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花の妖精、恋と祝歌の鐘が鳴る

hana no yousei koi to iwaiuta no kane ga naru

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表題作花の妖精、恋と祝歌の鐘が鳴る

グランド,ロディア王国第二王子
ルキア,薔薇の妖精

あらすじ

ロディア王国の城にある美しい薔薇の庭。その庭には“薔薇の城"が存在し、王とふたりの王女、末王子のルキアが住んでいた。薔薇の精であるルキアは時期王となる立場だが、怖がりで気が弱く、ろくに薔薇の庭園を見回ることもできない始末…。ある時、鷹に攫われ結界外のロディア王城の庭に落ちてしまう。そんなルキアを助けてくれたのは、第一王子のノヴァリスと第二王子のグランドだった。親指サイズの小さなルキアを訝しむグランドに対し、穏やかなノヴァリスはルキアを心配し自室に連れ帰ってくれた。薔薇の城に帰る手段もわからず、ルキアはしばらくノヴァリスの部屋でお世話になることに。当初は威圧的で豪胆なグランドを怖いと思っていたルキアだが、実は兄想いの心根の優しい王子だとわかり…?

作品情報

作品名
花の妖精、恋と祝歌の鐘が鳴る
著者
深月ハルカ 
イラスト
サマミヤアカザ 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
リンクスロマンス
発売日
電子発売日
ISBN
9784344849198
3.8

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萌々

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(4)

中立

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趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
42
評価数
11
平均
3.8 / 5
神率
18.2%

レビュー投稿数1

ポケットの中

表紙買い。表紙の色合い通りのお話でさらっと読んでしまったので萌にしました。ファンタジー好きな方、悩める王子様に興味ある方に良いのではと思うお話、本編+あとがき。

結界に守られた薔薇の園に住んでいる薔薇王の息子、ルキア。まだ力が十分でないため、父王の服のポケットに入るぐらいのサイズでしかありません。姉二人は各々攻撃の力、防御の力を持ち、薔薇の園の花たちをしっかり守っているので、ルキアも頑張らないとと思うものの、なかなか怖くてうまく出来ずにいます。ある日、紛れ込んた子ブタのせいで、うっかり結界の外にでてしまい…と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
イヴァリス(攻めの兄王子)、薔薇王、受けの姉二人、攻めの父、城の使用人、猫ちゃん2匹など。お兄ちゃんも超イケメンなんですよぅ。

++攻め受けについて

攻めは身分ある王妃から生まれた第二王子。身分低い母から生まれた第一王子と対立しないように、領地をもらって退いている方。兄の方が王位を継ぐべきと考えているが故に、周りとあまり接触しないようにしているけど、お兄ちゃん大事さん。お酒飲んで少し愚痴ったりもするので、完璧さん!というのではないような印象。

受けは薔薇王の息子だけど、ビビリだからか能力が低くて、どうしよう…と色々困っている、やや軟弱さん。サイズがちっこいからひたすらカワイイ。二人の王子の仲を取り持ったほうがいいよね…?と考え、ちょこっと頑張る方。最後、お姉ちゃん達と力合わせてがんばります!

攻め受けにそんなに惚れなかったし、勝手に3P期待したけど違ったので、恋愛模様もサラッと読んでしまったのてす。おすすめは、薔薇の精たちの芳しい香りの描写かなあ……?薔薇がお好きな方なら嬉しいかも!

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