ななしの男娼くん

nanashi no danshokun

ななしの男娼くん
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神4
  • 萌×210
  • 萌8
  • 中立4
  • しゅみじゃない6

--

レビュー数
4
得点
88
評価数
32
平均
3.1 / 5
神率
12.5%
著者
 
媒体
コミック
出版社
一迅社
シリーズ
GATEAU ガトーコミックス(コミックス・一迅社)
発売日
価格
¥679(税抜)  
ISBN
9784758076449

あらすじ

・あらすじ
「名前を言わないのはここにいられなくなりそうだから」
ある夜、バーで出会った男娼と、どこか物憂げな男。
先にイったら代金をまけると言う男娼の言葉に乗り、一夜を過ごす二人。
激しいセックスとは裏腹に気分のいい朝を迎えた男娼は、男からの連絡を待つように…
けれど男娼は自分の名前を聞かれてもはぐらかし続け――

新鋭いかみりんの描く、もどかしくも可愛らしい、そしてエッチな一冊をお届け!

表題作ななしの男娼くん

おっさん 名前不詳
ななしの男娼

同時収録作品ななしの男娼くん

冴澤尚 24歳 古典教師
ななしの男娼

評価・レビューする

レビュー投稿数4

男娼の純愛(?)って、もうテーマだけでかなり好みです。

絵が好みで購入しました。
ちょっと話が分かりづらいかも。
最初、時系列がバラバラと思うほど、つながりが感じられなくてよく読んで初めて「ああ、別に時系列も何も時間通り進んでるや」と認識。
お話が整理されていないのかもしれません。
ただこの出版社さんは個人的にあたりがとても少ないので、その中ではとてもよかったお話な気がします。
男娼の純愛(?)って、もうテーマだけでかなり好みです。
タイトル通り、男娼くんはななしですが、他の人も先生以外皆名前ないんじゃ!?

1

名前のない男娼くんのお話

不特定多数の相手と寝ている、ハーフで金髪の男娼が主役。名前は最後まで出てこないので、便宜上男娼くんと呼びます。
男娼くんはお相手の性別も問わないし、受けも攻めもこなしますが、この本で出てくるお相手2人とは役割固定されています。一棒主義の方には向きませんが、リバが苦手な方はご安心ください。

お相手その1は、男娼くんに「おっさん」と呼ばれているオヤジキャラ。男娼くんはこのおっさんが大好きで、ヤらせてあげたお金もマケてあげたりもらわなかったりだし、おっさんが脱いだシャツの匂い嗅ぎつつオナるくらい。おっさんも男娼くんが好きですが、2人は結ばれることなく別れてしまいます。

その後男娼くんは、街で酔っ払っていた学校教師と出会います。天パにメガネの、ほわほわしたキャラ。そのまま彼と寝るようになり、男娼くんもワンコのように懐きます。
こちらのカプも男娼くんが受け。視点キャラは攻めである教師です。
くっつかないまでも、男娼くんの心に何かを残した付き合いになります。

三年後、男娼くんはおっさんと再会します。かつては別れてしまったおっさんに、今度は素直になれた男娼くん。それは先生との続き付き合いがあったからこそで、人との出会いが人生を変えるということを、説明くさくなくさらりと表現しているのに感心しました。
実は嫉妬深かったおっさんが、男娼くんに先生と引き合わされ、嫉妬にメラメラしている描き下ろしのラストのカットが微笑ましくもおかしかったです。

3

これ単なるエロだけじゃないですよ~!^^

ちるちるさんのインタビューを参考に絵も好みだし購入しました。

タイトルからしてポップなノリのエロ作品かなと勝手に思ってたんですが、
ストーリーがしっかりしていて読みごたえがありました^^

素直に愛情表現できないもどかしいヤツらのお話しです。
お互い遠回りしながらも本当に大切な相手に巡り合うまでのモタモタ
したカンジに目が離せませんでした。
マンガなんだけど映画っぽい雰囲気がステキな作品です!

「いかみりん」さん覚えとこう・・・メモメモφ(..)
次回作も楽しみです~!

1

絵が好きだ〜!

ちるちるインタビューで拝見した印象とはちょっと異なり、試し読みの感触が良さそうだったんで購入してみました。とにかく絵が好みで上手いと思う。エッチシーンがムチャクチャ素晴らしい。人物の顔が好き。

内容はタイトルどおり。寝る相手には絶対に名前を教えないななしの男娼くんが、雪の日に出会ったある男との「一時の恋」を成就させるまでのお話です。

ななしくんは、自ら誰も愛さず、誰からも愛されるに値しない人間だとして、エッチは拒まずとも絶対に心は許さない男娼(どこにも所属してなさそうでフリーっぽい)。ある日、店に入ってきてすぐに意気投合した男がいた。何度か寝たその「おっさん」とはカラダの相性以上の離れ難さを感じていて、おっさんの方も盛り上がっていたようだけれど、二人はあくまでビジネス関係としてお別れします。なのに…、ななしくんはタバコが苦手なくせに、おっさんが置き忘れたタバコを吸ってみたり。彼の髪が好きだと思い出したり。そもそも、ヤってすぐにまたおっさんのシャツに残る体臭に欲情してオナ(以下省略)

その後、高校教師である冴澤と出会ったななしくん。ここから冴澤視点のお話になります。なな続きしくんとエッチしてラブラブなつもりでいた冴澤。名前を呼ばれることを拒み、思い(出)が残ることを厭うななしくんが、愛を恐れていると知り…

冴澤とのエピソードに至るまでには三年の時間経過があるみたいですね。あとがきにチョロっと触れられていたのですが、分散した作品をひとつに繋ぎ合わせなければならないご苦労があったのかと思います。その繋ぎ目に違和感がなければ、と。そこを一番読んでみたかったってのはイジワルな感想でしょうか。

ななしくんが恋に臆病になってしまった経緯なんかが気になるところではあるんですけど、逆に掘り下げたら艶消しになりそうな空気感なんです。ななしくんはエッチが大好きで、それで寂しさを埋めていたのは自覚しているし、仮初めの恋でも納得ずくだったから。それでも愛を夢見る彼の躊躇いが、その気持ちの脆さが、若いということの儚さが、一瞬の快感の後に訪れる虚しさとオーバーラップする。このお話はそういう刹那的な情動や感覚の見せ方が魅力っていうか…。あと、ななしくんを見ていると、改めて貞操って何なんだろうって思って、新鮮でした。

雪の日の出会いとか弱くって。作家さまのセンスにハマってしまったかも…。今後も期待してしてしまう作家さまがまた増えました。カバーデザインがもっとオシャレ感満載でもよかったのにな。

4

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