【電子限定おまけ付き】【イラスト付き】
小説
アムール族の男は本当にどうしようもないな!というかセルゲイ、お前だ!!
とーーーっても分厚い本で表紙は笠井さんのイラスト。わー、シリアスかな?最後まで読めるかな?と心配でした。
が、あれ?なんか軽い口調なセリフや読みやすい文章。スラスラ読めました。しかし長かった。
とにかくセルゲイ、いい加減にしろーーーっ!ジークの一年間を思うと正直ラストに感動できません。
エルマーとジークの二人の仲の良さや忠信のほうがよっぽど良かったです。
今は言えない、待ってくれ、信じてくれって…。しかもその理由が一冊ほぼお預けでジークを苦しめるほどの内容か?で。
しかも初夜を一年待つ理由も。怪しい薬の使い方も。ジークの人権!なんだと思ってるの?
というか全てちゃんと伝えてればジークがここまで苦しまなくて済んだのに。ミラナへの嫉妬でセルゲイの言うことを信じられなかったのもあるけどさ…。
エルマーの成長だけが喜ばしかったです。
ジークとセルゲイのあれだけこだわっていた世継ぎの子育てや子供への関わり方や想いもなんだかなでした。
なろうで、ずっと読んでいた作品の商業化。 幻冬舎コミックス 書き下ろしSS付き。
酷評が目立つので、応援したくなってしまう。
これは「嫌われる」がテーマの小説なの。コメディタッチの面白い内容だと思うけどなー。
私は電子版を購入。
当然だけど比較すると 商業本のほうが配列が綺麗、洗練されて読みやすくなってました。
感激したのは笠井先生の挿絵。
笠井先生、ありがとう。私の脳内妄想より、はるかに美麗な姿に描かれていて、感激。
★ジークは、自分をガチムチと理解しているけど、実際は獣人と比較したら華奢。
特に顔は美麗と設定されていないけど、笠井先生のジークは可愛い美男。
★セルゲイは、取り越し苦労を暴走させる、赤毛の巨漢虎獣人。
運命の番のジークに一目ぼれして痺れた瞬間から、ずっとずーっと暴走。
原題の3.5秒の意味は、発情期の状態のこと。
ジークの夫・セルゲイは不死身の持久力を持つ先祖帰り。3.5秒で早漏してはすぐ復活。
★前半は、ストレスたまる展開。
何をやっても裏目に出るセルゲイ。セルゲイに不満を叫び続けるジーク。
でも、それでいいのです。なぜなら、それがお題だから。
→「嫌いアンソロ」参加作品。
【基本設定】主人公が嫌いになる、もしくは嫌われる話
【共通テーマ】私(僕)が頑張って隠してることを教えてあげようか
【必須ワード】「証」
難を言うなら、長編のダレ解消。
著者とナロウファンのフェチを満たすサービスで長編になっているけど、
別編に出すことにして、思い切って分割して、この作品は短くし立て直しをしたら良かったかも。
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番外編の投稿あり
「面妖な……」と称される例の薬の開発秘話を綴った外伝 が更新中です。
「あやしい薬の作り方」 https://novel18.syosetu.com/n6599fo/
今回は帝国の皇太子の虎獣人と
王国の第六王子の純人のお話です。
政略結婚で嫁いだ受様が
名実ともに攻様の大切な相手となるまで。
この世界には人間だけでなく獣人や亜人等
様々な種族が国を作って暮らしていますが
今やただ一つの王国を除いて
王族ですら純血の種族は存在しません。
その唯一の国が受様の生国・ロンデスバッハ王国です。
ロンデスバッハは大陸から少し離れた島国で
鎖国により純粋な人族だけが暮らしいました。
しかしながら2年前、
周辺諸国の勧めで開国にふみきってみると
文化も発展も遅れた時代遅れの小国となっていたのです。
王は遅れを取り戻すべく幾多の改革を行うとともに
他国の技術や知識を容易に手に入れるために
自らの王子と王女を売り出したのです。
受様は母が平民出身で後ろ盾もない第6王子で
王位継承権も放棄して軍属していましたが
最後の未婚者となって王から政略結婚を
言い渡されるのですが
相手は北の帝国の皇太子だったのです!!
この皇太子が今回の攻様です♪
かの帝国は虎人族の治める国ですが
繁殖能力が低すぎて男でも妊娠できる薬まであり
子沢山の王にあやかりたいとの申込みだったのです。
受様は動揺しつつも受け入れるしかなく
半年後には気心の知れた侍従と帝国へと向かいます。
果たして北の帝国で受様を待ち受ける未来とは!?
WEB小説サイト「ムーンライトノベルズ」にて
連載されたWeb小説を加筆修正しての書籍化で、
政略結婚で虎獣人の攻様に嫁いだ純人の受様の
すれ違いラブコメディになります♪
長く続いた鎖国によって
他国よりず多分に遅れてしまった国の発展のため
王の子供達は見知らぬ国に嫁いでいきます。
しかも結婚相手は
自分達とは見た目も違う獣人や亜人で不安なのに
受様の相手は虎人の皇太子という同性であり
攻様の子を産む事を期待されての輿入れなのです。
もふもふファンタジーは大好きですし
男性同士でも妊娠させる秘薬、
政略結婚というパワーワードにも
ワクワクして手にした1冊になります。
受様は多大な決意の上で帝国に向かいますが
帝国では皇太子妃の座を巡る内紛まで起こっていて
受様は道中で襲われると言う最悪の事態を迎えます。
絶体絶命の受様を助けに現れたのは
なんと攻様本人で受様は攻様に好印象を抱くのですが
攻様は婚姻式を挙げて受様が妻となっても
大事な初夜をスルーしたばかりか
全く閨を共にしようとしないのです!!
物語はそれぞれの視点で進むので
読者には攻様が受様に惚れている事は判っていますが
攻様は受様にその事情を一切告げないので
受様のぐるぐるは深まるばかりです。
そんな攻様と受様のすれ違いに
受様の存在をよく思わない貴族達の横やりが入り
なかなか2人の仲は進展しません。
2人のすれ違いは多分に
攻様の半身に対する理想と妄想と思込みが原因なので
そのあたりにムムムッ!? ってなると
非常に引っかかってしまう展開でしたが
私は結果がよければグルグルは大好物なので
受様の誤解が解けて攻様と結ばれるまで
どうなったら好転するのかとワクワク&ハラハラ
楽しく読ませて頂きました (^O^)/
WEB小説だからかもですが
詳細に書き込んでいるシーンがあるかと思えば
あっさり飛ばれてしまう場面もあって
物語の濃淡が作者の好みに寄ってる感じがしました。
コミコミ通販したので小冊子も読んだのですが
この小冊子分まで納めらていたら
しっかり「完」って感じられたと思います。
笠井あゆみ先生の素敵なイラストと、獣人殿下と政略結婚という単語に惹かれて購入しました。
どんな切ない展開が待ってるのかと期待して読んだんです。どんなに読み進めても切なさは訪れずに、こちらの作品はコミカルなのだと知りました。何の知識も無かったのでこちらの作品を誤解してたようです。
でもコミカルな作品はそれはそれで好きなのです。
しかし、攻めのセルゲイと受けのジークフリートの壮大な思い違い、すれ違いのままに終盤まで進んで行くのに読んでてちょっと疲れてしまいました。
冒頭のジークフリートの母親の言動に昭和の香りを感じてしまった辺りから嫌な予感はしてたんですよね。(^^;)
それとセルゲイが話を聞かない独善的な性格だというのは気にならなかったんですが、冷たい態度のジークフリートに対して情け無い声を出すセルゲイに萎えてしまいました。
全般に渡ってそんな様子だったので、獣人殿下に求める格好良さは何処にって思ってしまいました。獣人BLを読むにあたって期待するのはそこだと思うんです。
それから途中にある誤字も気になりました。これだけ長い作品になるとしょうがないと思いますが、せっかく紙本になるのだから担当者さまにはもっと頑張って欲しいと思いました。
他の方が書かれているように面白さのある作品、、なんだとは思いますが、私には読み進めることができませんでした。
攻のキャラクターが受け付けない感じといいますか、とにかく読んでてしんどいと思ってしまったので半分ほどで離脱しました。