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今回は悪魔と名乗る謎の男と天涯孤独な会社員お話です。
両親の葬儀で出会った攻様とよって受様が望みが叶うまでと
攻様を探す人物が現れる続編を収録。
受様は中学2年の時、
祖父母の墓参りにいった帰り道の交通事故により
両親を目の前で亡くします。
停車していた軽自動車に
黒い車が追突して畑へと飛ばしながらも逃亡、
軽自動車はガソリンの引火で炎上したのです。
受様は見た車の事、運転手の事を警察に話しますが
警察から見つかったという連絡はありません。
失意の受様は両親の葬儀で
さらに非日常的な体験をすることになります。
それが今回の攻様との出会いでした。
両親の遺影を見つめていた受様に
攻様は陶酔するような笑みを浮かべて
「美しい」と声を掛けたのです。
攻様は「自分は悪魔だ」と名乗り、
受様が「今まで見たことの無い美しい炎を持っている」
から気になって身に来たと言うのです。
葬儀の場に相応しくない言葉に
受様は怒り心頭で攻様を追い出しますが
葬儀後、攻様は受様の自宅に再び姿を現すのです!!
悪魔名乗る攻様に目をつけられた受様の未来とは!?
雑誌掲載のタイトル作に続編を書き下ろしての文庫化で
受様を気に入った攻様とある人物を探す受様の
人外ファンタジーです♪
タイトルからわかる通り攻様は悪魔なので
彼に気に入られた受様が攻様の誘惑にどう対抗するのか
どうやって2人が恋仲になるのか
という感じなのかなと読み始めたのですが
受様は堅実な性格で攻様の誘惑を拒否し続けるので
どういう意味でも2人の関係はなかなか進みません。
攻様は受様と契約することができるのか
受様は両親を死に追いやった人物を見つけられるのか
受様と両親の死の真相を追うという展開と
攻様との恋愛関係が程よく絡まり合っていて
受様の願いが叶うまで楽しく読ませて頂きました。
火崎先生のあとがきでは
いつも本編後にありそうなエピソードが語られますが
今回ももうちょっと読みたい!! と思ってしまいました。
機会はあればぜひ読ませて欲しいです (^-^)/