• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作楽園で恋に堕とす

咲耶島恒忠,大学生実業家
揚羽,高級男娼

その他の収録作品

  • 2.22(描き下ろし)

あらすじ

どんな愛欲も満たす楽園・高級男娼クラブ「エリュシオン」。
ここでトップクラスの人気を誇る揚羽は、実は普通の生活に憧れがあり、足抜けのため後ろ盾を探していた。
ところが新規の客で若き実業家・咲耶島恒忠はお金持ちでエッチも上手いけどかなり横柄で、揚羽は彼をピロートークで怒らせてしまった。
しかし恒忠は翌日また揚羽を指名して、
「2週間で俺に惚れてみろ、そうすればこのイカれた楽園からお前を解放してやる」
と言い放ち…!?

ハイクラス向け秘密クラブの期間限定ピュアラブストーリー
描き下ろしつき

作品情報

作品名
楽園で恋に堕とす
著者
九尾かや 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784832291799
4.1

(60)

(27)

萌々

(17)

(13)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
11
得点
245
評価数
60
平均
4.1 / 5
神率
45%

レビュー投稿数11

赤面する攻めはかわいい

めんどくさくてピュアな攻めがかわいい1冊でした。
攻めの赤面顔がお好きな方はぜひ。

ハイクラスな人間向けの高級男娼クラブ・エリュシオン。
ありとあらゆる秘密が守られたこの楽園で、一夜の夢と快楽を求める人々と、訪れた人々に夢を売る美しい男娼たち。
まず、ただの高級クラブではなく、学びたい男娼には教育を受ける機会を設けたり、その支払いは自分で稼いだお金で支払う等、クラブの設定自体が面白かったです。
嫌々働いている男娼は1人もいなさそう。

クラブの古株でNo.2の揚羽を、半ば予約に割り込むようにして指名してきた若き実業家の恒忠。
帯にもある通り、2人が繰り広げる純粋でめちゃくちゃな期間限定の恋のお話なのですが…
なんといっても攻め・恒忠がめんどくさくてピュアで不器用なのがすごくかわいい。
一見傲慢そうな御曹司さまなんですけど、その道のプロである揚羽とのやり取りの合間に隠し切れない初心さがちらちらと見え隠れしていて、なんだか憎めない愛らしいやつでした。
そんな、普段相手にしている客とはちょっぴり毛色が異なる恒忠と過ごす内に、恋を知らない男娼の揚羽はどうなっていくのか?
受けの揚羽も良かったのですが、今回は攻めの方に魅力を感じたかな。

絵柄は終始綺麗で、雰囲気も明るく読みやすいです。
揚羽の瞳の表現が印象的でした。濡れたような瞳というか、これは売れっ子になりますよね。
店の設定はおいしいですし、他キャラクターもなかなかに濃いので、どちらももうちょっと詳しい掘り下げがあったのならもっとハマったかもと思います。

0

もっと評価されてほしいキャラ萌BL

表紙のえっちな美麗イラストに吸引力があります。絵の美しさは、さすがの九尾先生。

受けの揚羽の身体がとても綺麗。すらっと長い手足と、もちもちして柔らかそうなお尻がたまりません。これは高級男娼(確信)
赤面顔がかわいいのもポイント。

攻めの恒ちゃんはイケメン社長でありながら、中身は心優しく繊細なギーク。これは好きにならないわけがない。めんどくさいオタクみたいな振る舞いもなんとなく理解できて笑えます。

メインの2人意外にも、魅力的なキャラクターがたくさん出てきます。
最初は生意気そうにみえたエスメラルダくんの、不器用な女王様には脇役ながら萌えました。彼と中御門のペアはちょっとマニアックすぎる組み合わせかもしれませんが、私はお気に入りの2人です。

出オチみたいな濃さのキャラばかりですが、読んでいけば人間らしい面がどんどんわかってきます。キャラクターの振る舞いから、彼ら自身の背景がちょっと透けて見える感じが好きな方にはたまらないと思います。

エリュシオンという特殊な舞台設定と、個性的なキャラクターが光る神作でした。

1

一途で純愛!

びっち受けは苦手なのですが、男娼受けは結構すきで絵も好みだったので購入
エリュシオンという秘密クラブが舞台のお話
揚羽がとても可愛く小悪魔的な魅力の男娼です。他の男娼たちも個性的で魅力的でクスッと笑えるところもあり良かったです。
揚羽の過去が切なかった。決してマトモな人とは思えないけど、1番に可愛がってくれた父親との別れ、そしてもらったお金で買った父親の形見の指輪を大切にしてる。再び父親と会えたらよかっけど、残念ながらその描写はありませんでした
攻の恒忠が、王子系見た目とは全然違ってて俺様で横暴だけど実は一途で純情なとこが良いです
一番好きな場面は高校生の恒忠と揚羽がデートするところです
最後に揚羽がチュッとするところが最高に萌えました
エッチな場面はけっこう多くて、揚羽が恒忠の体を洗ってるとことか、揚羽のバニーコスとかプールとかも良いのですが、どうしてもあのチュッが可愛らしくて萌えるのです!恒忠がせが低いところが幼さを感じさせて、キレイなお兄さんに夢中になって7年も思い続けてるなんてほんとに純情だと思いました。
最後に2人の想いが1つになったことに拍手
思ったよりもすごく良いお話でした

1

攻め萌え

読んだ感想としては、これで終わり?!という感じ。
しっかり2人の気持ちにフォーカスされているし、ハッピーエンドではあるのですが、なぜだかそう感じてしまいました。

設定は濃いのですが、実際にそれらが前面に出ているわけではないので薄く感じたのだと思います。
登場人物のそれぞれに細かい設定があって、そこがとても魅力的だったので、もっと
掘り下げてほしかったです。

萌えポイントは、攻めが可愛すぎることですかね。
ビジュアル的にではなく、パリピな見た目でTHE童貞オタクな素直くん。
ひとりでぴゃ~っと突っ走って、駆け抜けていきます。
受けも置いてけぼりにされますが、読んでるこちらも置いてけぼりにされた気分。
でもなんだか憎めない可愛さがあります。

もうひと味ほしかったなあ、と思ってしまいましたが、過去からの再会ものの王道路線で楽しむことができました。

0

男娼モノでもライトでハピエン

一冊丸々表題です。
絵柄は好みが分かれると思います。
隣の慧君~の時の方が好きでした。


横柄な態度のDT御曹司(攻)×小賢しい高級男娼(受)というカプです。


お話はどんな愛欲でも満たすハイクラスの紳士達の為に作られた高級男娼クラブ楽園"エリュシオン"
ここでトップクラスの人気を誇る揚羽(受)は実は普通の生活に憧れがあった。
だがエリュシオンの足抜けには条件があり揚羽は後ろ楯を探していた。
そこに現れたのが咲耶島恒忠(攻)で……という感じで始まります。

すみません。
以下辛口です。


先ず絵柄が変わっていて残念に思ってしまいました。
お話は良くある青年実業家の実家も富裕層のお金持ちとワケアリ男娼という設定でした。
でも暴力的な表現も無理矢理な表現も鬱展開も無いのでそこは安心してハピエン好きさんでも読めると思います。
ただ帯で書かれている揚羽の賢く素直には全く納得できませんでした。
賢いというよりも自分の事しか考えてないし自分の目的の為に上手く立ち回ることだけ。
なので小賢しいという感じで全然可愛いと思えない。
恒忠は横柄な態度を装ってはいるけど揚羽への気持ちが時折駄々漏れるって感じですかね。
正直個人的に恒忠も揚羽もハマらず最初から最後までうーん……へー…という感じで読み進めてしまいました。
お話全体が兎に角薄口でした。
揚羽の親や過去もチラリと出てきますがふーんとしか思えず…
個人的には全く刺さらずキャラが中途半端だなとしか感じないお話でした。
ぶっちゃけドネコのタケルくんのお話のが気になったぐらいですし。
揚羽がもう少し小賢しく無かったら可愛いと思えたのかなと…
男娼モノを読みたいけどダークで重苦しくリバが地雷という人は安心して読めるライトでハピエンなお話ではあると思います。

1

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP