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異世界転生したけど、七合目モブだったので普通に生きる。 1

isekai tensei shitakedo nanagoume mobu datta node futsu ni ikiru

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表題作異世界転生したけど、七合目モブだったので普通に生きる。 1

アルフレッド・ラグワーズ
伯爵家長男17歳,転生者
ギルバート・ランネイル
侯爵家長男15歳,乙女ゲームの攻略対象者

その他の収録作品

  • 短編「Christmas dream」

あらすじ

「自称」モブ転生者×美形宰相子息。偏った友情が恋に変化する甘ラブBL!

乙女ゲームの世界に伯爵家長男として転生した王立学院三年のアルフレッドは全部が中の上という恵まれた環境に満足していた。
このまま平穏なモブ人生を歩むはずが、ある日ゲームの攻略対象者で年下の美形宰相子息ギルバートと出会ってしまう。
学院の秘密の隠れ家で二人で過ごすうち、氷の貴公子と名高いギルバートを無自覚に溺愛していくアルフレッドに、女性たちは次々と新たな扉を開き、知らぬ間にゲームのフラグは折れまくる。
暴走する転生ヒロインをよそにマイペースで異世界を生きる自称「七合目モブ」の激甘主人公攻めBL!

作品情報

作品名
異世界転生したけど、七合目モブだったので普通に生きる。 1
著者
白玉 
イラスト
北沢きょう 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
レーベル
Ruby collection
発売日
電子発売日
ISBN
9784041135501
4.6

(46)

(36)

萌々

(6)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
10
得点
213
評価数
46
平均
4.6 / 5
神率
78.3%

レビュー投稿数10

モブへの激しい共感

カップルふたりが可愛いのはもちろんだけど、
2人のせいで腐女子に目覚めるモブ達が面白い笑笑
ここのモブに加わりたいな

0

付き合う前から2人の距離感がバグりまくり

【ずっと、ずっと一緒にいたいんです。アル。そばにいて下さい。ずっといて下さい(ギルバート)】

エロス度☆

おやおや、乙女ゲームの世界に転生したアルフレッドがヒロインのフラグをへし折りまくって無自覚にギルバートルートを爆進していくのが面白いですね。

本人はイケメンでスパダリなのに七合目モブと自称したり、平穏に生きていくことを望んでいるのもツボります。

特に、第三者視点から見るとアルフレッドがギルバートを無自覚に溺愛している様がよく分かり、お嬢様方を新たな世界に沼らせていくのが罪深い。

可愛い後輩に対する気持ちが変化していくアルフレッドや彼の前でだけ見せるギルバートの激カワなギャップが素晴らしい。

0

4巻が発売されると知り

凄く面白かったです。最新刊がもうすぐ発売されると知り既刊本を電子書籍で購入しました。

良い意味で裏切られました。タイトル詐欺じゃあないですか!この主人公のアルフレッドですが、全然モブじゃあなかったです。モブだと思ってるのは本人だけで、第三者目線のお話もあるので彼がどんなに魅力的なのかが分かるんです。この辺りが物凄くお上手でニマニマしながら読ませていただきました。www

そして何と言っても無自覚人タラシでとても罪深いんですよ。ギルバート以外にもかなりの被害者がいる事でしょう。www

乙女ゲームはギルバートの学年で進んでいるので、確かにアルフレッドたち最上級生はモブなんですよ。この辺りが凄く上手くてヒロイン達に深く関わらないようにしつつ、巻き込まれたギルバートを助ける為にアルフレッドが活躍するんです。活躍すると言っても腕が立つ訳でもなく、伯爵家長男として策略をめぐらせるところにスカッとするんですよ。
特に終盤の流れは秀逸でした。

それとお相手のギルバートがまだ15歳なのとお互いに嫡男同士ということもあり、恋愛面がゆっくりと進むのがこそばゆくて凄く良かったです。

アルフレッドは転生者ですが前世は何者であったのかは覚えていません。
ただ同時収録作の「Christmas dream」のギルバート視点の夢のお話にヒントらしきものがありました。

1

なろう系のイメージを覆された本

今までのなろう系(ウエブ連載版)のイメージは、
・設定が甘い
・描写が甘い
・文章が甘い でした。
ここで言う「甘い」とは「あまあまでかわいい~」では無くて、「詰めが甘い」の方の甘いです。でもキャラクターが魅力的だったり、関係性に萌えたりしながら、甘い部分は脳内補完して「良い面を汲み取るように」して読むものなのだと。書籍化するなら校正修正が入るのだから問題無いんだろうしと。

しかしそれらをガツンと払拭されました。
実は続きが待ちきれなくてムーンライトノベルズの方、今読める分全部読んじゃったんですが(まだ連載続いてる)、
設定に関して、作者さんは「貴族マニア」或いは「貴族オタク」なのではないですか?とにかく貴族に対する知識がハンパない。挨拶、立ち居振る舞い、建前と本音、言い回し、義務と教養、階級の違い、慣習、矜持、まだまだあると思うが追いつかない。
また人物だけではなく衣装や建物、街に乗り物に食事に生活に…ありとあらゆる方向で隙が無いです。ですので描写の甘さも必然的に無くなる。
その上でゲームファンタジーとしての「いきすぎ」た誇張やコメディ部分を上手く乗せています。
文章は書籍化にあたって修正必要ないんじゃないかなと思うレベルで書かれてますし、修正したのはご本人が変更したいと思った場所のみではないでしょうか。

さらに、この膨大な貴族に対する熱量をそのまま硬い文章にするとものすごく読みにくくなるだろうという懸念も、めちゃくちゃ緩く砕けた主人公の独白で進める形にする事で「読みやすさ」もクリアしています。
(貴族としての口上部分みたいなのが全編続いたら読み続けられないと思う)

今後(発売されるなら)多分3巻後半か4巻あたり?で設定そのものに対して切り込んでくる展開もあって、意表を突かれてさらに唸りました。
この作者絶対超頭いい。

希望としては家系図は載ってるんですけど、後はサウジリア王国の地図も載せて欲しいのと、王立学院やラグワーズ邸とランネイル邸の間取り図や見取り図も載せてもらえたら嬉しい。きっと絶対設定しっかり作りこんであるでしょ?w

1

これが読みたかった。。

私が読みたかったBLがここにありました。

無自覚溺愛の威力たるや...

受けの子もなんとも健気で愛おしい...

そして第三者視点から伝えてくれるモブお嬢様たち。

登場人物のキャラ性も素晴らしければ、

作者様の言い回しがまさに言葉の匠。

一途好き、溺愛好き、甘い2人が好きな民にはたまらない作品。

私の拙い言葉では表せないほど素敵な世界がここにあります。

読んでくれ同志諸君。

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