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表題作屋上風景

皆口
へたれワンコな高校生
安藤
皆口の同級生

同時収録作品夏満天

勇輔
高2、甥
俊哉
叔父

同時収録作品恋は夢でも花でもなく

宏哉
高校生
塚本
カメラマン助手

その他の収録作品

  • 枠外空間
  • 告白媒体
  • 半熟感情
  • 共有引力
  • 安藤回路

あらすじ

元クラスメイトの安藤が気になる皆口は、昼休みを彼と屋上で過ごすようになる。自分をノーマルだと思っていた皆口だが、普段無愛想な安藤が見せる、無防備な笑顔に恋心を自覚。口では文句を言いつつも、携帯電話で写真を撮らせてくれる安藤に淡い期待を抱くようになるが、写真よりも生身の安藤に触れたい欲が出てきてしまい--。表題作シリーズに加え、叔父への切ない恋を描く「夏満天」、年の差カップルの「恋は夢でも花でもなく」ほか描き下ろしも収録。友情と恋情のはざまで揺れる高校生のファースト・ラヴ?

作品情報

作品名
屋上風景
著者
富士山ひょうた 
媒体
漫画(コミック)
出版社
二見書房
レーベル
Charade books comics
発売日
ISBN
9784576071404
3.3

(23)

(3)

萌々

(3)

(15)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
14
得点
74
評価数
23
平均
3.3 / 5
神率
13%

レビュー投稿数14

男子高校生の萌えな青春です

コメディタッチで爽やかな作品です。
とにかく男子高校生2人の青春な感じが私は好きで、濃いエロエロなBLよりも少女漫画を読んだ時のキュン…が欲しい時に読みます。
当然少女漫画と違いBLですので、可愛い男子二人のやり取りが腐女子に萌えをしっかり与えてくれます。

皆口は自分の気持ちが「恋」だと気づいた後も、割と素直に自分の気持ちを受け入れます。
そんなピュアで健気なところが可愛いのですが、男子高校生らしいムラムラした欲求があったり少しマヌケっぽい感じも本当にこんな子高校にいそうだなと思わせてくれてさらに萌えです。
そんな皆口のお相手安藤も冷たく突き放すでもなく、少し戸惑いながらも皆口に付き合ってあげるわけですが…この優しい安藤もまたピュアな所が可愛いです。

BLで青春とキュンキュンを味わいたくなったら、手に取ることをお勧めする作品です。

1

携帯電話物語

カメラつきケータイがまだ真新しかったころのお話なので、ちょっと時代を感じるのですが、それがまたいい味を出しています。

皆口は屋上にいつもいる安藤が気になって、カメラつきケータイを買って彼を撮るように。
お前ゲイなの?と安藤に言われて初めて皆口は自分の行動がノーマルでないと気がつきます。

高校生の友達カプです。
進展は遅く、ほのぼのじわじわ、でも物足りないというほどでなく、むしろこれがよい味を出している気がします。皆口が可愛くて、安藤に気持ち悪いと言われて泣き顔になるところなんてかわいそうなのに思わずきゅんとなってしまった。

本編中でははっきりとくっついたかどうかわからないまま終わりますが、おまけで恋人になるまでが描かれています。安藤の方が意外と、こうと決めたら積極的。
どっちが受け攻めかも、決めていないと書かれていますが、こういうのも結構好きです。皆口が最初に好きになってストーカー(?)と化してたので皆口が攻めに思えるのですが、案外逆なのも楽しいかも。
安藤の方が男らしい気がしますね。

後半の甥×叔父。
熟年男性がテーマの雑誌で描かれたらしく、ガッツリと歳の離れた叔父・甥です。熟年男性が受けのお話は普段あまり読まないのですが、めちゃめちゃ色っぽかったです。富士山さんてあんまりえろくないイメージだったので…どきどしました。でも結末は少しせつない感じです。

表題作のたるたる~とした感じがとても好きだと思いました。
地味ながら、ささやかな日常で恋を育むお話がとても上手な作家さんだと思います。

1

初々しい感じが良かった! 青春してます‼

ひょうた先生らしい、友人から恋人未満に発展していく、じわじわ系のお話です。

去年同じクラスだったけどそんなに親しくはなかった皆口と安藤
でも何故か気付くと安藤を目で追っていた皆口。
二年でクラスが別れ…
視界から安藤が消えた違和感を感じて、何故か寂しく思うように。
そんな時、安藤が火曜の昼休みは屋上で過ごす事を知り、偶然を装って声をかけにいきます。

それから、2人は屋上で一緒に過ごす事が増え…
それと同時に、皆口の携帯には安藤の写真が増えていきます。
無愛想な顔ばかりの安藤が、時折みせる笑顔を見て、安藤に対する恋心を自覚する皆口。

その、皆口が自覚していく過程や表現、二人の距離が縮まって行く所を丁寧に描かれているのがよかったです。

エッチはなくて、キスどまりの2人なんですけど、映画をみたり、ご飯を一緒に食べたり、同じ空間を共にして、何気ない場面で笑いあったりするシーンだけでも、ほのぼの癒されます。
屋上っていう所も、萌ポイント♡
学校の屋上って、やっぱり特別な逢瀬の場所のイメージ大ですから(笑)
そこに携帯っていうアイテムも加わって上手く心情を表して描かれてます。

爽やかな2人の恋路に、青春してていいなあと、胸をキュンキュンさせられました。
安藤の無防備な笑顔と、2人のキスは萌シーンで好きです。

好きなんだけど、友達としてか…恋愛としてなのか…恋愛の好きじゃなきゃいけないのか…
ぐるぐる恋に悩む可愛らしい高校生のお話でした。

短編として『夏満点』は…甥×ゲイの叔父さんもので、せつない系で、叔父さんが色っぽく見えました(笑)
『恋は夢でも花でもなく』は…高校生×社会人、年の差15歳もの。このお話は古い作品なんですけど、ひょうた先生らしさが出ていて、キャラも謎めいた部分や結末も大好きなお話です。

『屋上風景』の2人は、どっちが受攻になるのか⁉
妄想するだけでも楽しいんですけど、出来れば何処かで2人のその後を読めたらいいのになあと(笑)
友情と恋情の狭間で揺れるファースト•ラブオススメします。

0

さわやか~

絵もさわやか、そしてストーリーもとてもさわやかです。

気持ちに気付いてからも
特に大きなアクションを起こすわけでなく・・・
でも好きな人とできるだけ一緒に居たい、という気持ちは
もちろんあるわけですから、
タイトルにもある「屋上」に居る好きな人に
会いに行ったり・・・と
穏やか~な恋愛風景が見られます^^
まぁ、携帯カメラで写真を撮って
コレクションしている・・・というのは
アクションって言やぁアクションなんですけどw

初心者さんにはぴったりな
濃い~~~ぃのがお好きでない方には
さわやかに読める内容だと思います。

1

ゆらぎと小道具の職人芸☆スローフードな富士山マジック

これは、ごく普通の高校生ふたりの…校舎の屋上から始まった、
あの頃ならではのピュアなお話です。ただし友達以上恋人未満。
特に親しくもないクラスメイト、だけど(なんとなく)気になって仕方ない…。
これが(なけなしの?)恋の始まり。
それからは…校舎の屋上が隠れ場だと知れば、ふらりと立ち寄ってみたり~
カメラ付き携帯を(ここぞとばかりに)駆使して、
秘かに堂々と(!)秘密の写真集作ってみたり…。
タメ口ついでを装ってるうち、思わずホモ宣言しちゃったり(驚)
…って、小学生並のスローペースで恋は進んでゆきます。
とにかく展開がゆっくりで細密。
友情から恋に移りゆくあたりなぞ、細密画といってもバチは当たらないレベル!
そう…心のゆらぎの、移りかわり部分の、継ぎ目が見当たらないんです。
読み進めてゆくほどに、いつから好きになってたのか判らないんです。
いつの間にか恋に落ちてた…としか言いようがないくらい。
10ページと読み進まぬうちにSEXシーン…ですら当たり前のBL界です。
ここまでじっくり熟成させる富士山作品は、スローフードに近いんです。
心のゆらぎを、丁寧に丁寧に…それこそページのほとんどを使ってまでも描写。
そして小道具(←ここではカメラ携帯ね。)をこれまた、とことん使い倒す(驚)
(↑写真撮って、コレクション帳にして、連絡取って、ひとりHのネタにして、
  それから…喧嘩のタネにして、ペアグッズにまでしちゃってるわ~
  たかが携帯電話を、ここまでお話に使い込むなんて、驚嘆です。)
あぁこれが、富士山マジックなのねぇと納得の1冊でありました。
さて…お楽しみのHシーンですが、今回はございません!
小鳥さんキスで我慢しましょう☆

1

懐かしいあの時代

表題作カップルの惹かれていく過程とか、その気持ちに気づくまでの描写が丁寧できゅんきゅんしました。安藤回路の最後の「今はこんだけ」がいい。
じれったくてきゅん死しそうだ。もうこれだけでお腹いっぱいだよ。エロとかなくても十分幸せ。
二人をつなぐアイテムとして出てくるカメラ付き携帯電話がなんともいい味だしてます。
携帯にカメラが付いたよ!というあの時代にリアルに高校生だったので、妙に懐かしかったです。

表題作シリーズの他には年下攻めの短編二本。
個人的には「恋は夢でも花でもなく」が好きでした。
17歳と25歳。絶妙な年齢差もさることながら、受には想い人(結婚を控えた実の兄)というシチュエーションが。
切ない話が好きです。
早くこの二人が本当の意味で両思いになる日がくるといいな。

1

屋上風景レビュー。

ケータイという小道具を巧く使った現代っ子の恋模様。
友情と恋愛感情の間でグルグルする青春ストーリー。

悩むくらいなら恋と呼べ!の時も思ったけど、ひょうたさんはケータイという小道具で身近なときめきを巧く描く。カメラ機能で記念撮影とか、メールにしろ、電話にしろ、好きな人と繋がるって表現が巧い。

お話は、元クラスメイトの安藤が気になる皆口。昼休みを彼と屋上で過ごすようになる。自分をノーマルだと思っていた皆口だが、普段無愛想な安藤が見せる、無防備な笑顔に恋心を自覚。口では文句を言いつつも、携帯電話で写真を撮らせてくれる安藤に淡い期待を抱くようになるが、写真よりも生身の安藤に触れたい欲が出てきてしまう…。

同じクラスの時は結構な頻度で彼を目で追っていた。
クラスがバラバラになってから視界から安藤が消えた違和感が寂しさに変わった。
知らない間に凄く気になって、気付いたら触りたくなっていた。
恋はするものではなく落ちるものって感じで、全体的に友達CPっぽい雰囲気。

同時収録作品は、「夏満天」甥×叔父。フェロモンオヤジが良い味出してます。
「恋は夢でも花でもなく」は、本当の恋を知らないサバけた高校生×初恋をひきずる年上男。 年下攻ー!
表題作はピュアだったけど、コチラの2作品は適度に色っぽい展開もアリです。

1

友情と恋のあいだ?

突然、同性の友人から好きって言われたら、どうします?
・・・この作品を読んで、そんなことを考えました。

そんなに親しくもなかった元クラスメイト、学年が変わってクラスが変わってから不思議に親しくなった友達。たぶん、一緒にいて自然だったりラクな空気だったりする人。普通に友人として好意を持っていたそんな人物から告白されたら、普通はどんな対応をするんだろう・・・
断ったら、間違いなくその関係は終わる。かといって、今まで同性を恋愛対象になんて考えたことが無ければ、簡単に受け入れられない。でも、何も無かったことにして今まで通りという道は、おそらくあり得ない・・・
悩みますよねぇ~~~。一生懸命想像してみましたが(暇です)、難しい問題でした。

このお話は、そんな感じなんです。説明的にはスゴい手抜きですが。
同じクラスだったときから、思わず目で追ってしまっていた男子を、今度は携帯の写真に撮りまくる(一応本人の了解済みですが)ちょっと変わった男子高校生。それが主人公の皆口です。その皆口に写真を撮られる、テンション低めな同級生、安藤。
最初は、どうして安藤の写真を撮りたくなるのか自分でも分からなかった皆口ですが、突然自覚しちゃうんです、安藤を好きだと。で、思わずキスして、安藤に殴られます。で、キスしちゃってから、
「安藤 俺・・・やっぱホモみたい・・・」とか言ってます。どれだけ天然なの!?
こんな可愛い皆口ですが、彼は攻っぽいです。いや、かなり対等だけど、私の願望として黒髪男前な安藤君は受けでお願いします。皆口君は本当に大型犬ぽい。おー、これはワンコ攻なの?もし彼が攻なら、当然ヘタレ攻属性も追加です。普通だったらその攻属性は苦手な私ですが、相手が同級生とか対等だったら大丈夫なのか、今回は良かったです!

それはともかく、この作品のいいのは、この皆口の告白からです。今まで友達だった相手に告白されて、そう簡単にウンとは言えない。BLはファンタジーですから、ここで当然のように「俺も好きかも」とか言ってラブラブになだれ込んじゃうのも、まぁアリっちゃあアリなんですが、この安藤君は悩むんですね。で、悩んだ末に、正直に自分の気持を皆口君に伝えます。この時の二人のやり取りが、結構リアルな感じがして、すごく好感が持てました。安藤の返答は、ノンケとしては精一杯の好返事だなぁと思います。
「俺が今すぐここで恋愛感情として好きって言わなきゃ全否定されるわけ?」という安藤のセリフはとてもリアル。
身体で考えちゃう高校生BLもいいけど、こんな、頭で考える高校生BLもいいもんです・・・

1

青春ですね

高校生同士とあってキュンとくる話でした。

皆口は同じクラスの安藤が気になってよく目で追っていて、いつか話してみたいと思っていました。2年でクラスが別れてしまいますが、安藤が屋上で寝ていることを知った皆口は屋上で安藤と話すようになります。
皆口は携帯で安藤を撮るのが好き。安藤の笑顔を撮りたい、もっと話したい、と思ううちにいつのまにか好きになっていく皆口。

すごくキュンときましたw皆口が告白したあとのぎこちない2人とか、でもやっぱり離れるのが嫌だとか。
屋上で話すシーンが多いのですが、いいですね~w
あまり色っぽいシーンはないのですが、キスだけで動揺しちゃう2人が可愛かったですwこの2人の続編がみたいなあなんて♪
そして学ラン萌えました!皆口の黒髪学ラン結構好きです(*´Д`)
学ランに屋上に恋…まさに青春ですね!

1

もどかしさと切なさと。

8編の短編…と言っても書き下ろしの「安藤回路」含む6編は同じカップルのお話なので正味3篇のお話がこの1冊に収録されいていることになりますね。
高校の同級生もの。

おそらく雰囲気から察するにへたれワンコ攻め…たぶん。
どうしてたぶんなのかと言うと最後に収録されている書下ろしの相方視点の話も含めてちゅーまでしか行っていないからなんですよね(笑)
いまどきの若者にしてはかなり健全(笑)
でもこういうのかなり好き。

皆口(みなぐち)は1年の時に同じクラスだった安藤の事が気になって仕方が無い、2年になってからクラスは離れて接点が少なくなってしまったけれど、いつも火曜日の天気の良い日には安藤が学校の屋上に行く事に気が付いて少しでも彼に近づきたくて偶然を装って屋上に行くんです。
最初はどちらかと言えば邪険にされている皆口ですが小さなすれちがいや誤解が解決するたびに少しずつ距離が縮まっていくんですよね。

縮まりそうでなかなか進まない2人の関係はとてもじれったい物なんだけど、そのぶん台詞一つ一つが妙に心に響いてきて切ない。
きっかけはどんな些細なことであれ、相手に興味を持つことで相手を知りたいと思い、それが次第に恋心だと自覚するまでの心の動きをかなり丁寧に追っていると思った。
だから出来ればもう少し二人の仲が進展したところまで見たかったな~と言うのも本音。

「想われることを嬉しく思うだけでなく

共にいるための努力を喜んで出来る関係を

両想いと呼ぶんじゃないだろうか」

書き下ろしの「安藤回路」の一番終わりにあったこの言葉がぐっと来てなぜか妙に目頭が熱くなってしまったのです。

6

友情から恋へ

初めは何だか気になる存在で。
そして言葉を交わすようになり、
友達以上の気持ちを相手に抱いている事を自覚。

友情から恋へシフトしていく過程を、これでもか!これでもか!!と。
丁寧に描かれている作品で、胸がキュンキュンしました。

収録されていた「夏満天」「恋は夢でも花でもなく」は、どちらも年下攻め。
「夏満天」はそこはかとなく、JUNEの香りがする作品だなと思いました。

3

好きという気持ちって・・・

表題作のカップルは高校の同級生で、最初、無自覚に近づいていく皆口と、何だかんだ言いながら相手をする安藤の二人のお話。
いさぎいいほど「好きだ」という気持ちを追いかけた作品で、とてもきれいな、あの頃独特といってもいい雰囲気のお話です。
キスだけで(しかも軽いの)、最後まで致してませんが、多分皆口が攻めで、安藤が受けでしょうね。なんとなく。

二人の距離の、微妙さがなんともいい感じです。
好きという気持ちを、こういう風に大事に、ちょっとづつ確認してみるのもいいんじゃないか?と少し新鮮な気分になりました。
そして、なかなかに切ない。
これからも繋がっていくと感じさせる二人だけど、友達以上恋人未満でだらだら続きそうですね。

これ以外の作品では、「恋は夢でも花でもなく」が好きでした。
読み終わってみると、実にいいタイトル。
この作家さんは「気持ち」を描く事に力を入れてると思うんですけど、この作品もかなり二人の気持ちを追ってますね。
最初は全然ベクトルも方向も違ってた二人の気持ちが重なる瞬間が、何だかいいです。
表題作以外は、標準並みのエッチシーンもありますしね。
あ、もう一本は、近親モノ(といっても叔父と甥ですが・・・)があるので、苦手な方は注意が要るかもですね。

5

友情でもなく

まだBLにはまる前に読んで、この作者さんの本を集める切っ掛けになった作品。

表題作の一連の流れには、他の皆さんおっしゃってるように一切エッチはありません。
でもだからこそ、言動や感情の揺れ動くそのひとつひとつがとても際立って、胸をぎゅーっと切なくさせます。
派手な演出は何もありませんが、それだけにわずかな距離感の変化を丁寧に描いてらっしゃって、とにかく引込まれるのです。
形あるもので確認しないと不安で仕方ない心理から、次第に気持ちだけで充足できるようになる変化とか、誰もが経験しうる身近な題材だからこそ、それを魅せる力量は流石としか言いようがありません。

表題作以外では、「夏満天」の叔父さんの言動がいちいち意外性があって目から鱗でした。
「恋は夢でも花でもなく」は、まあ、結局どっちも若いよね、という感想。

2

きゅん…

表題作は高校生の恋でした。
真っ直ぐで切なくて、すごく良かった。私のなかにあるナケナシのピュアな部分がキュンとした。
少しずつ少しずつ進む恋っていいなぁ。
プラトニックなまま、その先を予感させつつ終わってたのも良かった。
最後の軽ーいチュッていうキスが好き。

表題作以外の二編もいい話でした。
富士山ひょうたさんは、エピソードの切り取りかたや、心理変化を描写するのが、本当に上手。

1

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