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俺のこと好きなくせに!

ore no koto suki na kuseni

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表題作俺のこと好きなくせに!

天馬光太郎、高校1年生
鮎川ゆづる、高校1年生

あらすじ

なんでコイツこんなに無反応なの~!!?

超絶鈍感カタブツ男子×好意が視えちゃう小悪魔系男子
空回りの初恋じれキュンBL!



ゆづるには自分への好感度を花の種類で読み取る能力がある。
入学式で出会ったのは生徒会長候補の光太郎。
彼の後ろにはなんと“恋愛感情"を表す薔薇が大量に咲いていた!?

──コイツ俺のこと好きなの!?
味方につければなにかと好都合だと誘惑(?)してみるゆづる。
しかし、光太郎は超絶無反応で…!?

「俺は君の味方だ」
相変わらず表面的な好意は見えないが、
邪なことを考える自分にも親身になってくれる彼に、ゆづるは次第に心を許してゆく。

だが、光太郎の愛情は万人に向いていて“自分だけではない"かもしれない。
気づいたゆづるの心中は穏やかではなくて──!?

作品情報

作品名
俺のこと好きなくせに!
著者
non food 
媒体
漫画(コミック)
出版社
イースト・プレス
レーベル
Splushコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784781620510
4.2

(15)

(6)

萌々

(6)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
63
評価数
15
平均
4.2 / 5
神率
40%

レビュー投稿数2

気持ちが見えても空回る

non food先生の前作「泥酔して襲ったのは好きな人の弟でした。」が好きだったので、こちらも購入してみました。
DKのライトBLは好んで読むので、こちらも楽しく読みました。

ゆづるは自分への好意が背景の花の種類や量で視える能力があり、それを活かして付き合いをしています。

高校入学式当日、恋愛感情の薔薇を出してる女の子に話しかけようとした時、ぶつかってしまった知らない男が、今まで見たこともない大量の薔薇を出している事に気が付きます。

その男が同じクラスの光太郎だと知り、利用できるかもしれないと、誘惑してみるゆづるですが、光太郎は無反応で、むきになって関わるうちに、ゆづるの方が気になってしまうという話です。

ゆづるは能力のせいで家族とギクシャクしていたり、遊ぶ金欲しさにバイトをしようとしてたり、ある意味普通のDKです。

それに比べて光太郎は、誰にでも親切・お節介で、主席になる程頭も良く、感情は表に出ないのでまるでロボットみたいです。

ゆづるは、光太郎が恋愛感情の薔薇を全ての人に出していて、自分だけに向けたものではないのかもと思い、ショックを受けます。

超鈍感光太郎が自分の気持ちに少しづつ気付いて、ロボットのようだったのに感情を出すようになったり、ゆづるが自分の気持ちに正直になったりして、DKの初恋初々しくて可愛い!とドキドキしながら読みました。

恋愛は始まったばかりで描き下ろしでベロチューまでと、エッチなシーンはないです。
でもライトBL好きなら、小悪魔ゆづるが可愛いのでおすすめです。

1

思い込みは危険です

今回は入学式で高校の入学式で出会った同級生と
自分への好意が視える能力のある高校生のお話です。

受様が自分に好意があるはずの攻様と恋仲なるまでと
その後の2人を描いた短編を収録。

受様は生まれつき、
自分に向けられた好意が花のイメージで視えるという
特殊な能力があります。

成長して経験を積むうちにこの能力を使って
好意的な人間を選んで人間関係を構築してきました。

友愛はひまわり、家族愛は百合、恋愛感情は薔薇。

高校生活でもその能力を使って
いい関係をつくっていこうと思っていたのですが

入学式の日、
ある男子生徒とぶつかった時に
彼の背後に沢山の大輪の薔薇が咲き乱れていて
びっくりしてしまいます。

この男子生徒こそが今回の攻様です♪
攻様は受様と同じ新入生でしたが
入学式で新入生代表の挨拶をするほど
優秀な男だったのです。

今まで男性から好意を持たれた事はありませんが
経験から攻様が自分に好意を持っているのは
絶対に間違いありません。

しかも受様と攻めは同じクラスで
受様は初めての事で勝手がわからないながらも
攻様と親しくなるべく決意します。

果たして受様は攻様の気持ちを暴く事ができるのか!?

電子配信作をまとめての紙書籍化で、
自分を好きなはずの攻様に振り回される受様の
ドタバタラブコメディになります♪

タイトル通り牙突っても気になって手にした1冊です。

タイトルから攻様が堅物で鈍感過ぎて
受様への好意に気付かない王道展開かと思ったのですが

受様がけっこう拗らせていて実は・・・な展開で
思っていた展開とはちょっと違っていたものの
面白く読ませて頂きました。

最初、攻様の友人が当て馬かと思っていたのですが
攻様のよき理解者だったのも良かったです。

カバー下にあとがきと短編が有りますので
こちらも忘れずにチェックしてくださいね。

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