コミック

  • ヴィクトリアミランの代償 下

ヴィクトリアミランの代償 下

victoria milan no daisyo

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作ヴィクトリアミランの代償 下

小田切貴斗 人気モデル兼俳優
霧井梓 ハイブランドデザイナー

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

「この瞬間のために生きてきた」
"トップモデル・小田切貴斗"のランウェイを見届けた梓。
パリでのショーも大成功を収め興奮が冷めやらないふたりは
想いのまま、今まで以上に深く心と体を繋げ愛を確かめあう。

パリで周りの目を気にせず出かけたり食事をしたりと
幸せな時間を過ごす中で貴斗の家族のこと、樹李のこと、
お互いに告げてこなかった事実を打ち明け、
共に人生を生きていくと誓い帰国することに。

仕事もふたりの関係も順調に進んでいるように思えていたが
なつめが梓の元に貴斗との関係を忠告に訪れ、
自分のせいで傷つけてしまう人がいることに悩む梓。

貴斗と梓、ふたりの選ぶ道は――。


パリコレモデル×ハイブランドデザイナー
結ばれてはいけないふたりの至極の再会愛

作品情報

作品名
ヴィクトリアミランの代償 下
著者
篁アンナ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
電子発売日
ISBN
9784801978560
4

(46)

(30)

萌々

(4)

(4)

中立

(2)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
11
得点
180
評価数
46
平均
4 / 5
神率
65.2%

レビュー投稿数11

知らずに読むとめちゃくちゃ驚きました

ラストがまさかそうくる!?って思って、最初に読んだ時にめちゃくちゃ衝撃を受けました。そして、何度読んでも二人の決めたことが気高くて感動してしまいます。こんな恋があったら憧れるのかな…苦しむのかな…とすごーく考えさせられた作品です。読後は友達の恋を応援したような気持ちになりました。

0

よく分かりません

上、中、下巻と最後まで読んで実際のところ納得いきません。

なんで死ぬ迄2人は逢おうとはしなかったのか?
最後の逢瀬の時、梓が別れを切り出し貴斗が応じたのは意外ではあったけれどまあそれでも分からなくもない、まだ「不倫」状態であるから。
でも、その後の節目ごとに会っていいはずの状態が有ったのになんで会わない?
節目というのは貴斗の奥さんに本当に好きな人が出来て離婚が成立した時、貴斗がパリへ旅立った時、貴斗が引退した時、梓が引退した時、梓の体調が悪くなった時などなど。
2人ともフランスにずっといながらなんで?

理解出来ません。
「不倫」引きずり過ぎ。
2人の出会いは貴斗の結婚より前の話だし、というより再会した時点で離婚しとけばいい話なのに?(そんなに不倫が罪というならば、です)
なつめはほぼ成人していたし奥さんに対しては何のために慰謝料ってもんがあるんだ?という気持ち。(貴斗と肉体関係ないらしいです)
とにかく思いっきり疑問符が飛んでしまい、そういえばヴィクトリアミランなる新素材が4、50年後にも現役で使える新素材とは思えん!とか皆んなほぼ同じ顔で区別つかん!とかのツッコミが後回しになってしまいました。

それと最後の描き下ろしは感動的っちゃ感動的なんですが、私個人は亡くなる寸前に先に逝った片割れが迎えに来るとかいうエピソードは好きじゃないです。
多くの類似エピを作家さんが描いていらっしゃいますが、作家さんご自身と読者への罪滅ぼしというか気持ちの穴埋め的に描いているとしか思えません。
死んだら終わりなのに。
これも個人の感想です。

0

真実の愛エンドらしい!!!!

上から一気見しました。

まとめての感想としては、まず不倫が題材なので、
浮気や不倫にトラウマがある人とかは読まない方がいいかもしれません。

以下につらつらと感想書きます。

途中までは、不倫だしすごい複雑な気持ちで、これはこの2人がハッピーエンドになっても他に傷つく人が居るってことなんだよな...とか考えてたらなんとも言えない気持ちでした。

中あたりから、貴斗が結婚した理由とか、家庭の事情が大方想像ついて、結婚しているけど兄の償いのためのようなもので、少し不倫に対するモヤモヤが解消されました。ただ、さすがに離婚する前に身体重ねすぎでは!?と思ったのは少なからずあります。

作者も不倫を肯定してるわけではないと言っているし、個人的には最後の終わり方が好きすぎて、最終的には神作品だなと落ち着きました。

お互いに好きでお互いにそれを分かってるなら、ずっと一緒にいる選択が普通なのかもしれないけど、最後の最後に一緒になれたらそれでいいっていう2人の愛の形が切なくて、でもそれが本当の愛なのかなとか考えさせられました。
死んだあとなんて、意識も無いし、感情もないのに、それでもそこで一緒になれたら良いなんて、相当愛していないとそんなこと言えないのかなぁって…

やはり不倫が題材なので、賛否両論分かれると思いますし、好みの問題もあります。
私は、償いの結婚だったから、これは不倫じゃなかったとも思いませんし、主人公2人は間違いなく不倫で、償いの気持ちがあったから、貴斗が離婚したあとも会わなかったんだろうなと思います。描き下ろし含めラストは号泣しながら何度も読み返しました。

今まではハッピーエンドで、綺麗な、みんなが幸せなお話ばかり読むことが多かったです。
けど、やっぱり恋愛って綺麗事だけじゃない、汚いところもあるし、この2人の出した愛の形が最終的には美しいなと思ったのが正直な感想です。

追記
考えさせられるのでTwitterで色々見てたら、真実の愛エンドという新たなエンドで例えられてました!
ある方のnoteも見させて頂いて、正にそうだなと感じました。
あのまま、貴斗が梓と一緒に居ることを選んだらメリバだったんだろうけど、そうでは無かった。
真実の愛エンド....尊いです。

3

3巻読んでの感想です

積んでいたのをやっと読んだのですが、、
両片想いの再会でも安易にセックスしすぎでは?と若干の嫌悪感を抱き、まとめ買いしていた事を後悔しました。
抗えない気持ちとか、これは不倫なのかなとか、みんな勝手すぎではとか、、。
読みながらずっと頭の中をぐるぐるしてしまいました。
「みんなを(そこそこ)幸せにしたから最後の我儘を許してね。それだけで僕たちは幸せなんだよ。」みたいな最後に見えた私は性格が悪いのかもしれません。

0

嗚咽するほど泣きました()

まずはじめに、個人的にこれは割とメリバかもしれないと本編最後までは思います。

ほとんどが泣くような結末ですね。
自分は久しぶりにBL漫画でここまで泣きました。明日は目がパンパンです多分。

本当に素敵な作品でした。
BL漫画って大体が紆余曲折あったけど結局全部ハッピー!!!って感じだと思うんですけどこの作品はまさかのその形で収まるのかーーーーっっっ!と感じました、、。

3巻構成になっていてなかなか読み応えはあります。ほんとに一気読みしてしまいました。

お金に余裕がある方は買ってみてもいいかなという感じです!

2

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP