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普段は現代文学のサスペンスやコメディを書いている作家さんの初挑戦作。
設定はスタンダードだけど、BLのエロいお約束やキザなセリフ回しが不得意な人にはおすすめ。クセがなく地の文はドラマのノベライズのような読み口。
物語のネタバレをなしに感想を書くと、おそらく出版側が当時「おっさんズラブ」が流行っていたので作家に「おっさんズラブっぽいお仕事コメディ書いてくださいよ」と企画したのではないかと思う。書き手は腐男子趣味がないので抵抗感を持って執筆していた雰囲気が本から伝わってくる。
五十嵐先生の書きづらいテーマだったのではないかと邪推した。
著者はあとがきで、ブロマンスと昔の代表的な少女漫画について“解説”している。
あくまでたとえばの話。
「初めて本格歴史小説に挑戦しました!参考に戦国BASARAをプレイしました」
と言ったらちょっと心配になると思う。
参考のひとつにはなるけど戦国BASARAの本多忠勝はロボットだったり荒唐無稽だからまともにとらえたら日本史要素は薄れる。
それをボーイズラブノベルでやったのが「愛してるって言えなくたって」だと思う。
資料やインスピレーション先と実際に書く主題に乖離がある。
だかいちやギブン等等の近年作品をもとにしていないので読んだら「思ってたのと違う」と感じる人は確実にいる。
失礼を承知で言うなら、あまり期待せずに読んだほうがいくつか萌えシチュが見つかって楽しいかもしれない。
非BLレーベル出身作家が書いたBL小説なので
町中華で作られたナポリタンでも食べる気で読むことをおすすめ。
同性間の親密なつながりを求める感情を、あくまでも友情に類するものと位置づけしています。
同性の想い人が、実は叶えられることのない異性愛で一杯である姿を目の当たりにして、自分の気持ちを相手に伝えることを控えてしまうところまでは、そういう結末もありだと思う。ただその気持ちを妻に聞いてもらうことで昇華させることを決めて、妻のところに帰ることも、夫が恋に決着をつけて帰ってくると知っている妻が、『今夜はハンバーグよ』(不惑の大人な喜ぶメニューなの?)と伝えること、この主人公にとって人生の伴侶も心を許せるのも終始妻であって、気味なほどヘテロの世界観で簡潔しています。
読み終えて、BLとは感じませんでした。
