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ちるちるではあまり取り上げられない先生ですが、私は好きな作者さんです。
短編集。
「官能小説家の猫」
家族のお荷物・出来損ないの陽(あたる)が父親と衝突し家出するが、途中高熱を出して行き倒れ、一人の男に拾われる…
それが職業・作家の八雲薫。薫は自分勝手で俺様で気まぐれで。「猫」っていうのは拾われた陽じゃなくて薫の方なのかも。
「エピキュリアンカフェにようこそ」
祖父が亡くなり、カフェを継いだ快晴。
だが、カフェには口うるさくて厳しすぎるギャルソンの百地がいて、快晴をあれこれ厳しく指導してくる。辟易した快晴は百地に酒を飲ませて醜態を見ようとするが…
一夜の過ちの後、180度態度が変わってしまう百地の設定に驚きです。
「年上の彼の落とし方」
兄の友人・晶にずっとずっと恋している道隆。同じ弁護士を目指して晶の元で勉強しているが、晶は全く道隆を相手にしない。
そんな晶に一途に食らいついていく道隆と、冷たくしながら落ちていく晶の姿。
BL的にはあるあるなんだろうけど、それでも萌えます。
道隆の誠実な想いが実るといいと思う。
「レスキューミー」
表題作の八雲の担当編集・佐倉がもう一人担当している作家・南は、生活力欠如で何もかも佐倉の世話になっている。
また南は不眠症で、佐倉の膝枕でないと眠れない〜と駄々をこねる…
これも佐倉がほだされてそういう事になっていく展開は想像できるんだけど、南のグズグズなダメ男ぶりが許容できるかどうかでこの作品の好き嫌いが決まるかな。
ところで、見た目フェミニン系でグズグズな南が攻めなのよね…リバOKみたいだからリバまでいってほしかった‼︎
表題作は、八雲のビジュアルがゾロリと着物を着流した長髪姿。
私の好きなタイプではありますが、内容に対して必然性はあまり無くてちょっと唐突かもしれない。
内容では「年上の彼の落とし方」が好きでした。
3カップルの5作品が収録されています。
「官能小説家の猫」「恋愛小説家は猫」
陽(受け)は家出して倒れていたのを、八雲(攻め)に拾ってもらいます。八雲の家には猫がたくさんいますが、「出てきたければ出て行くヤツらだ」と猫を可愛がっている様子はありません。陽も猫と同じセリフを言われ、ショックで家を飛び出しますが…。
陽は、自分は猫じゃない、と八雲に文句を言いますが、八雲こそが気まぐれで気分屋、そのくせ寂しがりと猫っぽいと思いました。キスの後の舌が色っぽかったです。
「エピキュリアンカフェにようこそ」
カッコイイかと思ったら実は残念な年上ギャルソンと、ワガママ坊ちゃんかと思ったら意外と面白い年下受けの話でした。
「年上の彼の落とし方」
普段は強気なのに押しに弱い年上弁護士と、押せ押せの年下弁護士志望生の話です。エッチのとき、落としたメガネが途中でかけていたのは気にしてはいけないと思っています。
「レスキューミー」全3話
不眠症の小説家を、担当編集者が助けてあげる話です。男の膝枕って固そうで寝にくそうだなぁと思いました。もっとシリアスにもめるかと思ったら意外とそうでもなかったです。
年上攻めの作品郡でした。
私は長髪が髪をまとめている髪型が好きなので、薫と道隆の外見は好みだったので読んでいて楽しかったです。
表紙折り返しにある作者近影のイラストに大爆笑でした。
軽い雰囲気なので、さっくり読むのに良い作品だと思います。
懲りずに猫という文字が入っているだけで
買ってしまう作品の1つです
小説家が住んでいる家は
日本和風家で、先生は和服を着ている
これだけで結構そそります。
雨の日に番傘
素敵です
猫をひろうがごとく雨の日に
青年をひろいます
体の関係を先にもちながら生活をしていくなかで
恋していることに気がつく
結果はハッピーエンドでした
猫と俺はおなじかよ!的な葛藤がありますが
先生は猫を大切にしているのはわかりますし
大事だからこそ束縛をしないのだと
思います
怖いということでもありますが
表題の作品はとても良かったです
猫というタイトルがついてなければ
出会えなかったので
ラッキーでした
他の作品はの1つ
レスキューミーは、全く好みじゃなく
何度読んでもだめでした
見方をかえれば、違うのかもしれませんが
タイトルだけでかなり読む気をなくしました
フェア中で帯コピーはありませんでした、くすん……。
表題作他短編集。
表題作は家出をした陽〔受〕は小説家の八雲に拾われ、そして半年。
身勝手で俺様な八雲と、猫屋敷とも呼ばれる程に居ついている猫の世話が陽の仕事。
時折、八雲に好き勝手に抱かれながらも何となく彼の元に居る陽。
この八雲がですね、俺様で身勝手なんですがちょこっとだけ見せるデレがたまらなく可愛いのです。
ツンデレとも違う、えーと俺様デレ??
「出て行きたかったら出て行けばいい」はつまり居たかったら居てもいいって事なんですよねー、んもう素直にそう言えばいいのにって感じです。
自分をモデルに官能小説を書かれてプンスカしてる陽も可愛い。
「レスキューミー」この連作は表題作でちらっと登場した編集者佐倉と、小説家・南。
南は極度の不眠症で他人が傍に居ないと寝られない。
そのせいで佐倉は南に付き合って、添い寝する羽目になるのですが仕事の事もありますがそれとは別にどこかで彼を突き放せないでいる。
しかしこれ、佐倉受だったのはちと意外でした。これは嬉しいサプライズ。
表題作の攻めが超オレ様、我侭、気分屋、いじわるで全然好きになれなかったんですが、これって受けにそれだけ甘えてるってことだよね?ということに気づいてからは可愛く見えてしまった。
天邪鬼なところが不器用で意地っ張りな性格をよく表してる。
苦労しそうな受けに同情してしまいました(笑)。
あと気に入ったのは年下攻めの「年上の彼の落とし方」。
これも受けがなかなか落ちそうにないツンデレなんですが、攻めの一途さを拒否できない。
可愛いワンコ攻めがよかったです。