闇と光の旋律 ~異端捜査官神学校~

yami to hikari no senritsu

闇と光の旋律 ~異端捜査官神学校~
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×23
  • 萌2
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
29
評価数
8
平均
3.8 / 5
神率
25%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
リンクスロマンス(小説・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥870(税抜)  
ISBN
9784344838505

あらすじ

体内から剣を生み出す能力を持つ馨玉は、魔族を討伐するため異端捜査官の学校に編入したが、バディの虎山と意思の疎通ができず…?

表題作闇と光の旋律 ~異端捜査官神学校~

大槻虎山,異端捜査官候補生
五百野馨玉,高校生

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数3

シリーズ1作目…?

初読みの作家さまでしたが、表紙のカッコよさと、あらすじの「体内から剣を生み出す能力を持つ馨玉」という部分に惹かれ購入。ネタバレ含んでいます。ご注意を。




サブタイトルの『異端捜査官神学校』とは、魔族と闘う異端捜査官(チェイサー)を養成する学校のこと。チェイサーは「剣」と、剣を使って魔物と闘う「遣い手」の二人組。
表紙の向かって左側の彼が剣の「遣い手」である虎山(攻め)。そして右側の彼が「剣」である馨玉(受け)。「剣」は体内に剣を内包していて、「遣い手」と「剣」は相性があり、だれとでもバディを組めるわけではない。

と、特殊な設定ではあるものの、深月さんの文章がお上手なためかその設定はするんと理解できました。

馨玉は自らが「剣」であることは認識しておらず、はじめは半ば無理やりに虎山によって剣を取り出されるところからストーリーは始まります。
「剣」であることに乗り気ではなかった馨玉が、様々な試練や訓練を経て虎山と真のペアになっていく。

というストーリー。

魔族と闘う、というストーリーなのでややグロに近い表現があったりシリアスな展開もあったりするので続きすが、異端捜査官神学校の仲間たちがみんな優しく思いやりのある仲間たちばかりなのでほっこりな雰囲気でした。
また、馨玉の抱える悩みも徐々に解決に向かうのもいい感じ。

なのですが、これはシリーズものの1作目なんでしょうか。

バディを組んだ虎山×馨玉が、彼らの真の実力を発揮する戦いもなく。
虎山の哀しい過去の決着もつかず。
馨玉の「剣」としての能力についても尻切れトンボ状態。
「剣」仲間たちの出生の秘密(というかなんというか)もまだ何かありそう。

設定は非常に面白く、また彼らを取り巻く仲間たちもそれぞれCPになりそうなのに、この巻で終わってしまったら悲しすぎる…。

ぜひともシリーズ化していただき、彼らのカッコいい活躍をまた見たいと思うのです。

0

他の作品も読んでみたくなった凄い作家さん

絶対にシリーズ化してほしい!と願う、とても面白いSFファンタジー。
初読み作家さんなのでまだよく分かりませんが、登場人物の変わった名前に着いていくのが必死だった読み始めだったのですが、物語中盤にはそんなことも忘れ話の展開に一気に惹き付けられ、気が付けば1日で読み終わってしまうほどハマっていました。

受けさんの馨玉は、生まれ持った変わった体質と、母親が事故で亡くなった時の自分だけ生き残った負い目から、祖父に遠慮して、高校のクラスメート共距離を置き、孤独に生きていたのですが、ある事件をきっかけに神学校に編入を余儀なくされ、今までと180度変わる人生を送っていくことになります。
その事件の関係者であり、馨玉の編入の1番のきっかけになるのが攻めさんの虎山。
強すぎるが故に自分に合った剣が無く宝の持ち腐れ状態だったのですが、やっとぴったりの剣が見つかり、それを内に秘めていたのが馨玉で、パートナーとなって異端捜査官となるための訓練を受けていく…という内容で(本当にざっとした説明です)。
ほぼ初対面にも関わらず命を懸けた戦闘のパートナーにならざるを得なかった為になかなか心を通わせる事が続き出来なかったのですが、だからこそ物語中盤から2人が共鳴していくシーンでは、これから始まる学園?生活や2人の関係の変化、戦闘などに期待が膨らみワクワクが止まりませんでした。

ですが、さあ、これから!という所で話が終わるので、これは絶対続きが読みたいです。
学園時代がこの本ならば、序章が終わったというところな感じです。
まだはっきり解決してない事柄がたくさんあるので、次があるならば実戦で活躍する2人や、その2人を支える周りの人達との触れ合いなども楽しみな要素です。
しばらくはこの不思議な世界観から抜けれそうにありません( *´︶`*)

3

身体に刀を宿す受け

あらすじ:
高校生の馨玉(受け)の前に現れた、虎山(攻め)と名乗る男。
虎山は、馨玉は体内から剣を生み出すことのできる能力者だと告げる。
魔族を討伐する異端捜査官の候補生として、虎山と同じ学園に編入する馨玉だが…

受けの体内から剣が出てくるという、ちょっとギルティクラウンを思わせる設定のファンタジー。
あとがきによると、永井豪さんの空中元素固定装置(キューティーハニーの設定)にも少し影響を受けているようです。

虎山のバディとなるため学園に編入するも、新しい環境になかなか馴染めない馨玉。
元々人付き合いが苦手で、元いた学校でも周囲と打ち解けられず肩身の狭い思いをしていました。
そんな馨玉が、悩みつつも自分を変えようと努力していくストーリー展開。
ファンタジーであると同時に、10代ならではの悩みを描く青春モノでもあります。

虎山が馨玉の体(腹部あたり)から刀を引き出すシーンはなかなかエロティック。
抜刀されると性的快感を刺激される、という設定で、初めての感覚に戸惑う馨玉が初々しくて可愛いです。

虎山がやや存在感に欠け、後半明かされる家族を失ったエピソ続きードも取ってつけた感が。
しかし、孤独を抱える二人が、能力面だけでなく人間的にも惹かれ合うという展開には王道の良さがあり、感動的でした。

もっと戦闘シーンがあっても良かったのではないかと思いますが、学生たちの日常描写は楽しく、ファンタジー設定の学園モノとしてうまくまとまった一冊かと思います。

3

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