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真崎総子先生のBL作品という事で楽しみにしていました。
でもこちらの作品を読む前に非BL作品の「俺の執事(♀)がイケている」を読んだのですが、凄く面白かったんです。あちらは7巻まであったのでやはりこちらは1冊なので物足りなかったです。もっと続きが読みたいと思いました。
個人的には緋月と祥人が上手くいったのは良かったです。でもなんかお互いの元思い人同士が仲良くなって、ルームシェアは無いかなとも思ってしまいました。そこがやはりBLの萌えの難しさだと思いました。
この2人が引っ越し祝いに緋月と祥人を招待した所で終わってました。真崎総子先生はこの2人をルームシェアさせてどうしたいのでしょうか?
この2人がくっ付くのは凄く拒否感を感じるし、同居を持ち掛けた緋月のエステ店の店長である麻井の思考回路が理解出来ませんでした。
主人公くんがなんといぼ痔でお医者様(相手役)にお世話になる、という出会いです
いぼ痔っていうのがこう、新鮮で
お医者様と患者ーってする時って、患者主人公な病ってなんか弱々しくて儚くてきれーなかんじにするの多いじゃないですか
そこを、あえて耽美な病じゃないところが私は好きですね
しかも、主人公くんヒモっぽい子で
絵柄や漫画全体の醸し出す空気感はすごくきれいで繊細です可愛いのに、なんか卑俗的といいますか下世話なとこがあって
その作風が唯一無二の良さだと思うんですね
可愛いんだけどあざとすぎない、みたいな
そういうの大事だと思うんだぁ…
そしてお医者様キャラさんがとても好みでした
ハリポタのスナイプ先生とか
本好きの下剋上のフェルディナンとか
そっち系
好きですね
見た目可愛い受けが大好物の私は、表紙の身長差をみて飛びつきました。
心と身体を埋め合う、ほんわかした癒しの物語です。2人が心を通わせていく過程が、じっくりと描かれています。
物語は緩急ついた話運びで、テンポよく読むことができました。
”昔振られて今も友人の男がいる”という共通点が、2人の心と身体の距離を縮めていきます。逆にこれが障害になったりもしますが...
攻めの表情の変わらないクールな雰囲気は冷たく感じてしまいますが、行動の端々から受けを可愛がっていることがまるわかり。
でもそんなところを受けは感じ取れず、途中から両片想いのもだもだを味わうことができます。
受けは見た目通りに可愛くて、小悪魔系なのかと思いきや愛嬌たっぷりの素直さを持ち合わせています。小動物系男子。
脇キャラも魅力的で、2人の恋を発展させる良い役割を果たしてくれました。
非BLに分類されていますが、明らかにBLです。
朝チュンのBLなんてたくさんあるのに、なぜこれは非BLなのか謎です。レーベルによるのでしょうか...
心と身体が満たされていく過程が本当に丁寧で満たされました。
1冊で終わりなのがもったいなくて、もっと読んでみたい気持ちにさせられます。
エロのないBLを求めていて、受けの見た目が気にならない方はぜひ読んでみてください。