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「お義父さんとお義兄さんの精液で、もっと種つけしてください」
藤森さんは初読みでしたが、小山田さんの表紙にひかれ購入しました。
婚約者を自分のせいで死なせてしまったと懺悔している受けの曜一。読み始めた当初はなぜそのことで自分を責めるのか、と思いましたが読みすすめるうちに納得。曜一が自分でも気づきたくなかった秘めた恋心にキュンときました。
3Pものは攻めのタイプが大きく異なることがポイントだと勝手に思っているのですが、この作品の二人の攻めもタイプが異なります。
冷静できりっとした容貌の淳吾(義兄)。
優しくおおらかで甘い容貌の慶介(義父)。
どちらも素敵です。この二人は曜一を手に入れるためには手段を選ばないというかなりの腹黒さんでした。
3Pモノではありますが義父さんが混ざるのは最後だけですし、婚約者の死の事で初っ端から義父・義兄にいいように凌辱されてしまうのかと危惧していましたが、二人が曜一を愛していることや曜一が本当に嫌がることはしないという側面を持ち合わせていることもあり、行為はかなりハードなのですが全体を通して甘い空気が流れています。
ただ曜一の婚約者がビッ○さんのように書かれていましたが、彼女が曜一に尽くすというか、非のない女性だった方がもっと背徳感が出たのでは?と感じました。
あと小山田さんの挿絵は相変わらず美しかった。この方の描かれる受けさんは可愛らしい容貌なのですが、手足が長く、また手のひらが大きく描かれていることからきちんと「男性」と感じられて好きなんですよねえ…。
表紙とタイトルに偽りのない、エロ満載の作品でした。
ランキング上位だったので、購入。
この作家さん、初読みです。
『背徳の淫罪』、その後を描いた『背徳の淫愛』が収録されています。
感想は、エロかった…とにかく、エロの一言です。
恋愛感情のある先輩の妹と婚約、そして、罰として肉体関係へ……という内容に既視感。
なんだっけ?と考えて思い出しました。
『やがて恋を知る』です。
こちらも、3Pもの。
義父では、ありませんが。
これ、義父さんは必要あるのかな。
あんまり存在感ないような……。
作者さんがインタビューで二輪挿しが見所的なことをおっしゃっていましたが、私は全然萌えれませんでした。
なんか、苦手かも。二輪挿しは……。
全体的に読みやすくて、ストーリーもしっかりしてて、エロも無理なくて 良かったです。
他の作品も読んでみようかな。
藤森先生の父子ものがよかったので、こちらも気になって購入。義父と義兄との3Pものだけど自分の親や兄ではなく、婚約者の家族で、それはそれで違う背徳感があり、とても楽しめた。
主人公の曜一は幼い頃父を亡くし、教師だった母に厳しく育てられた。大学の先輩だった淳吾に密かに憧れており、その父の慶介にも敬愛の念を抱いている。
二人の妹であり娘の理香と結婚が決まって、二人の家族になれることに幸せを感じていたが、ある日そのことに罪悪感がわき上がってきた曜一は、理香に結婚の延期を申し出る。その直後に彼女が事故で亡くなってしまい、曜一はその死が自分のせいなのではと自責の念に駆られ、淳吾にそれを打ち明ける。淳吾は罪を償いたければ、自分の性奴隷になれと言ってきて…。
受けは真面目で奥手なタイプなのに、思いのほかM属性の持ち主。攻めのエッチは開発調教系で言葉責め多め、Sっぽさがあって相性がいい。どんどん淳吾に溺れていくような曜一が、エロくて可愛かった。
小山田あみ先生の挿絵がまた美しくて、神としか言いようがなく、淫靡で背徳的な雰囲気を更に盛り上げている。
攻めが自分を義兄さんと呼ばせたがるのにも萌えたし、慶介のことは最初からお父さんと呼ぶのに、なぜ自分のことはなかなか義兄さんと言わないのかと嫉妬するのも可愛かった(元々、先輩後輩の仲なので)。
そんな風に好きだと言い合わなくても、曜一と淳吾が結構ラブラブなので、ラストの3Pにあまり乗れなかったのが残念。曜一の、義父への矢印はわからなくはないけど、義父からのそれがよくわからなかったせいもあるかも。
淳吾があんなに父に嫉妬していたのに、わりとすんなり受けを共有するのにもやや萎えた。ラストのエッチは苦手な二輪差しで、これもまた…。複数ものが好きなのに二輪差し苦手な自分が悪いんだけど、淳吾と二人のお話でもよかったんじゃないかなーと、ちょっと思ってしまった。それくらい、二人が想い合ってるように見えたので。
藤森先生の文章は自分にとってすごく読みやすく、エッチシーンも背徳感があって萌えるので大好き。性を抑圧されていた受けが淫乱な自分に目覚め、自己を解放していくのもカタルシスを感じてよかったと思う。
婚約者を事故で亡くした会計士の曜一(受け・26歳)。
自身の、義兄(攻め・28歳)と
義父(攻め・50歳)への秘めた恋心が
婚約者を死なせたのではないかと
罪悪感に苛まれており……
3Pモノと言っても、3Pシーンはラスト一度きりで
あとは義兄×受けのシーンが大半。
ガッツリ3Pを読みたい!って方には
物足りないかもしれませんが
鬼畜攻めと腹黒攻めは堪能できる
背徳感たっぷりの作品です。
愛のない家庭で育った曜一は潜在的に女性が苦手。
大学の先輩でもある義兄には憧れ、
義父には父親を重ねており、
(無意識に)彼らに恋心を抱いていた。
そのことを婚約者に見抜かれ、破局寸前となるが
彼女は交通事故で亡くなってしまう。
それを義兄に打ち明けると
義兄は妹の死をその身で償えと
身体を求めてくるという展開です。
尿道攻め、緊縛、異物挿入、言葉攻めなど
様々なプレイが飛び出しますが
曜一が元々義兄大好きで、快楽にも従順なため
あまり痛い感じはしません。
義兄も、無体なことをするのは
曜一が罪悪感のあまり自殺しないためらしいですし
曜一に慕われる父に嫉妬する等可愛いところもあり
そう鬼畜には見えませんでした。
出番の少ない義父が最も腹黒?
実は曜一と婚約者の不和や
義兄との関係など全てお見通しで
受けを狙っていたなんて
婚約者の立場がなさすぎて不憫に思えてきますw
悪女のように描かれていた婚約者ですが
父と兄があんなんで、
曜一まで自分<<父と兄だったら
多少やさぐれても仕方ないようなw
挙げ句あんな形で亡くなってしまうなんて
相当損な役回りだと思います。
元々、曜一と攻め二人とは血の繋がりがないため
背徳感や、父と兄の異常さを強調するため
あえて婚約者を登場人物に黙殺させているのかも。
3Pシーンでの二輪挿しを、義父が
「家族が一つになるための儀式」
と表現する場面などは
背徳感があり良かったと思います。
娘の死に対するあまりにドライな対応も含め
インモラルな世界観を楽しむタイプの
作品であったと思います。
小山田あみさんの挿絵はいつもながら素晴らしく
(毎回言ってる気がする)
特に緊縛プレイシーンでは
ちゃんとM字開脚で縛られている
受けの裸体に思わず見入ってしまいましたw