未開の身体を快楽に染める、プライドが衝突する攻×攻開発BL!

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表題作俺の世界を破壊する男

久住
橘,リーマン

同時収録作品俺の世界を破壊する男

橘,リーマン
橘の元セフレ

その他の収録作品

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あらすじ

「アンタの本質は抱かれる側だ」

“タチ専”である橘の好みは、可愛くて華奢な男。
でも少し別の刺激が欲しいな、と思っていた頃だった。
久住に声をかけられたのは。

ネコだという言葉を鵜呑みにして入ったホテル。
おかしいと気づいた時にはーーー悪魔が笑っていた。

「お前みたいな奴を、メスにしてやるのが好きなんだよ…」

豹変した男から容赦なく与えられる快楽。
理性を手放すのに、そう時間はかからなかった。

プライドと欲望の狭間で揺れる、攻×攻陥落BL!

作品情報

作品名
俺の世界を破壊する男
著者
森谷理 
媒体
漫画(コミック)
出版社
シュークリーム
レーベル
from RED
発売日
電子発売日
ISBN
9784910526065
2.9

(40)

(1)

萌々

(9)

(19)

中立

(9)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
7
得点
107
評価数
40
平均
2.9 / 5
神率
2.5%

レビュー投稿数7

もったいない!

攻×攻で、タチ専がネコにされちゃうパターン大好きなんですが、受けがどう見ても最初から受けで、あまりにもタチ専に見えなかったのが残念。
お話の流れも、初めてのネコを経験→「お前はこっち側なんだよ」と暴かれる→そんなはずない!タチに戻ってやる!→あれ?物足りない…というあまりにもよく見る構成で、ここまでセオリー通りな展開なのもなぁ…というのが率直な感想でした。

その後、ちるちるでインタビューがあったので読んでみると、
>選び取る物が無意識に世間と逆カプのどマイナー人間なので、担当さんにご指導頂き、自分の感性頼りに描かないようにしました。
の一文に全てが集約されているように思います。

オリジナリティがあまりにも薄い、定番をなぞるだけのようになってしまっているのはこの作品創りの体制によるものだったのかなと。
きっと、デビュー作ということで担当さんとよりよいものをと考えて創り上げたのだと思うのですが、そもそもfrom REDって王道を売りにしたレーベルではなかったように思うので、次回作があるならぜひ先生の思うままに、たとえマイナーでもご自身がこれ!と思うものを描いていただきたいです。

絵がとても綺麗なので本当にもったいない。
何なら私は久住が受けならとても喜びましたよ。攻めの中の攻めって感じなので。そういうことではないかもしれないですが。
今後に期待したい作家さんです。頑張ってほしい!

14

これは「攻防」か?

ちるちるのインタビュー記事を参考にして購入。

私は元々「攻めx攻め攻防」というものが苦手なんですよね。ならなんで読む?と言われそうですが。
結局のところ、「攻めが受けになる」という状況読みたさというか。リバーシブル大好きなもんで。
その上で、一番読みたいコレ系(攻x攻モノ)はズバリ!
「攻め男と攻め男が、どっちも受けも体験して柔軟に攻め受け流動になる」
コレですよ。
こういうのを求めて、良さげな作品を追い求める。
さて、本作。

自らを「タチ専」として、後腐れない一方的セフレ関係だけを結んできた橘。
ある日、ネコを装って近づいてきた男に逆にネコにされ。
快感を得てしまったがどうしてもプライドが許さない。
後ろは疼くが口だけは屈せずに…
的な?
ストーリーは正直よくあるパターン。
はいいんだけど、攻めの久住の心理描写が少ないのでただ橘だけがキャンキャン小うるさく吠えてて久住は余裕ブッこいて、と読めてしまうのが残念だと思う。
つまりは「攻防」にすらなってないわけよ。
単に橘は完全受けになって久住の恋人に収まりました、という。
攻めだったのに、という動揺やグルグルを中心に読みたい方には合うとは思う。
絵柄は良いと思います。
目に読みやすいのは素晴らしいし、インタビューで「王道を目指した」との事でしたのでそれは達成されていると思います。
私個人は、久住も他の誰でもない「橘」に惹かれていったのだという心理状態、また橘に出会って初めて起きた心境の変化などが少しでもあれば、もっともっと良かったと思う。

4

チョロインだった

攻防はしてなかった!!最初から受けがチョロすぎた!いじっぱりなところは可愛いなと思いました〜!!

0

攻め×攻め、という文句に惹かれたけれど

あらすじに書かれている「攻×攻陥落BL!」という文句にフラフラ~と吸い寄せられるようにしてお買い上げ。可愛い受けちゃんも良いけど、雄っぽい受けさんも良いよね。

ということでレビューを。






主人公はリーマンの橘。
彼はドSでタチ専を自認している。そして、恋人は不要。彼の望む「セックス契約」を結んでくれるセフレとの関係を楽しんでいた。

が、ある日バーで一人の男性に声を掛けられる。イケメンで、「タチ」の空気感を纏う久住という男性。タチには興味がない橘だったが、「自分はネコ専」といった久住の言葉を信じてホテルへと赴くが、そこで久住は豹変し―?

というお話。

一言で言ってしまうと、よくある話だな、というのが正直な感想。タチ×タチで、どっちがネコやる?という展開。が、今作品はそこに愛情が存在しているわけではありません。もともと恋人同士という二人ではないし、たまたま見かけた好みのタイプの男との遊びでの関係。どちらが攻めをするか、という、男のプライドをかけた勝負、といった側面が強い作品かと思います。

んー。
完全に好みの問題だと思うんですよ。
イケメンで、攻めオーラビシバシの二人の男が、攻めをしたくて奮闘する。それはそれでアリではある。が、個人的に、そこに愛が存在していてこその濡れ場、という展開が好きなので今一つツボに入らなかった。

久住という男性は凄く俺様なんですね。
半ばだまし討ちのような形で橘とホテルに行き、無理やり抱いてしまう。もともと久住は橘のことを好きだった、という展開であったならそれもありかと思うのだけれど、久住から橘への愛情を感じないので、橘を屈服させたくて無理やり抱いた感が否めない。

タチを気取ってても、お前は男に抱かれる方が好きなんだよ。

っていう感じ。
これ、自分がやられたらと思うとぞっとする。

そしてもう一点。
橘の攻めオーラが揺らぎないのは序盤だけ。早々に軟化してしまう。もう少し粘ってほしかったというか何というか。橘が久住に抱かれても良いと思うその理由が、「快楽」であったようにしか読み取れなかった。いや、それでも良いんですけどね、それだと単純に攻めさんがメス堕ちしちゃった、という流れになるわけで今作品の軸がぶれる気がするんですよね。

攻め×攻め、という心惹かれるパワーワードですが、それぞれが「自分は攻めです」っていう立場にいるだけ。精神的に強くカッコいい攻めさんが受けになる、といった展開ではなかった気がしました。

が、絵柄はとても綺麗で、濡れ場もとってもエッチ。
綺麗な受けさんがお好きな方にはお勧めかなと思います。

10

好きなところを探すのが大変

攻め×攻めとはいったい…普通に最初から傲慢男×流され女です。しかもどっちも性格が悪い…デッサン狂いが気になる…顔が全員同じなので黒髪キャラの見分けがつかない…ストーリーはセリフから流れから全部既視感しかない…そして何より古臭い。わざとらしい間の取り方が昼ドラでした。
すごくよく分かるのは、描いた人の嗜好かなあ。あぁこういうのお好きなんですね!っていうのが伝わってくるというか、既存作品の好きな場面を繋ぎ合わせて作った感じです。なのでキャラが薄くて、受けは思考できない人になっちゃってる。
正直趣味で描かれた自分用漫画かな?と思いました。
中身に良いところは見つかりませんでしたが、タイトルだけは好きでした。
(タイトル買いでした)

4

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