βなのにαだと誤解されたまま お付き合いが始まって…!? ピュアラブオメガバース♥

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表題作うそつきβの運命の恋

中谷蓮、理学部3年、β
向井正太郎、20歳、建築学部2年、Ω

同時収録作品古川くんのとなり

その他の収録作品

  • あとがき
  • おまけ4コマ(描き下ろし)
  • エイプリルフール(描き下ろし)
  • カバー下:イラスト、漫画

あらすじ

ヒートが来ないΩの向井正太郎は、再検査を求め理学部のαの先輩を尋ねる。
そこにいたのはいつも学食で見かける中谷蓮だった。
「オレがΩかどうか確かめてくれない?」と頼むと、蓮はなぜか真っ赤になって承諾。
そのまま肌に触れられ、いつしか体を重ねていた。
事が終わって、お誘いではなかったと気づいた蓮は土下座で謝罪。
「ずっときみが好きだった」と泣く蓮に対し、彼との行為が嫌じゃなかった正太郎はお付き合いを提案する。
「蓮がαで俺がΩ、これが運命なのかな」
幸せに浸る正太郎とは裏腹に、蓮の胸中はざわついていた。
蓮はαではなくβなのだ!
自分がβだと言い出せないまま、お付き合いがスタートしてしまって…!?

作品情報

作品名
うそつきβの運命の恋
著者
尾野凛 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784832292291
4.1

(37)

(20)

萌々

(6)

(8)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
8
得点
150
評価数
37
平均
4.1 / 5
神率
54.1%

レビュー投稿数8

ほのぼのオメガバース

理系おどおどβ×バイト三昧苦学生Ω
男前な受けと「ひぇぇぇぇ!」とか言っちゃうちょっと頼りない攻め。
勘違いから始まった出会いと攻めが嘘吐きながらの(誤解を解けない)恋愛で紆余曲折ありながらも丸く収まっていくオメガバースです。
オメガバースですが、エロは少なめ。ページがすくなくさらっと行為が終わるし、回数も2回ほど。オメガバースの「運命」に焦点を当てたストーリー重視のもの。とても可愛い絵柄です。
少女漫画にちょっとエッチなページ足しました!!って感じで読めます。

0

アルファとオメガのカップリングが普通だけど

大学の学食でバイトをしている正太郎は、いつも素うどんを注文する学生、蓮のことが気になっています。蓮はいつも素うどんばかり注文するので、こっそり揚げ玉をサービスしているのです。
 正太郎はオメガの診断を受けていますが、大学生になってもヒートが来ず、本当にオメガかどうか調べるために、同じ大学内の理学部を訪ねます。
 蓮が正太郎の相手をするのですが、正太郎のことが好きなあまり、蓮は自分がベータにもかかわらずアルファだと嘘をつくのです。
 蓮は嘘をついていますが、それ以上に正太郎が明るくコミカルで、あまり気にならなかったです。
 オメガ作品はアルファとオメガの番が一般的ですが、このお話はヒートや番よりも好きな気持ちが強くて、アルファ、ベータ、オメガの区別をあまり感じさせないところが良かったです。
 後藤くんが間違って渡してしまったラブレターがきっかけで古川くんとの交流が始まる『古川くんのとなり』もコミカルで面白かったです。 

0

可愛いなぁ

絵が上手でとっても可愛いです。 
洋服もカフェの制服も可愛い。

絵柄と同じく2人の性格もとっても可愛い。

ヘタレβの蓮くんに「が、頑張れぇ〜」とオカン目線でほっこりしながら読みました。

なるほど…運命の相手があの方だとは!
おおぉ〜と思いました。
確かに…運命だからって同年代とは限らないですよね。

βとΩでも明るく楽しく…という感じです。

もう少しこの先の2人も見てみたいなぁ。と思いました。

同時収録の
「古川くんのとなり」もとても可愛い。
こちらもこの先の2人が気になりました。

1

ライトめ

βとΩの恋が描かれているオメガバース作品。Ωに対する差別がない世界なのでΩが苦しい思いをすることはないし、運命に翻弄されてしまうようなところもないのでライトに読むことができたお話でした。

大学生になってもヒートがきていない正太郎がもしかしたらΩじゃないのかも?というところから始まり、理学部にタダでバース性を調べてくれる人がいると聞いて訪ねていくといつも学食で素うどんしか頼まない謎の男・蓮がいて…
たくさんの勘違いと早とちりが重なり、なんだかんだで付き合うことになるふたり(笑)

ドタバタで明るく楽しい雰囲気ではあったのだけど。蓮のことをαだと思い込んでしまっている正太郎となかなか本当のことを伝えられない蓮のやり取りに、途中からかなりやきもきしてしまったのでした。

色々あるけれどしっかり良いところに落ち着いてラブラブなふたりが見れたのは嬉しかったのですが、正太郎が人の話を聞かないのが気になって気になって。そんなに話遮ることないのになーとモヤモヤしてしまったので、蓮の言葉にもう少し耳を傾けてほしかったなと思いました。

全体的に丸っこい絵柄で可愛らしかったのもあって、がっつりなBLが苦手な方でも楽しめる作品かなと感じました。

0

ゆるいオメガバ

β主人公のオメガバースが大好きで即購入しました。
表題作以外、短編ゆるいBLが一作収録されです。
全体的にかわいくて、
オメガバ(しかも絶対に運命にならない)特有の悲壮感がなく、緩やかな物語です。
微エロ、濃厚な描写シーンがないです。
読後の第一声はやはり「かわいい」でした。
始終穏やかな気持ちで読めるオメガバはなかなか少ないので個人的好きです
BL初心者、軽めな物語を読みたい方、ちょっとひと味違うオメガバを読みたい方にはおすすめ。


またここの攻め(β)は性格が暗くてヘタレオタク体質な子で、受けが好きすぎて泣いちゃったり、結構涙目になります。
明るくて元気な受けもかわいいですが、この攻めが本当かわいくてすごく好きです!
当て馬的な存在の子もいい子で、
そしてタイトルにも出てくる「運命」、受けにとっての「運命」は思ったより意外な形で登場してびっくりしました。

もう一つの短編は学生モノで、
ラブレターを間違えた相手に渡しちゃったところから始まる話です

0

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