「お前に血を分けて俺だけのものにしたい もっとお前に愛されたい」

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表題作 スモーキーネクター Renew

安仲有生(アンナ) → 佐藤拓也

羽瀬川みつる → 榎木淳弥

その他キャラ
蔵持慶崇[興津和幸]/ 蔵持桜次郎[小松昌平]/ 町谷幸市[室元気]/ みつる(幼少期)[長谷川育美]/ アンナ(幼少期)[杉山里穂]/ アンナの父[小林康介]/ アンナの祖母[岡田幸子]/ 卸川薫[中村太亮]/ 唐品[中恵光城]/ 千部[木田祐]/ 黒駒[田中貴子]/ 酒出[相馬康一]

あらすじ

ライターの羽瀬川みつると不動産業を営む安仲有生ことアンナ。
幼なじみで恋人の2人には秘密があった。
アンナは人血を糧にする「バイター」、みつるは「バイター」が好む血を持つ「ネクター」なのだ。
2人はお互いの血液なくしては生きていけない「共生契約」を結んだ。
幼い頃からみつるだけに想いを寄せていたアンナには夢のように幸せな今。
だが、それと同時にアンナはみつるにある負い目も感じていて……。

作品情報

作品名
スモーキーネクター Renew
著者
ミナヅキアキラ 
媒体
CD
作品演出・監督
和田京子
脚本
茶乃原ゆげ
オリジナル媒体
コミック
メーカー
フィフスアベニュー
シリーズ
スモーキーネクター
収録時間
79 分
枚数
1 枚
発売日
JANコード
4580166733845
4.9

(35)

(34)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
173
評価数
35
平均
4.9 / 5
神率
97.1%

レビュー投稿数3

一蓮托生の重みがズッシリと…。

※「スモーキーネクター」続編 ドラマCDです。
こちらは2巻になりますので初見の方はご注意下さい。

続編もCD出たら買おうと元々決めていたんですが、
新キャラ・蔵持お兄ちゃんが興津さんって…!!!
いや~~これは100%買わずにはいられなかったですw

というか蔵持お兄ちゃんは存在感は強いけど
ものすごく出番があるわけじゃないので贅沢キャスティングですね~。
(そんで興津さんがキャスティングされると、)
(後々スピンくるのかなって邪推しちゃうのよ)
(だって興津さんだよ!?!?!?)
(攻めも受けも200%のモノを聞かせてくれる興津神…)

さてさて。
2作目なのでメインのお二人は安定感がありました。
私はサトタクさんの演技に全幅の信頼を置いているので
心を委ねて拝聴いたしました(∩´///`∩)

手元に原作がないと分かりづらいシーンはチョコチョコ。
1作目の時はあまり感じなかったのでちょっと残念かな?
でも原作も素晴らしいので未読の方は合わせて楽しんで欲しいです…!!!

ストーリーは…、
【生と死】が直結した関係が色濃く浮かび上がってきます。
一蓮托生がリアルに感じられて肌にピリッと迫り来る…!
愛が重さが個人的にめっちゃ好き。スト充さんにも超おすすめ。

原作でレビューしてるのでこちらでは音声の感想をば。
今回はトラック毎に書いていきます~!

◆Track1
晴れて恋人になった後の甘々な出だし。
初っ端からイチャイチャエロスタイムなんですがッ!

アンナcv.サトタクさん:
「…みつる、すげー好き…」

耳に入った瞬間に叫びたくなるほど声が甘すぎて、
顔面が崩壊した。なにこれ!?って若干パニック。
伝えたい言葉というより吐息の中で思わず漏れ出た声って感じなんですよ。
この "湧き出てきた心の声" 感がホント自然で、さすがサトタクさん…!

糖分摂取という意味でもこのシーン好きなんですが、
演技の見所としてもめちゃくちゃ好きなシーンです。
全人類に聞いて欲しい「すげー好き…」…。

あとはちっちゃいみつるとアンナの会話ですねー!
ふくふくしててマジ癒やし。音声でもめちゃくちゃ可愛い。

◆Track2
はい!来ました!一癖も二癖もある家族会議。
そして我らが cv.興津さん…!!!

表面上はにこやかだけど腹の中は分からない感じが
めっちゃ蔵持お兄ちゃん感出てて、流石でした。
謝罪してるけど謝罪に聞こえないんよ。嘘くさくて。
興津さんの声がついたらもっと好きになっちゃうよ。
(三つ揃えのスーツをビシッと纏うビジュも満点なので未読の方は原作も是非…)

そんなピリピリした家族会議から帰宅した時の

みつる cv.榎木さん:「あっ、おかえり!」

↑一気に場が和んでホッとする空気感が最高です。
アンナにみつるがいて良かった~!って心から思わせてくれる瞬間でした。
単純な一言なのに一気に安心感を与えてくれる演技がすごく良かった…!

◆Track3
『共生契約』『一蓮托生』の重みが増します。
シリアスな空気が流れ出すのがシンドイ~ッ(;ω;)

個人的には原作と印象が変わるトラックでしたね…。

原作読んだ時はみつるのお出迎えにウッキウキのアンナがすッごく可愛くて、
幸せ慣れしてないいじらしさにキュンキュン楽しんだ側面が大きくて(;´///`∩)
(アンナ重視で読んでるヤツ↑)

CDだとみつるの焦りや無力感が大きく感じられました。
アンナの為に息をするだけーーー。
みつるの独白がジンと響き渡りますね…。後を引くわ…。

◆Track4
ずっと消化しきれなかった不安がつい言葉に出ちゃう。
すれ違いで珍しく大きな喧嘩に発展しちゃうの切ない。
みつるの執着が見えてきたのが個人的にとても印象深いトラック。

音声で見所といえばコレでしょう。
cv.サトタクさんの幼い声…!!!
中学生時代のエピソードが挟まれるんですが、
声からも幼さを感じるとこがめちゃくちゃ良きです!

(cv.サトタクさんのショタ声大好き民 歓喜)
(レムナント1巻のショタ声は神がかってた)

あと cv.室さんの町谷さんの存在感が良い。
淡々と涼やかなお声でビシッとアンナを指摘するとこ、
2人の理解者って温かさも伝わってグッときました…!

◆Track5
クライマックスです。
原作大好きで何度も何度も読み返してるんですよ?
当然結末もセリフも脳内に刻まれてる状態ですよ?

アンナを助けようと必死なみつるの独白と、
みつるを巻き込んだ後悔に苛まれたアンナの涙。
そして共生と重みと強さ・唯一無二感がッ…!!

涙が込み上げてきて鼻啜りながら聞きました(;///;)
展開知ってるからまさか泣くと思わなくて、
改めてプロってすごい。言葉が音になるってすごい。

アンナはずっとみつるに片思いしてて、
好きだけど言えない想いばかり募って、
恋人になって共生契約結んだあとも心のどこかに負い目があって。

そんなアンナへみつるからの【赦し】と【愛】。
シンプルにすごく良かったです。

◆Track6
原作描き下ろし部分「共同生活」の音声化。

原作読んだときはイチャ甘に萌え転がったんですが、
CDではコミカルな印象かな?明るくテンポ良くって感じ。
セリフとかも原作通りなのに印象変わるの不思議だね…?


続編の音声化もたっぷり楽しみました。
原作よりシリアスな作りという印象が強かったですが、
原作と音声の違いを楽しむのもまた一興ですね!良き。

8

期待の続編

※ネタバレありです。

原作が大好きで、続編のCD化も待ちに待っていました!一作目同様、アンナとみつるの安定した二人の演技に満足です。
既に契約して恋人同士になったので距離感がより近くいちゃいちゃ、甘い会話、Hシーンも多いです。とはいえドラマは終始シリアス。
佐藤さんのアンナは一作目のクールさと本音の溢れでるギャップが印象的だったけど今回はまた違い、みつるを愛しすぎてる故に一挙一動に一つ一つ心揺れ動く様がそのシーンごとに伝わってきて前より生々しい感触。自分の心に翻弄されている。
榎木さんのみつるは、一作目よりさらに揺るがず漫画のイメージ以上に頼れる男でアンナのこと信頼しきってるなという印象に聴こえました。今回みつるのアンナへの執着を独白するモノローグがあるんですが、それも地続きで真っ直ぐアンナを想ってるなと。狂気感とかは意外となかったです(漫画だと感じた)。
2人のドラマを存分に楽しめます。

ただ漫画を読んでればわかるがCDだけ聴く人にわかるかな?と思う箇所もあり。原作通りで仕方はないのですがバイターの会議など多数キャラのシーン。またシーンごとの切り替わりが足早で、変わったことが分かりにくい。ラストの海のシーンなどはもう少し環境音を入れてムードを出して欲しい感じもありました。ゆったりやって欲しかった。

おまけのドラマはすごく可愛く、ラストも愛しかない良い終わりかたでした。

6

最高のふたりを最高に愛しく

原作が好きで、CDも前回がとても良かったので、予約して購入しました。結構経ってますが、気持ちがまとまってきたのでレビューします。

前回に引き続き、おふたりとも自然な演技で、相性がいいなと。話し方や空気感で、絶妙に「アンナもみつるも、こんなふうに喋ってたんだなあ」となる演技力です。幼なじみの自然な気安さに悶えました。

●佐藤さんのアンナ
家族会議のときは冷静で平坦な口調なのに、みつるの前では力が抜けて、声音も優しく、感情がころころ変わるのが「好き」が溢れてる。
「会いてー…またみつるの待ってる家に帰りてぇ…」の溶けた感じがかわいくて特にお気に入り。

●榎木さんのみつる
声から感じる包容力が優しくて、ほんわかするし、端々から愛が伝わる。
どちらも一蓮托生について焦ってはいるけど、アンナには負い目がある分、みつるのほうが今を受け入れているので、余裕を感じるのかな。
「ちょっとめっちゃ嬉しいよ」が本当に嬉しそうで特にお気に入り。

恋人になって甘い分、共生契約のままならなさ、苦悩がより際立ちました。改めて、お互い相手でないといけないし、牙を介さないといけないという、理屈がしっかりしているのがこの作品の魅力の一つだなと思いました。

中盤で爆発したときの、アンナの思わず言っちゃった感。本当に直後、すぐに言い返すみつるが強い。その後の、みつるの深呼吸→分析→謝ろうの心情変化が良い。改めて音声で聴くと短時間なので「メンタル強いな」と実感しました。まさに自己完結型って感じ。

終盤の、精神的にとても強いみつるが、自分も危ないのに、アンナの命の危機には本当に取り乱していて。対して、安心させようと強がるアンナ。ここのちょっと立場逆転みたいな場面がギュッときました。

溜めて溜めて、ラストは愛が深くて癒されました。みつるの「ばかたれ」がめっちゃ優しい。ボーナストラックも好きが溢れてるし、テンポが良くて、ふたりの気の置けない関係が尊い。本編で思い悩んでいた分、アンナが明るいのが、とてもじんわりきました。

メインのお二人以外も、町谷さんと萩野さんに癒されました。
それから、前回に引き続き桜次郎の小松さんの声が綺麗だなと。興津さんは今までコミカルな役や癒し枠を聴いてきたので、落ち着いた食えない演技は新鮮でした。

フィフスアベニュー特典のトークCDも、お互いへの信頼を感じられてほのぼのしました。

大好きなふたりを、見事に体現していただけて、非常に満足度が高かったです。

4

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