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表題作純銀のマテリアル

ドーシャ=ユル・キリア
神官
水上久遠
大学生,20歳

あらすじ

日本人離れした灰色の髪と瞳をもつ水上久遠(みなかみ・くおん)は、久しぶりに亡き母の故郷である羽葉木に向かっていた。
そこは日本の秘境とも呼ばれる風光明媚な田舎でありながら生活は豊かで先進的、とくに冠城本家と呼ばれる地主一族の男性は、目を見張る美形ぞろいという不思議な土地だ。
久遠は一族の間にときどき出現するという吉兆のしるし「先祖返り」の外見を持って生まれたために、本家の要請をうけて冠城のもとへ来たのだった。
遠縁でありながら本家に近い姿の久遠は「灰色頭(シンデレラ)」のごとく微妙な扱いを受けるが、ある日、蔵の中から出てきた外国風の短剣を手にしたた瞬間、時空を超えて異世界へと飛ばされてしまう。
気がつけば、久遠は森の中にいた。そこで偶然出会った狼氏族の神官・ドーシャが、久遠を保護してくれるのだが、彼らの間には説明のつかない繋がりがあるようで……?
運命の相手とめぐりあう、異世界転移ファンタジー、ここに開幕!

作品情報

作品名
純銀のマテリアル
著者
吉原理恵子 
イラスト
蓮川愛 
媒体
小説
出版社
講談社
発売日
電子発売日
ISBN
9784065276037
4

(6)

(1)

萌々

(4)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
24
評価数
6
平均
4 / 5
神率
16.7%

レビュー投稿数1

わくわく

吉原先生おっかけで購入。世界観はとっても面白かったので萌にしました。本編260Pほど。ファンタジー好きな方でしたらワクワクすると思います。

めっちゃ隔離された秘境に親族がいる久遠。先祖返りか灰色の髪に灰色の眼をしているので、本家からとても優遇されています。ある日法事でその秘境に帰った際、蔵である短剣を触ってしまい、気が付いたら見たこともない森の中にいて・・と続きます。

気になる登場人物は(以下ネタバレになります)

ドーシャ(シュライツラー王国の神官、攻めでは?)、ジルベルト(アルバーナ皇国第三王子、対抗馬になるのか?)、ノワ(卵からかえった雛?)、その他ドーシャの関係者やら、ジルベルトの側近、トリップ前の日本の親族等。
誰がメインカップルになるのか、不明。

++ あれこれ

まず。続きものでした。1冊で終わるのかと思ったのにー----とやや悶絶。誰と誰がくっつくのかも未定。一応表紙にいるのがドーシャ、クオンだと思うのでこの二人が攻め受けと予想しています。この巻ではちょっと舐められて触られてぐらいでおしまいです。受けには恋心の「こ」の字もまだ見えていないように思います。

受けが飛ばされた世界は、真ん中にでっかい森があり、その周辺に4国あることがわかっています。まだ2国しか出てきてないんです。今回真ん中の森(魔境)に、受けが飛ばされてきて、その前後?に森に棲んでいた獰猛な野生種が一斉に大暴走、周辺の町村で大混乱があったということも分かっています。(おそらく受け起因)またお話後半では、受けがやばい事態になったとき、青黒い茨でクオンは保護されたり、おまじないワードで覚醒したのか髪、目の色が変わったりしています。そしてその謎は全く明かされないまま、いつ発売されるかわからない次巻へ続く。わくわく。

受けさんのキャラクターは、やんちゃ、言うこと聞かないという感じ。なよなよしくなく、≠慎重派。

攻めさんは神官なんですけど、穏やか系スパダリという印象。不思議な力を使ってとても強い等という記載はまだ多くないです。受けを見出し保護している保護者感が強かったでした。

さあどうなるんだこれ、という感じなんですよね。受けを異世界でぶっ刺したジルベルトも気になるし、現代日本でも異世界でも動物にやたら嫌われているという部分の意味も気になるし、早く続き読みたいんだけどなあ。

7

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