今日からあんたは俺の伴侶だ

化け猫かたって候

bakeneko katatte sourou

化け猫かたって候
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神41
  • 萌×29
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

24

レビュー数
6
得点
244
評価数
51
平均
4.8 / 5
神率
80.4%
著者
早寝電灯 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Cannaコミックス
発売日
価格
¥700(税抜)  
ISBN
9784829686300

あらすじ

社蓄リーマンの草太は、疲れきった家路で座りたくなり、近くの寄席へ入る。
講談の迫力に引き込まれていくも、何故か講談師が化け猫に見えてきて――!?
化け猫の存在を知ってしまった草太に、化け猫・喜八は結婚を強要!喜八と同棲生活をするはめに。
だが彼との生活は意外にも、疲れた草太の心身を癒やしてくれ、草太は喜八に惹かれていく。
二人には、圧倒的な寿命の差があるのに……。

化け猫×リーマンの異種間結婚BL

表題作化け猫かたって候

東条喜八,化け猫の噺家
的井草太,社畜リーマン

その他の収録作品

  • 初夜の話

レビュー投稿数6

和風アリス

先生のお誕生日に読めば良かったな〜と思ってたけど、結果今日でよかった!
早寝電灯先生がファンタジー?!どうなるのかしらとソワソワしてましたが、ここまで読むのを引っ張ってました。また新刊も出ますし、今年は早寝電灯祭りですね。賞レースも上位に食い込んで欲しい。

◾︎東条喜八(化け猫)×的井草太(会社員)
読み返して冒頭、草太が喜八の語る世界に引き込まれていたときに、喜八も同じく草太に惹かれていたという事実、最高です。飄々として見える喜八もなかなかに必死な思いでベランダに立ったりしてたんだな。

草太に猫耳生えて尻尾も生えてゴロゴロしてるのがたまらん可愛い。にゃはって。
2周目は契約後のたまらん可愛いな草太を前にして、喜八はずっとどういう感情だったか考えつつ読む。両片思い〜〜〜

草太が小説を書くというある種浮世離れした選択をしたので、それはそれでいいのだけれど、彼はあまりにも"浮世離れ"に影響され過ぎず、地に足ついた生き方をして終わって欲しかったなという気持ちも。それもまぁ、ちょっと休んでからですね!
あとがきで早寝電灯先生が書いている通り、今後は分からない。分からないと書かれていたけれども、彼らの行く末を続編として明確に描いて欲しくもある。
この物語もまた「誰かにとって都合のいいお話」かつ「生命維持に関係ないけどおもしろいと思える」もの。

それにしても一瞬でも創作(和)をかじった人間からすると、こういう和ファンタジーで面白いBL漫画1冊出せることに憧れます。

ちょこちょこ入る※の注釈は個人的にはなくていいな〜

0

猫好き必見!和風ファンタジーの様で深いストーリー

1冊で凄く綺麗に纏まってます。
読んでいる内にお伽話の世界に引き込まれるような不思議な感覚でした。

主人公は死にそうな社畜で現実的なのに、
突然化け猫が出てきてファンタジーになるのですが話の流れに無理がなく、ストーリーに集中できました!
テンポが良くて絵も綺麗で読みやすく、BLを超えて漫画として楽しめますよ。

よくあるネコミミだけではなくて顔だけ猫になったりして
ちゃんと妖怪感があったのも良かったです(^ω^)
キジトラもハチワレも可愛いんじゃ〜〜

ストーリーの主軸は「死」と重いテーマでありながら、シリアスにならず
かと言ってスッキリハッピーエンドかと言うと、少し切なさが残る読後感が好みでした。
今後の二人の行く末を色々と想像できて二度楽しめる作品ですね。
続編があれば嬉しいけど、そんなの野暮な事なので妄想で締めます(笑)

因みに濡れ場はかなり控えめです。
普段はエロ好きですが、全然問題なし!
むしろ控えめな方が作品の雰囲気に合っていて良かった!

他の妖怪達との触れ合いや、喜八との生活に主人公だけでなく読者も癒されるはず!
ちょっと疲れた時の一休みに是非、読んでみて欲しいです。

1

和を感じさせる雰囲気が良き

化け猫と人間の異種間ラブであり、妖と講談という和を感じさせるファンタジーです。


死にたくなるほど疲れ果てた草太が、心地よい声に誘われ立ち寄ったのは、初めて聞く講談でした。
ふとした瞬間、講談師の喜八が猫に見えてーー…⁉︎

喜八は化け猫です。
化け猫は人に姿を見られてはならず、見た人間は制裁を受けるのですが、それを回避する唯一の手段が結婚なのです。
人間に猫の秘密を守らせるために結ばれる婚姻ーー
つまり、喜八と草太は契約結婚のような形で結ばれました。
その中で、お互いをかけがえのない存在として認識していく二人。

化け猫と人間、寿命の長さが違うんですよね。
喜八はそれこそ江戸時代から生きてます。
その間、結婚したいと思う程の相手はおらず、
喜八にとって草太は一目惚れの相手で、初恋なのだと思います。
実はとても純愛♡
誰も悪い人が出てきません。
他の化け猫達もとても魅力的で愛らしいです!

かつて、化け猫だというだけで恐れられ、殺されてきた猫たちが沢山いたことでしょう。
誰かにとっての畏怖は、誰かにとっての愛だったりします。
誰かにとっての幸福論は、誰かにとっての不幸の原因だったりするのです。
自分と違うからといって恐れたり排除したりするのではなく、
大切なのはお互いに歩み寄り理解しようとすること。
たとえ異種間でたとえ寿命が違ったとしても、
離れることの理由にはならないと思います。

二人の未来がどうなるかは分かりませんが、きっとなるようになる!そんな風に思える素敵なラストでした。
ハチワレの喜八とキジトラの草太可愛かったなぁ〜
二人が猫になる未来もいいよねーーなんて思いました^^

エロなしです

2

絵も話も鮮やかに色付いて

作家買いです。
もう最高で最高でした。

可愛いな萌えるなと思うところもあるし、ジャンルは間違いなく恋愛漫画です。しかしそれだけではなく出会いと別れによって人(化け猫)がどう変わるのか、人(化け猫)との繋りとは、そういったことを自然と読み込ませる作品だと思いました。
体感としては面白い恋愛ものを読んだだけなのに心にしっとりと残るものがあります。


まずめちゃくちゃかっこいい表紙に惹き付けられてからの喜八の講談でノックアウトです。
喜八の声が踊るんです!かと思えばゾワッとさせたり。
勢いのある鮮やかな絵で目が楽しんでいるのに、それに被せて喜八の声が聞こえてくるんです!そりゃ草太の死んだ目もあんなかっぴらきますわ。
最初の講談の場面だけで買って良かったなと思いました。

絵に関してはどこもかしこも綺麗で細やかで鮮やかで本当に眺めているだけで楽しいのですが、極めつけはクマさんティッシュですね!最高です!大注目ポイントです!!

ストーリーについてもっと書きたいのですが、上手くいきません。とにかくお二人さん末永くお幸せに!てことです!

3

暗闇で寄り添う猫

悲しい過去がある長い時を生きた化け猫
生きる事に疲れた死に近いサラリーマン

ふとした機会で交差した道が重なり合い
異種間同士の恋の行き先に切なくなる…

あああ…やっぱり早寝先生のお話は巧い!

人型・化け猫・猫…攻の喜八さんの姿も素敵すぎる
ネコ好きとしてはもう、そこだけでも眼福!
草太くんも喜八さんと出会って
喜八さんの世界と触れ合う事で
命の尊さや儚さや、忘れかけていた夢を思い出す

上質なおとぎ話を読んだような気がします
本当に切なくて優しくて泣きたくなる、美しいお話

百鬼夜行の中に二人して紛れ込み、お祝いされて
その中の暗闇で草太くんが見た寄り添う二匹の猫
その姿が未来なのか過去なのか分からないけど

未来永劫、ずっと二匹が寄り添えていますように…

6

化け猫と人の物語、始まり始まり~!

現在pixivで試し読み出来ます♪

ちょっぴり妖怪の世界が入り交じる和風ファンタジー。
話しかけた人が振り返ったら妖怪の顔だったーーー
みたいなね。子供の頃、日本昔話を観ている時の高揚感を思い出しました。

日本昔話・童話など、
折に触れ、語り継がれた物語に触れて育ちました。
その物語を見て幸せだった、救われた、こともあります。
逆に子供心に怯え怖かった、辛かった、こともあります。

現代にまで語り継がれ残る物語たち。
物語の裏側。語り継いできた人々。
そういったことにまで思いを馳せてしまうお話でした。

BLとは直接関係ないことなんですけどね。
ストーリー構成が、
 彼らの身に起きたことを
 出会えた喜びを
 これからの幸せを
語り継ぐ物語のような描写に感じられたので思わず関係の無い書き出しになってしまいました。
あやかしの世界が入り交じる不思議な世界観とマッチしていてとても良かったです…!


さてさて。
受け:草太はブラック企業で働いており、精神は摩耗していました。
線路を見ていると「楽になれる」気がしてフラッといってしまいそうなほど…。

そんなある日、講談のポスターと提灯が目に入り
帰宅前の休憩がてら立ち寄ることに。

そこでは軽快なリズムにあわせた物語が広がっていて魅了されるのですが、
突然、講談師の顔が猫の顔になっていてーーー。

夢だと思い込もうとしたけれど夢ではなかった。

攻め:化け猫の喜八は正体がバレてしまったことを理由に
化け猫界の掟だからと草太へ結婚を迫ります。

あまりに非現実すぎて即座に断り逃げ出すも、
家に帰ったところで待っている現実は社畜人生。
1度は死のうとした。
虚無感しかない世界。

草太を追ってきた喜八が手が差し伸べます。
草太を苦しい世界から連れ出すように。
『その日俺は物語の手を取ってしまった』
ーーーーとストーリーが始まっていきます。


物語の手を取る…の一文があまりに印象的だったので
引用させてもらったんですが、最初は草太にとって
喜八の存在は『物語』と同じようなものだったのかなと。
そこに自分は存在しない客観的に見ている物語、です。

けれど喜八と一緒に暮らし始めて
今までになかった体験をいくつもする。
すこしずつ会社から離れて心が健康になっていく。

喜八の存在が大きくなればなるほど、
草太もまた物語の一員なのだと自覚していくのですね。
これがジンワリときます…!!!

草太が喜八への思いが膨らむ一方で、
喜八はというと…………ッ
個人的にめッッちゃくちゃ萌えました…!!!

初対面からグイグイ迫る理由は
正体がバレたからってだけじゃないんですよ。
これにはもうニヤニヤニヤニヤしました(∩´///`∩)
(理由を意識して読み返したら萌え増し///)
(2度目、3度目が寄り美味しく萌えをいただけます…!)

じゃあ草太も喜八を好きになったら
願ったり叶ったりでは?となるじゃないですか。
でも違うんですね。

喜八は化け猫、死ぬことがない長い寿命がある。
けれど草太は違う。
いつかは喜八は置いて行かれて、物語が終わる。

手を離さねば、離したくない、
と葛藤に揺れる喜八にキュンキュンしました。
こぼれ落ちる本音が切なくて泣ける…(;////;)

寿命問題は解決しないままですが、
余韻を噛みしめる余地があるラストというのかな…。
闇に映された幸せそうな姿が実現するといいなと思いました。
いや、きっと実現する。あれは未来の姿だ。

余談的萌え話ですが、
喜八が草太を「雀」と呼ぶのが可愛いです…!

4

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