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表題作車掌さんと恋がしたい

国領聖二・都心から郊外に向う私鉄の鉄道員で車掌勤務
藍原陸・設計事務所に勤務する下積み建築士

その他の収録作品

  • 車掌さんは恋をする

あらすじ

駅で倒れた藍原を助けた車掌は、数年前に別れた元恋人の国領だった。
変わらず無口で無愛想なものの、過去など忘れたかのように接してくる国領に再び心惹かれる藍原だが、今の自分は恋人の三神がいる身。
別れた原因を思い出して、二度と傷つかないよう国領を避ける藍原。
ところが、三神が女性と一緒にいるところを勘違いした国領が、激情に任せて藍原を襲ってきて!?大恋愛は駅のホームから始まるんです。
一途な車掌×意地っ張りな建築士の電車でLOVE発車オーライ。

作品情報

作品名
車掌さんと恋がしたい
著者
藤崎都 
イラスト
こうじま奈月 
媒体
小説
出版社
角川書店
レーベル
角川ルビー文庫
発売日
ISBN
9784044455309
2.5

(6)

(0)

萌々

(0)

(3)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
12
評価数
6
平均
2.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数4

同級生と恋をする?

電車で倒れた藍原を助けたのが、過去に付き合ってた恋人の国領、

お試し期間の藍原の上司・三神を交え三つ巴。

意地っ張りで頑固の藍原は国領か三神に揺れる。

2

性別の壁。

 駅で倒れた藍原を助けた車掌は、数年前に変われた元恋人の国領だった。
 相変わらず無口で無愛想なものの、過去など忘れたかのように接してくる国領に再び心惹かれる藍原。
 けれど、自分には「お試し」とは言え、付き合っている相手でもあり、職場の上司でもある三神がいる身。素直に国領を受け入れるわけには行かなかった。
 けれど、国領に惹かれていく気持ちは止められず、分かれた原因を思い出して、二度と傷つかないように国領を避ける藍原。
 ところが、三神が女性と一緒にいるところを勘違いしたコック量が、激情に任せて藍原を襲ってきて……。
 藍原はうっかり流されそうになってしまう。

 そんな中、国領に言われるがままに、不義理をしていたはずの同級生の集まりに顔を出すと、今度は国領の元カノに、再び国領と付き合えるように橋渡しをしてほしい、と頼まれる。

 自分なんかと一緒になるよりも、ちゃんと女の人と一緒になった方が、国領にとって幸せだと思った藍原は、身を引くことを決めるが……

 という話。
 まあ、よくある性別の壁をどう越えるかが、問題になる話でした。
 藍原は自分の存在が邪魔になると思って、一方的に国領に別れを告げるけれど、結局忘れられなくて元サヤ……という。

 そういう王道な話が好きな方にはオススメです。

2

うーん・・・

「駅員さんと恋をしよう」の2作目だったので購入したのですが、正直、あまり好きではない話だったので、読むのにエラい時間がかかりました。
藍原が優柔不断すぎるところにイラっとしたし、国領も言葉が少なすぎるところにもイラッとしちゃいました。あと三神のキザっぷりにもイラっと・・・
最後の「車掌さんは恋をする」では、ケンカして仲直りしてHするというなんともお決まりな終わり方をしていましたし・・・。残念ながら、あまり萌えませんでした・・・。

2

あまり萌れないカップルでした…

駅シリーズ二作目。
前作の2人は登場しません。
前作のキャラは、ほのぼの可愛らしい雰囲気だったんですけど、今回はキャラは、なんだか面倒くさいカップルでした(笑)

内容は、車掌•国領 × 見習い建築士• 藍原の再会もの。

この2人高校時代に付き合っていたんです。
藍原はゲイで、国領はノーマル。
当時、藍原は、国領は同情で付き合ってくれていると思っていて…
実際は、国領も本気で好きだったのに、勝手に思い違いをしていた藍原は、8年前に何も言わず、父の海外赴任についていきます。
そして、8時年ぶりに再会します。
駅で倒れた藍原を助けた車掌が国領だったんです。

この2人…お互い忘れられなかった相手で、今でも好きで、両思いなのに、なかなかうまくいかないんです。
しかもこの時、藍原は勤め先の社長•三神から猛アタックされ、恋人お試し期間中だったにも関わらず、国領と関係を持っちゃって…
三神に、高校時代の同級生で、国領と付き合っていた事もある女の子も加わってきて…さあどうなるか…というお話した。

当て馬さん達が登場して、少し引っ掻き回してくれるものの、それ以前に問題だったのは、この2人の言葉の足りなさと性格だったんじゃと思います。

藍原は、意地っ張りで臆病で…
国領は、寡黙で無愛想…
どっちも肝心な事を言わなかったから、すれ違って、遠回りし過ぎたわけなんですけど…。

まだ、国領の方が可哀想かなあと…彼の無口さが原因ではあるんですけど、態度では、藍原に対する一途な想いは伝えていたわけですから‼
それなのに、あれだけ振り回しておいて、自分が傷つくのが恐いからって、勝手に諦めて消えて…

今だに、国領が気持ちを伝えてくれてるのに、半信半疑な藍原には呆れを通り越して、疲れちゃいました(笑)
ベッドの中では、お決まりで、素直な色っぽさを見せてくれるんですけどね♡

とにかく焦ったすぎて、やきもきさせられるお話でした。
私的には、三神さんが気になる存在(笑)
この2人を見てたら仕方がなかったんだと思うんですけど、もう少し三神さんに頑張って欲しかったなあ…。

駅シリーズは二作品で一応完結してます。
電車でLOVEを読んでみたい方は楽しめるかと思います。

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