• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作寵辱―灼熱に抱かれて

ハリード,28歳,王太子
アシュール,23歳,美貌の亡国の王子

あらすじ

親族救出の代償として、王太子・ハリードの愛妾となった亡国の王子・アシュール。
亡命当夜、高慢な支配者として君臨するハリードは、穢れを知らないその体を我が物とした。
「おねだりの仕方は教えたはずだぞ」残酷なハリードの囁きが、アシュールに残された王子の誇りを屈辱に濡らす。
一糸纏わぬ姿に身につけるのを許されたのは、アメジストの首飾りのみ。
けれど灼熱に侵された朝、アシュールの髪を撫でる彼の仕種が、額に落ちる淡いキスが、優しく感じられて…。
征服される愛。

作品情報

作品名
寵辱―灼熱に抱かれて
著者
藤森ちひろ 
イラスト
環レン 
媒体
小説
出版社
海王社
レーベル
ガッシュ文庫
発売日
ISBN
9784877245849
2.9

(10)

(0)

萌々

(1)

(8)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
5
得点
28
評価数
10
平均
2.9 / 5
神率
0%

レビュー投稿数5

王子×王子

アラブものはあまり読まないのですが、思いのほか面白かったです。
親族の身の安全の為に犠牲になる。囚われの身。
遊郭ものが大好きな私としては、すみません・・好きな設定ですw

もちろん強姦されている時点で十分可哀想な訳ですけど、庶民が王族に好き勝手されているというのではなくて、元々は対等で今でもお金持ちで扱いは丁重で、しかも子供の頃から攻めに愛されているので、虐げられているという感じはあまりしませんでした。

個人的にエロシーンがすごく好み。エロいです。
プライドの高いアシュールが陥落していく様は萌えるし、野性的なハリードがかっこいい。

ただ挿絵の問題だと思うのですが、アシュールが23才身長177センチの男性にはとても見えません(^^;)

0

説明いらず

 アシュールは以前より隣国の王太子・ハリードより言い寄られていた。
 しかし、アシュールは様々な人間と浮名を流している男のことを信じられずにいた。
 ところが、アシュールの母国が革命により民衆に倒され、アシュールの親族の王族も王宮にとらわれてしまう。
 何とか自身は、隣国のハリードの持ち物である宮殿に逃げ込むことができたが、ハリードに王族の命を守りたければ自分の言うことを聞け、と脅され、媚薬でどろどろに溶かされ、犯されてしまう。
 それでも芯のところで自分を失わないアシュールはハリードにひどい扱いを受ける。ところがある日から、ハリードがまったくアシュールに触れてこなくなって……という話でした。

 まあ、べたべたですね。
 力で強い方が弱い方を手籠めにして、ぐっちょんぐっちょんのドロドロにするけど、気持ちまでは得られなくて、結局、手を放そうとするけれど、放そうとしたところで実は相手の気持ちがこっちを向いていることがわかる……というよくある感じです。
 多分、これ以上の説明はあまりいらない……。
 この説明で想像してもらった通りの話だと思いますので、これで面白そう! と思った人には面白いかも、です。

1

ドMから愛に・・。

純愛:☆
H度:☆☆☆☆
オススメ:☆☆☆

登場人物 受:アシュール(元王子) 攻:ハリード(敵国の王子)

囚われ王子が敵国の王子の元にいくお話はどれもエロイです。
今回も例に漏れず、攻めのハリードから屈辱の毎日。読んでいくうちにアシュールがカワイそうになってきました。
本当にありそう・・。と思ってしまうのは自分だけでしょうか。
監禁状態も続くとある種、恋心が芽生えてきます。究極のM化ですね。
最後はハッピーエンドですが、イマイチ納得できません。
もっとアシュールには幸せになってもらいたいです。

0

経験値高そうなのに不器用攻め

ハリード(13歳)が一目惚れしたというアシュール(8歳)の幼き頃の挿絵が見たかったなぁ…。
どんな美少年っぷりだったんだろ(*´艸`*)

それにしてもハリード…何という不器用さ。
ゴシップ紙を騒がせた経歴をお持ちなんだから、もう少し上手く立ち回れよ。
あれか、好きな子にほど~ってやつかwww
15年来の片思いが実って良かったね(笑)
ガラスの破片で指先を切っただけで毎日医者+包帯な勢いだから、きっと今後はそれはもう大切にするんだろうなぁ。
きっと、そうに違いない。

おまけページ(環レンさん後書きページ)で「ハードボイルドパンダを探せ!」が解けなくて困惑しているアシュールとニヤニヤしているハリードが和む(●´ω`●)

0

アラブにしては

いわゆるアラブのテンプレからは外れているようで、妙にお約束遵守って部分もあって、乗り切れなかったのが残念。

0

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP