Renta!限定描き下ろし付
ちるちるさんの作家インタビューをお見掛けして購入。インタビューを拝見したときは、優秀な先輩刑事とわんこな後輩くん、というCPをなんとなく想像していたのですが、それだけではなくってなかなか濃ゆいお話でした。
ネタバレ含んでいます。ご注意を。
麗しいビジュアルを持ちながら、刑事としても有能な宗形。
けれど、彼は捜査後は壮絶な性的興奮に襲われ、自身の自慰行為をネットで配信することでその興奮を抑えるという行動をとっています。
ある日その行動をたまたま後輩であるトオルに見られてしまい、自分が相手をするからネット配信を辞めるよう諭されたことで二人の関係は始まるのだけれど…。
宗形さん、単純に淫乱な体質なのかな、と思って読み進めたのですが、彼の異常なまでの性的な興奮が呼び起こされるのには理由があって。
鹿島さんの絵柄が超絶に綺麗で、ちょっと耽美調っていうのかな。
その絵柄で描かれるクールビューティーな宗形が乱れるさまがめちゃんこエロいです…。そしてめちゃんこ美しい。
けれど、エロだけではなくって、宗形が「そう」なってしまった理由がきちんとあるのでエロだけに留まらない。忠実なわんこのように自分に尽くしてくれるトオルへの贖罪の気持ちとか、読んでて切なくなってしまった。
そしてトオルも。
綺麗でカッコいい先輩にあこがれている後輩くんなのかと思いきや、意外な過去も良かった。
トオルにとって、過去も今も、ずっと宗形先輩は彼のヒーローであり続けていたんだな、と。
痛いことをされることでより一層高ぶる性癖を持つ宗形に合わせて、手錠をかけて事を致したり、剃毛したりとわんこの顔の下にある彼の狼っぽいところもなかなかよろしかった。でもあくまで彼は宗形を喜ばせたいという思いから行動しているのが透けてみえているので、彼の強引さがとてもおいしくいただけました。
宗形はきれいだし、絵柄が耽美調なので、もしかしたら宗形が女性っぽく見えちゃうかなと危惧していたのですが、刑事という職業柄なのか脱ぐとマッチョです。きれいなのですが、きちんと男性なのでそこも良かった。
宗形さんの過去とか、そういったところはきっちり描き込まれていない。
けれど、描き込まれていないからこそ読んでいてより妄想が滾ってしまった。
正直表紙だけ見たら手に取ることはなかったと思うのだけれど(いや、ごめんなさい)、すごく良かった。
というか、これが商業デビュー作なんですね。ちょっとびっくりするくらい絵柄もきれいで、すごい作家さんが出てきたな、という感じ。
次作も楽しみです。
のっけから、めっちゃカッコいい!
どこのハードボイルドだよ!と突っ込みそうになりました。
しかもこんなカッケーくて美しい刑事が日本に居たならば、世界の警察からアブナイヤツが押し寄せてくるやん(灬ºωº灬)♡!
スーツの着こなしから(またこのスーツ姿がカッコイイ)、そしれそれを脱いだ身体まで、もうヨダレなのかキュンキュンなのか、ハートが鷲掴みされますっっ。
その上ハンパないほどのエロさ("▽"*) イヤン
こここ、こんなのありですかーっ!な。
またその上司に憧れて憧れる部下も可愛くて。
ったくハリウッドかよ!!
ま、この上司と部下のすっげーエロエロの話しが軸なんですが、そこはやはり刑事もので、ストーリーがしっかり展開されてるし、途中その上司を『仕込んだ』ヤツも出て来て。
わぉ、この人にそんなに仕込まれちゃったんだー、ジュルルと、恥ずかし想像までしちゃったわ♪。
王道と言えば王道ですが、私は無類の王道好きฅ(^ω^ฅ) ♡
やっぱり、二人が愛し合いされ、お互いが唯一無二の存在になんなきゃダメですよねー。
なのでこのハッピーエンドに心からの拍手を送ります。
もう本当に想像を超えた『耽美』な美しさです。
時々 『瞳』だけのアップが出て来るのですが、あぁ「目で語る」だ、やるせないぃ~~~と見惚れます。
鹿島こたる先生は神に違いない。
表紙も含めて作画がどーーーーーしても好みじゃなかった
好みじゃなかったのでずっと読まずに寝かせていたんですが
読まず嫌いは良くございません。
正直絵柄的にはあんまり好みじゃないというのは読み終えても変わりませんが
ストーリーも面白く
何よりもエロかったですヽ(*´∀`*)ノ
性的にというよりもセクシャル的に?
違うか、エロというよりもエロスを感じる一作でした。
仕事はきっちりな先輩。
ところが性的に仕込まれた身体を持て余し
あまつさえトイレでエロスにふける日々。
そんなふけっている先輩に遭遇した後輩君。
先輩が好きだった後輩君。
ここは俺が行かねばwな展開でございます。
や、すいません・・そんな間抜けじゃありません。
しこたま仕込まれてエロエロな先輩はもちろん
表紙までも醸し出すエロスなわけなのですが
個人的にプッシュしたいのはこの後輩君なのであります。
この後輩君。普段はワンコなのに
いざ!となると攻める攻める。
このド攻な表現がすごくツボでした。
淫乱な先輩のためなのかこれが本来の姿なのかしらんが
この攻、一見の価値あり!
冒頭からどエロくて、これはエロメインの作品?と思いつつページを捲ると、いやいやどうして、しっかりラブストーリーでした。トオルの純な愛と、過去の影を引きずる宗形さんの、二人の物語に思いました。二人とも刑事ということで、絵柄も相まって、ハードボイルドな雰囲気ばりばりです。
ストーリー的には、宗形さんが元先輩刑事に仕込まれて特殊な?性癖を持つようになり、それを後輩のトオルに知られたことから、体の関係がはじまり…事件を通して二人の関係に変化が起きて、宗形もトオルを想うようになる、という流れ。
わたしとしては、くっついたあとの二人のラブラブも良かったですし、その前の背徳感ある絡みもまた良かったので、二度おいしかったです。
タイトルに偽り無しといった感じの、いやらしさです。
絵柄が耽美系な美しさなので、日本のお話ですが外国の設定の方が合いそうだなーと思いました。
ワンコな中にS気質がある部下×ドM淫乱上司というCP。
この部下のトオルが、なかなか良いSっぷりでした。
基本ワンコだし本格的なSプレイは無いんですが、手錠や剃毛や言葉攻めがなんとも素晴らしい(笑)
それでいて、二人の体つきがナヨっとしてなくて筋肉質な『男』といった感じも良かったです。
一度離れた二人がまた付き合うまでの話が半分強、残りは宗形の性癖原因にもなった人物との話になります。
個人的好みでは、一冊をかけて二人が付き合うまでの話が良かったかな、と。
とはいえ、トオルの求める『ご褒美』には滾りました( ̄▽ ̄)
電子特典に、宗形とトオルの悪っぽい格好が載ってるのですが宗形がハマりすぎ!
ヤクザというかマフィアというか…そりゃトオルが「アニキー!」と言いたくなるというものです(笑)