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ここ最近、内田さんの作品を続けて読んでいるのですが、この作品も濃い!
短編集で全部で7組のカップルのお話が収録されているのですが、そのうちの数組は単行本『ヘイ!ドクター』、『だまって泣いているのです』、『あなたをひとりじめ』にも登場しているキャラ達です。
読んでいないとちょっと状況が分かりにくい作品があるかもしれませんが、それ程支障はないかと思います。
期待を裏切らない筋肉隆々で男らしい外見の受け様と年下のちょっと我が強い攻め様が一杯でした。
読んでいる途中で気づいたのですが、内田さんの作品にはヘタレで行動が取れない年上の受け様と可愛さでガンガン攻めてくる年下の攻め様のキャラ率が非常に高いと思います。
主導権をとっているのは年下で、年上の方は元々可愛いと思っている年下の言う事を「しょうがないなぁ~」って許しているパターン。
Hシーンが大胆なので、どうしてもその印象が強く残ってしまいがちなのですが、甘々なだけでなく切ない展開もあって良かったと思います。
◾︎飴と鞭
◾︎長谷川(高校生)×上総(かずさ,教師)
成長した長谷川がめちゃくちゃ性悪っぽくなってるの好きです。
◾︎ハチミツさんちのむすめさん
単行本「あなたをひとりじめ」収録の「ぼくの幸せ」に登場した本田(高校生)×蜂須賀(保健室の先生)CPです。まだか〜
◾︎あなたを心配していたい
◾︎大堂景治×魚住(庭師)
内田先生には珍しい褐色キャラ。
◾︎理由など知らない
◾︎優作×義父
麻梨子は優作と結婚しなくてよかったよ…いやお家は大迷惑だけど、優作じゃ一番には愛してくれないから。
◾︎大きくなったらなんになる?
◾︎大嗣×岳
8年愛。岳の作画が久々に美人系。攻めだけど!「魚屋のオッサンが」しかり。やっぱレイプっぽい作品より攻め受け心が通い合ってる方が断然いい!
「おかえり電車」で内田さんを初めて読んで以来
どハマりしてフィーバーしてたのがとうとう途絶えた…。
意気消沈orz
乙女なオッサンもガチムチクマ系受けも尻毛も萌えることは出来たけど「冷ややかな目線で見下ろすS攻め」は無理だったようです。自分でも知らない地雷を表題作で初めて知る…。わかりづらいけど、ちゃんと愛はあるってオチなんですが、私には攻めも受けも理解出来る部分がなくて萌えが降りてこなかったヽ(;▽;)ノ
別作品では愛があっても先生が生徒の前でオープンホモも分からない…。
エッチの最中を生徒達に晒しても平然としてる先生が分からない…。(迷路)
生徒らの方がよっぽど大人だったなぁ。
短編集なのですごく萌えたお話もありました(*´ω`*)
◆理由など知らない
結婚式前夜の息子×義父。
ネグレクトにあってた攻めは義父と出会ってようやく生活が落ち着き。子供の時からずっと義父に片思いしてたけど言えるわけもなく…。結婚して義父から離れることを決めたけど、前夜に1度だけとお願いしてエッチをするお話です。
こも本の中で一番好きです。
片思いの描写や1度だけの思い出作りが切なく染みました。
2人で激しく求めあった翌日、攻めはタキシード姿でバージンロードに立ち、受けは親族席に座り。
切ない2人だったけど、ハッピーエンドでホッとしました。
描き下ろしの四コマは笑えますw幸せそうで何より(﹡´◡`﹡ )
◆大きくなったら何になる?
高校生×近所のオッチャン
子供の喧嘩を見かけ仲裁に入って以来、なぜか1人の子供に目をつけられるようになった受け。家に押しかけてくるのを相手にしてやってたら8年の月日が経ち。大人びた顔になり、初めて見せる顔に戸惑いを持ち、少しずつ離れていこうとしたら攻めから告白されてーーというお話です。
攻めの告白がキュンキュンでした(∩´///`∩)
普段は生意気なのに、告白は俯いて顔を真っ赤にしててギャップ萌え!
思わず勢いでガツガツキスしたら受けから拒否されて
ションボリしながら帰ろうとする姿が可愛いヾ(*´∀`*)ノ
評価は表題作の撃沈と他作品の萌え×2の間をとって萌。
短編集は合う合わないが難しいですね…。
短編集ということもあるけれど、纏めて面白いの一言に尽きる。;//;
全て読み終える頃4コマの相関を理解する為に読み返そうと思いつつ、背表紙を見て8作品収録だったと気付き驚き。
物足りなさはないのにもっと読みたいはある。
表題作 半分弱を占めているからそれから7作なのかと思うと…飴と鞭…。
読了後、表紙が長谷川くん視点なことに改めて感動。
表題内容は凄いSMプレイ。でもどれも情に溢れています。
ハチミツさんちのムスメさんも一番短いながら心が温かくなる作品で、題名からも汲み取るべきだなーと思う切欠になった。
本当、ひとつひとつの作品にひとつずつレビューしたいほど情がぶわっと拡がる作品ばかりです。
何故こんなにいとおしいんだ……
今回、胸毛・すね毛・陰毛がつながってる感がすごいですね。
毛量汁量ともに多め。
筋肉は(内田さんにしては)ちょっと控えめではないでしょうか。
収録されているのは過去作品の続編・スピンオフが多めですね。
おまけ四コマでは過去のキャラがたくさん出てきて各々が交流してたりします。
過去作品を読んでいる方は楽しめますが、知らないで読むと誰が誰なんですか状態・・・
置いてかれっぱなし感があります。
なのでこの本は内田初心者には厳しいかと。
「内田カヲル」では一冊目のコミックスということなので、
「内田かおる」名義の作品をフルコンプしてからのデザート的な一冊ですね。
内田ファンには垂涎の一冊だと思います。
表題作
精神的SM、羞恥プレイ、生徒×先生ものはあまり好みじゃなかったです。
多分先生のキャラが、
いつもの雄臭くて見た目いかついけど包容力のあるオヤジ受けではなくて
はなっから気が弱くて下がり眉のちょいブサドM受けだったっていうのが
一番大きいかもしれません。
筋肉乙女ですけども。
良かったのは「理由など知らない。」
義父モノ、しかも義父は刑事。
結婚前夜に吹っ切るために隠していた義父への想いを告白するが・・・
NLだとたとえ義理でも近親相姦とか絶対無理なんですけど、
BLだとすんごく燃えたぎってしまうのはなぜでしょう!
男同士に加え、さらに親子であるという背徳感と、
でも本来は赤の他人じゃないかという期待感のせいでしょうか。
この両端でグラグラ揺れる心の動きがたまらないです。
義父の使用済み下着に顔を埋めながら、
激しく自分を慰める超イケメン義理息子(当時高校生)くんがエロすぎでした。