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表題作ハーレムデイズ

鈴鳴 軽穂,庶務課の課長 
円 満,23歳,庶務課の新人 

同時収録作品『いつかの秘密』『俺の秘密』

安里,盲目の隣人
伊藤夕夜,会社をクビになり実家に帰郷

同時収録作品『晴れた夜の灯』『晴れた日の闇。』

吹上龍流 アパート管理人
近田知春 研修医

その他の収録作品

  • ハーレムその後・スイートその後
  • あとがき

あらすじ

元ヤンのリーマン・円の配属先は仕事のデキる美女達と美中年・鈴鳴課長の存在する“ハーレム”庶務課。アツく仕事をこなすうち、鈴鳴課長に迫られて今まで味わったことのない熱に翻弄されて…!? 不器用で、でも純粋な大人の恋を、表題作の他に二編収録! 描き下ろしもサービスいっぱい、極上年の差ラブをご堪能あれv
(出版社より)

作品情報

作品名
ハーレムデイズ
著者
直野儚羅 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
スーパービーボーイコミックス
発売日
ISBN
9784862633453
4

(11)

(4)

萌々

(3)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
5
得点
44
評価数
11
平均
4 / 5
神率
36.4%

レビュー投稿数5

言葉にしづらいけど「萌え」た

かたやパッと見熱さがなさそうな中年、かたやガチガチに鍛えたヤンキー。
こんなの「このタイプが恋に落ちたら萌えざるをえんだろ!」の両横綱なわけで。

まぁ、このヤンキーの円満君(変換が楽でレビューが書きやすい・・・w)は喧嘩っ早い所はあるけど基本線言われたことは凄く素直に聞くし、きびきび動くいい子だというのもあるんでしょうけど・・・。
その向こうっ気の強い円満君にたいし、課長の鈴鳴さん。実は最初っから好きというのもあってエロイ意味でまるっきりもって行為隠してないわけですがなぜか円満君はそれに対して拒否れない。
ソフトなアプローチなのか?と思ったら本気のパンチを後ろから引き留めたり、押さえつけたりと大人しい顔して肉体派の面も見せたりなんかする、しかも社長の「兄」というこっそり偉い人とぼーっとした顔をしてかなりスーパーな人なせいもあるんでしょうね。
愛情でまるっと飲み込まれて完全にほだされてる&ほだしてる表情(その時にいきなりディフォルメ顔になったりする)が可愛いのですが、それだけで済まさないのがいい。
心配なのか、それとも「こっそり兄が好きなのか?」と思わざるを得ない弟=社長のちょっとどころで無い意地悪発言により完全に遊ばれたと信じさせられた単純な円満君がやっぱり可愛い・・・
結局好きという気持ちを伝えてなかった円満の負けという形にされてしまって思い切り愛されてしまうわけですけど・・・いやー、想像はできたけどこんなゴツ受けはエロイ!

骨肉を意識するようなエロとメリハリのついたディフォルメつきのコミカルさ、あとキャラクターコミの「神」作です。しいていうなら、どう見えても兄ラブな社長・・・報われないかなぁ・・・。

3

笑ったわ

表題作
あらすじ
これといって長所が無いと自分で思っている円満 そんな彼が、なぜか入社試験に合格
彼は、その会社にいつも通り、同僚、女性三人組にからかわれながら出勤
彼には、腹黒上司な鈴鳴軽穂が、待ち受けていたのです

まず一昔前のオフィスの設定な感じを受けました  
ストーリー全体を通して、無い頭で試行錯誤する元ヤンキー円満が見所です

女性三人組が、いい役割を果たしています 
BLとは関係なく、私は結構笑えました
私はこういう少し調子の良い、三人組ネタは好みです 良い意味でB級感があるんです
しかも社内で評判というあたり 
一昔前にやっていた美人三人組サスペンスを思い出していました
まさかこんな所で、似たシチュエーションが出てくるとは

濡れ場では、円満の日常の服が、元ヤンキーらしい
この服が、なにかエロイんです
その上、肌の色が、ワンシーン違うところがあって、
作者は狙ってますね完全に
涙も浮かべる円満 なかなか魅せてくれるじゃないですか
筋肉の描き方がとってもエロイので、ヤンキー系が好きな方はお勧めです

エンマンよ 長所はあるぞ (元)ヤンキー受け

晴れた夜の灯、晴れた日の闇
取り壊し、立ち退きの危機にあるアパートを守る吹上龍流 
この男に好意をもった、身内のいないぼっち、近田知春の物語
これを読むと、”良い人”って簡単に使えなくなりそうです
たとえプラスな言葉でも、抽象的な表現が人を悩ませる事もあると、改めて感じました
考えすぎると何も使えなくなりそう
人間の二面性を描いているところが見所です
私は龍流が、ストーリ的に受けであって欲しかったです 
龍流が大人な男前なので、よりそう思いました 
この二人、最後には、お互いの良い所だけを見ようとしていますが、
行きずりの恋で終わりそうな気がして心配です その場だけの発言だといいですが
龍流が少し天然なのが救い?

いつかの秘密、俺の秘密
盲目の安里に、片想いをした夕夜 
夕夜が、盲目の安里にした過去の過ち 
小心者ほど、やる事は大胆 その後苦しむのも分かっているのにやってしまう
人間の冒険心は、”怖い”とつくづく読んでいて思いました
少しサスペンス的な要素の入った、二人の駆け引きが見所です 
濡れ場では、安里が、エロさを倍増させます
ここでは、安里は体も心もドS 夕夜はドM 表現もなんか怖い
安里は10年前の復讐を、楽しみながら遂げている気がしました








0

歳の差ラブに燃え尽きろ!!

1冊の中に物語がいくつかあります^-^

最初は元ヤンのリーマン・円 満(まどかみつる)の
配属先は仕事のデキる美女達と美中年・鈴鳴課長の存在する
ハーレムと呼ばれる庶務課。


最初は仲間と面白半分で面接を受けた円は…受かった事に
びっくりしつつも…アツく仕事をこなすうち、鈴鳴課長に迫られる!?


今まで味わった事のない熱に翻弄つつも…課長に惹かれる円。
だが…備品が盗まれる事件+課長が社長とデキテいる!?


それに+盗まれていた備品が円の犯人に!?
円はずっと思っていた必要とされていない人間だと思い込み
退職してしまう!!この恋の行方はどうなるんだ!?

============================

+医者という職上で彼氏が出来ても長く続かない知春。
知春が住んでいるアパートの大家の龍流。

龍流の秘密?に巻き込まれつつも知春は
龍流を好きになっていくがー…!?

============================

初恋をして…ずっと想っていた夕夜。
だが…過去の罪悪感と後ろめたさで10年以上逃げていた。

目の見えない安里さん。
優しい人…。


お互い想っているのに…どちらも勇気がなく
気持ちを隠し続けている恋。

4

BL版ショムニ的オヤジの為のハーレム?

今度の直野さんのオヤジは美中年で実は腹グロ!
まんまといたいけな元ヤン男子をいただいちゃってますよ♪

円満(まどかみつる)は工業高校出の元ヤン。
勢いで入社試験を受けたら何故か受かってしまってハーレムと呼ばれる庶務課に配属。
美女軍団にこき使われている日々です。
そこの上司が美中年の鈴鳴課長。
社内の営業や他部署の男性にイヤミを言われて暴力に出た円満をいさめた鈴鳴課長は「俺は会社にとって必要ない人間だ」、と言う円満に「会社にとってはそうかもしれないが、僕にとっては君が必要だよ」とエロセクハラ~♪
それに円満を採用したのも履歴書写真を見て好みだったからって、、すごい腹グロ!

仮にも円満が好きだと告白した課長ですが、この物言いはヒドクないですか!?
しかし快感が優先したのか、エロでも必要とされるのが嬉しかったのかすっかり円満流されてまして、元ヤンだけに単純なのか!?
それが面白くないのが、課長の弟の社長(?)
その嫌がらせに円満がグルグルするのです。
とっても強引なオヤジ課長はエロ課長で、社内でエチするのがお好きらしいww
いいのか!これで!この会社~~~!!
・・・いいんです、マンガだから・・・
表紙をはずした本体表紙に、怪しげな格好をさせられた円満のイラストが♪
そして裏は4コママンガ・・・課長はドSらしい。
それにしてもこの課長はいつも伏し目がちで目がばっちりあいている表情は登場の半分くらいしかない。
羊の皮をかぶった狼オヤジとはまさに彼の事だ!

『晴れた夜の灯』『晴れた夜の闇』
いつもいい人だからという他人の評価に寂しさを感じている研修医が、ヤクザに絡まれているところをアパートの管理人に助けられて、惚れてしまう。
”イイ人”であるがゆえの臆病から愛されたいという気持ちばかり求めていたが、人を愛することの喜びを知るといった人間成長もの。
それにしてもこの研修医、登場する顔はいつも怪我だらけ・・・カワイソウ

『いつかの秘密』『俺の秘密』
会社を辞めて無職になった為実家に帰って来た青年が、以前好きであった隣人の目の見えない男性に再会することで心を乱される話。
過去に酔った隣人をいたずらしてしまった罪悪感から、逃れられないで臆病になっている青年の背中を押したのはその隣人。
目が不自由な人という設定がとても珍しい。
この隣人、目が見えないからということを逆手にとっているわけではないと思うがやけにエロおやじ♪♪
本当は見えてるんじゃないか?と疑いたくなるエロぶりにニヤけてしまったデス。

3

メリハリが効いています

3作収録の短編集。

「ハーレムデイズ」
自分でもどうして入社できたのか納得できない大企業社員の円満(まどか みつる)、元ヤン。
女だらけの庶務課勤務で、全社の雑用を一手に担っています。雑用とはいえ仕事はハードでハードで、エンマン君は一杯一杯。
そんな時、社員食堂で他部署の人間たちが庶務課をバカにしているのを聞き、殴りかかってしまう。
穏やかに止めに来たのは庶務課課長の優しい美中年、鈴鳴。
それから黙々と仕事を頑張るエンマンに『君が好きだ』と迫る鈴鳴。何故か抵抗できず呆然とするエンマン。
鈴鳴は社長と何かあるようで…
余裕のエロ大人・鈴鳴と純情ヤンキーの年の差マジ恋ストーリーでした。

「晴れた夜の灯」
仕事が忙しくて恋人に振られ通しの研修医・近田(バイ)と、近田が住んでる同じアパートの住人・吹上龍流。アパートの立退き問題でヤクザがウロチョロと。
巻き込まれた近田が殴られたところを助けてくれた龍流と段々仲良くなって…
近田はよくボコられて、顔も体も打撲傷だらけで可哀想でした。あ、恋はうまくいきます。

「いつかの秘密」
ちょっと珍しい設定。というのは、攻めが目が不自由な人。
25才の夕夜の初恋の人は、隣人の篠塚安里さん。
10年前、酔って眠っていた安里さんにキスしてフ○ラしてしまった事に酷く罪悪感を持ち続けていた。恥ずかしくて避けてたけど…
安里さんは目は見えないけれど関係ないですね、がーっつり攻めてますよ。匂いと味を確かめながら…
1ヶ月後何と同居まで!夕夜君良かったね。

2

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