雪明を、国民のため皇太子にと願う天宇の気持ちは解る。ただあれだけ守られると雪明が惹かれるのも解るので、天宇の知る所で他の人を抱けと言われるのは辛いよね。皇太子の資格を得ても、皇太子としての雪明のみ求められてるようなのも虚しい。天宇が想いを伝えた時はほっとた。楽しく可愛く時に切なく面白かった。

1

独特な世界観を放つ作品

初読みの作家さま。
表紙が綺麗で心惹かれたのと、あらすじを拝見して面白そうだなと思って手に取りました。

登場人物たちのお名前から、なんとなく中華風味が漂う作品。
かつ、モフモフ。
お好きな方にはたまらない設定のお話かと思われます。




主人公は雪明。
彼が住まう国の現皇帝の落胤だ。雪明を身ごもった母親は宮廷に入ることなく、雪明は皇子という身分でありながら庶民と同じ生活を送ってきた。

が、皇帝が病に倒れ、次期皇帝とみなされていた第一皇子と第二皇子が相次いで逝去。第七皇子という継承権はかなり低い雪明ではあったが次期皇帝候補として招集がかかることに。庶民として生きてきた雪明にとってお世継ぎ問題は自分とは関係ないことと高をくくっていたが、雪明を迎えに来た宰相・天宇は雪明を次期皇帝にするのだと言い切っていて―?

というお話。

庶民とか、そういった身分制度はありますが、今作品の面白いところはそこに加えて狼の耳やしっぽがある人の方が位が高い、という世界観。

皇帝はケモ耳あり。
亡き第一皇子、第二皇子にもケモ耳あり。
が、第三皇子以降の王子たちにはケモ耳無し。

で、ケモ耳がある皇子が、次期皇帝になる。と、まあ、そんな舞台のお話です。

自分は次期皇帝の器でないと、端から後継者争いに加わる気がない雪明と、他の皇子たちとの駆け引き。がメインかと思いきや、今作品は皇帝になる気のない雪明vs彼を皇帝にしたい天宇、の構図のお話なのです。

ふわふわしてておぼこい雪明に、横柄な態度で口うるさく指導する天宇。
実は彼らには、過去に接点があってー。

独特な世界観。
イケメンで有能、でも口が悪くちょい悪な空気感を醸し出す天宇。
ケモ耳がない皇子たちの、後継者争い。

うん、面白くはあるんですよ。
でもちょっとくどいっていうのかなあ…。

はじめは天宇に反抗していた雪明が、天宇とのやり取りを経て、少しずつ彼に恋していく。けれど、天宇は「雪明」という人物を求めているのではなく「次期皇帝」になる雪明、を求めているだけ。そのすれ違いがBLとしての軸になると思うのですが、まあこのくだりがくどくど続くっていうのか…。雪明の天宇に届かない恋心、という部分がクローズアップされているためか、肝心の皇帝になる、という部分は置き去りだった気がします。

が、読者には、この二人の感情が読み取れるんですね。王道の両片想いだということが。なので雪明自身は天宇への想いを持て余しぐるぐるするわけですが、ベースとしてはシリアス度はさほど高くない。

皇帝になる条件の「ケモ耳」。
これを発現させるための行為も、ああ、まあそういう感じね…、とちょびっと生ぬるい感想を抱きました。天宇と雪明の濡れ場を描くための方便、だと感じてしまったからかもしれません。

反対に言うと切ない部分もありますが、総じて天宇の雪明への想いはダダ洩れなためか、シリアス過ぎることはありません。痛い展開やシリアス過ぎる作品はあまり得意ではない、という腐姐さまでも安心して読める一冊かと思います。

3

狼人設定は楽しかったですが

今回は若き宰相と第七皇子のお話です。 

新宰相の攻様が白羽の矢を立てた受様が帝位につくまで。

受様は海辺の街に皇帝が行幸した際に
母との一夜で生まれた第七皇子ですが、
母は後宮入りせず受様は伯父の家で育ちます。

皇帝は神狼の血を引き狼の耳と尻尾をもつ狼人で
母は夢見るように父を語ります。

受様が10才の祭りの日に母と宮師で対面した父皇帝は
母の話通り威厳がありながらも優しい方でしたが

女官たちは丁寧な物腰ながらも
どこか冷ややかに母子を見下す雰囲気があり
受様は幼いながらも違和感を抱きます。

翌日、故郷へと戻る受様に
父皇帝は国の歴史書の壱の巻を授けながら
「次に京師へ来たときには次の感を渡そう」と
言葉を掛けてくれますが

以降受様が京師へ向かう事はなく
実家の書肆を手伝って過ごしていますが
受様は母似の美貌で厄介ごとを巻き込まれる事も多く
店の奥で本を読む日々を送っていました。

そんなある日、皇帝が重篤な病で倒れ、
跡目を争う戦が起こったという話が舞い込みます。

第二皇子が第一皇子の宮に焼き討ちを掛けて
第一皇子は重症、第二皇子は討伐されたと聞いても
受様には小説のような話にしか思えません。

ところが重症だった第一皇子が身罷ると
宮師から狼の耳と尻尾を持つ
若き宰相が海辺の街を訪ねて来ます。

彼の登場で受様の未来は一変する事になるのです。
この宰相こそ今回の攻様ですね♪

攻様は最少だった父が第一皇子達の戦いで落命し
宰相位を継いだばかりでした。

攻様は病の篤い皇帝の後継者を決めるため
受様に京師へ誘うために来たと言いますが
恭しいながらも国家の大事であるからと
受様に否応を言わせません。

受様は自分が選ばれることはないと思いますが
攻様が聞き入れてくれるとは思えず
せめて京師への旅を楽しもうと決意します。

はてさてこんな受様に待ち受ける未来とは!?

田舎町で暮らしていた庶子の受様が
新宰相となった攻様に見いだされて皇帝となるまでを
描いた中華風ファンタジーになります♪

前作の受様も書物が大好きな方でしたが
今回の受様も書物に囲まれて過ごしたいお方です。

その為、京師への旅の途中では
大きな書肆を見つけるとルンルンで引き寄せられ
攻様を呆れさせりするのが面白かったです。

攻様は父亡き後、宰相となりますが
10才までは妓女の母と妓楼で育った庶子で

皇帝の息子と言う矜持のみ強い皇子達の
愚鈍さと傲慢さを見せつけられた事で
何物にも染まらず真摯な受様を
自分が仕えるべき皇帝としたいと望むのです。

傲岸不遜な攻様に押せ押せで迫られても
受様は多少は知識があっても庶民である自分が
人々を導くべき皇帝になれるとは思えません。

それでもともに過ごす事で
攻様の出自や立場を知る事となる受様は
彼の力になれたいと思うようになっていきます。

そんな受様の恋はBL的には鉄板な展開ですが
受様を皇帝にしたい攻様がどうやったら
受様と恋仲になれるのか!? とワクワク&ドキドキ
楽しく読ませて頂きました (^-^)v

特にお祭りで散策するシーンが良かったです♪

但、皇族は狼人の血を引くという設定で
狼の耳と尻尾を持つ事が皇帝の資質という設定は
もふ好きとしては面白かったですが

耳尻尾を持っていた皇子は死んだ2人のみなのに
狼人の女性は沢山いるっておかしくない!?
攻様が〇〇〇しなくても狼人になったなら
受様も攻様と同じ方法で狼人になれたのでは!?
と言う点が気にかかり

最終コーナーで作者の踏みたいイベントへ向かうべく
強引に展開したように感じました。

1

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