革命のα

kakumei no α

革命のα
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神7
  • 萌×216
  • 萌7
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
7
得点
121
評価数
32
平均
3.8 / 5
神率
21.9%
著者
鹿島こたる 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
三交社
レーベル
デイジーコミックス
発売日
価格
¥650(税抜)  
ISBN
9784815550288

あらすじ

『革命のα』鹿島こたる ≪あらすじ≫ 世はα全盛期。
すべての富と権力はαの元に集中し、
私利私欲のままにそれを貪る。
媚びへつらうΩ・βの姿を見下ろして――…。

そんな格差社会に
一石を投じる考えの持ち主であるモーリスは、
輝くブロンドに陶器のような白い肌
それはそれは美しく、賢く、気高い、
名門セシェル家の御曹司α。

側仕えの使用人β・シモンと良い仲だが、
家督を継ぐ身であるが故
子を成すΩとの結婚は、
避けて通れぬ道と定められていた。

性が、地位が、運命が、「愛」を翻弄する。
絢爛耽美オメガバース。

表題作革命のα

シモン β,モーリスの乳兄弟
モーリス・ド・セシェル α,弁護士,21歳

同時収録作品軍服のオーダー

ウォン、ミラーの部下
ミラー、赴任してきたばかりの少佐

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下イラスト

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数7

相手を想う深い愛情に萌える

作家買い。

鹿島さんの描くお耽美な絵柄がとても好きなのですが、見てください、この麗しい表紙を!
めっちゃ綺麗。
華やかで、美しく、そして気品漂う服装。思わず目が奪われます。

そして、鹿島作品はその美しい絵柄がいつもストーリーにぴったり合ってるなあといつも思いつつ拝見していますが、今作品もそのイメージを損なうことのないお耽美な作品でした。ほぼ表題作ですが、終盤に短編が一話収録されています。

表題作『革命のα』は、タイトルからも推測できるようにオメガバースもの。
オメガバースは作家さまや作品によって若干世界観が変わりますが、今作品は、α至上主義の世界で、Ωはαの子をなす存在として扱われている、といった感じ。Ωは決して迫害されているわけではないですが、発言権はほぼなくαと結婚することでその後の身分が保証される、といった存在です。

αの存在意義が強すぎて、β、Ωは搾取されている世界、が舞台になっています。




主人公はモーリス。

彼は名家セシェル家の長男で、自身も弁護士、そしてαというハイスペック男子。見目麗しく、そして優秀、家柄も良しという彼のもとには彼と番になりたいΩが常に付きまとっている。

しかしモーリスには彼らと番になる気はさらさらない。
彼には昔から愛し、信頼しているシモンという青年がいるからだ。

シモンはモーリスの乳兄弟で、彼の側仕えの使用人。そして、βでもある。
モーリスとシモンは心から想い合っているが、名家の跡継ぎであるモーリスには子をなさなくてはならない、という使命がある。βであるシモンには子を産むことはできないために、いつかはΩと婚姻関係を結ばなくてはならないのだが―。

というお話。

モーリスには、かつて薬を盛られヒートを起こし、その結果Ωを襲おうとした過去がある(これは悪意からではなかったと思われる)。
が、理性をなくしΩを抱こうとした自分を嫌悪し、以来自分の意志で選んだ愛する人(=シモン)と未来を歩んで行こうと決心している。

そんなモーリスのもとに一人のΩが現れる。
クロードと名乗るそのΩは「自分はモーリスの運命の番だ」というけれど…。

オメガバースならではのストーリーで、一言で言ってしまうとまさに王道のストーリーです。

なのですが、クロードの存在が、この作品を画一的なそれとは一線を画しています。

クロードはモーリスと番になりたい。
そのためには手段を選びません。

クロードがモーリスと番になりたい理由がこのストーリーの大きなキモになっていて、この「理由」があるからこそしっかりした骨太なストーリーになっていました。モーリス、そしてシモンの、相手を想う深い愛情に激萌えしましたが、それだけにとどまらない。

α、β、Ω。
その性差ではなく、自分がしたいことを、能力によってできるようになる世界。
シモン×モーリスの、お互いを想う深い愛情をベースに、それをつかみ取るために奮闘する若者たちが、素晴らしく素敵でした。

オメガバースというバックボーンを生かしつつ、けれどそれだけにとどまらない展開で、それが鹿島さんのお耽美な絵柄で描かれていて、めっちゃ萌えました。

短編『軍服のオーダー』。
軍隊が舞台のお話。
軍服が…、

めっちゃ良い!

「軍服」という小物がフルに生かされた作品です。

僻地の軍隊に飛ばされたミラー少佐。
厳しすぎる彼の訓練に音を上げる部下たち。そのため部下たちから嫌われ良好な関係が結べずにいる。

そんな少佐に危機感を抱いたのは少佐の腹心の部下・ウォン。
彼らは上司と部下というだけではなく恋人同士でもある。

僻地に飛ばされた少佐に、ウォンもついてきた。

少佐が僻地に飛ばされた理由は彼が無謀な計画を立てた上司にたてついたため。
部下のために心を砕き、常に清廉であろうとするミラーを、ウォンは上司としても恋人としても深く愛しているのだ。

部下たちと信頼関係を結べるようにするために、ウォンが一計を講じた内容は…。

というお話。

すごく短いストーリーなのですが、この短さで彼らの過去や関係性、バックボーンがきっちり描かれている。鹿島さんの構成力の高さに唸らされます。

内容としてはタイトル通り。
『軍服のオーダー』。
すごいです。内容を端的に現しています。

軍服を着て、常に孤高の存在である少佐が、恋人であるウォンに喘がされるという非常に眼福なお話でした。

強く、賢く、たくましい受けさん。
お耽美な絵柄とストーリー。
お互いを想う深い愛情。
貴族、そして軍隊(バックボーンも衣装も)。

に萌えを感じる腐姐さまには激しくお勧めしたい素敵な作品でした。

鹿島作品はすべて読んでいますが、この作品が一番好きかも。
文句なく、神評価です。

6

同時収録の短編も秀逸

「跪け、本能」抑制出来ぬ心の行く末は…帯が名文句で、簡潔に全てを表現しています。
溜息がでるほど美しい色彩の表紙で、この作品はA5サイズで見たい。
しかも、画が美しいだけではなく、圧倒的なパワーを感じさせるオメガバースでした。
こんなにお耽美なのに、太い筋の通った硬派な内容に驚きです。

そして、同時収録の「軍服のオーダー」が秀逸。
調教覚醒BLに掲載されたアンソロジー作品で既読済みでしたが、
読んだ時のゾクゾク感が堪らなかった…どこで読んだか忘れて探していたので感動の再会でした。

α至上主義でβ、Ωが搾取される世界、
性が、地位が、運命が、「愛」を翻弄する絢爛耽美オメガバース。(←この一文が大好きです)

名家嫡男弁護士のαモーリスと、乳兄弟の側仕えのβシモン。
幼い時から一緒に育ち愛し合う二人ですが、番にはなれない関係。

嫡男としてΩとの結婚は避けて通れない、21歳のモーリス。
シモンだけを愛すると公言するモーリスと、身分をわきまえ一生側にいられることだけを望むシモン。
最後までお互いに相手を想い意志を貫こうとする姿に、こんな愛し方ステキだなと胸が締め付けられた。

公爵の罠で発情Ωにラットを起こした18歳のモーリスが、本能に抗いシモンを選び自ら抱かれる。
3年後、運命の番である没落貴族のΩクロードとの出会い、罠にハメられても対等に人として扱い、
自分を傷つけてシモンの元に帰った、モーリスの意思の強さはまさしく…跪け、本能。

最近のオメガバース作品では、αのラットに威力を感じられず、ご都合主義に辟易としていたので、
モーリスのラットの荒ぶりと抑制には興奮させるものがあって、
自分の好きなオメガバースはこれ…と、再確認しました。

α頼みでお家を建て直そうとしていた没落Ωクロードが、よくある悪役で終わらず、
モーリスの意識改革で共に変革の軸となっていく姿も素晴らしい。
初めはキュートな巻き毛の黒髪長髪姿が美麗なクロード、
ショートの巻き毛姿もキュートで好きです。

力のある者がその権力に胡坐をかくのではなく、
その力を使って正しい世界へと導く主導者になる…
革命のαモーリスが、美麗なのに骨太硬派な受けなのも萌えました。

でも、この作品で一番好きなのは…βシモン。
あの癒し系おっとり感に、胸に秘めたモーリスへの想いの強さが堪りません。
あの笑顔に癒される、もっとドアップであのハニカムとろとろ笑顔を見たい!

シモンの元に帰って来たモーリスとのエッチシーン、
モーリスの傷を気遣い、側臥位のバックでゆっくりジックリ…エロすぎです。
個人的にはモーリスを抱くシモンにエロ萌えでした。

★軍服のオーダー★
軍服の二等兵プレイが…萌えた!こちらも忠誠愛ですよ。

僻地に左遷されたミラー少佐受けと、ついてきた腹心の副官ウォン攻め。
部下に当たりのキツイ少佐に考えを改めて貰い、信頼関係を築いて欲しいウォンの一案が、
二等兵プレイ…。

ウォンの部下となったミラー二等兵が再教育されるプレイですが、SMではありません。
できの悪い二等兵に気持ち良くても我慢することを、できるまで教えるというプレイで、
少佐に戻ってからのミラーが二等兵に優しくなるという展開。

ウォンの焦らす攻め具合もいいんですが、ミラー二等兵はMですね…
元々忠犬の部下にされているというシチュエーションに、ゾクゾクしている状態で、
yes sir、sorry sir 、please sir…と、何度も繰り返すこの言葉と共に悶えるミラー二等兵がエロすぎ。
軍服の種類に初めて気づいたわ。

鹿島先生の描く男性は、美麗なんですが身体はしっかり男性的で、筋肉のラインが美しいんですよね。
軍人の二人は特に筋肉のラインがしっかりしていて、
軍服を着たままのプレイなのに、筋肉美のエロスを感じさせます。

画良し、ストーリー良し、エロ良し、大満足の一冊でした。

※紙本ですが修正は、電子アンソロや単話と同じ白抜きです。

3

気高い受け好きの皆さんこちらですよ!な逸品

「オメガバース?流行ってるみたいだねえ」
↑これが私の正直なここ最近のオメガバースへの印象でした。
腐界隈に居るものとしてまあ最低限存じているけどイマイチ疎かったですね。
今作もジャンルというより単にフランス革命的お耽美雰囲気、長髪金髪( ゚Д゚)ウマーといったルックス雰囲気重視で購入しました。

ところがなんとビックリ。
主従関係と自分の意志を持った気高い受け!そして背景、服飾品に至るまで怒涛の描き込み量よ…

特に、主人公モーリスだけでなく今作の当て馬ポジションのクロードちゃんの尊い気の強さは美しかったですね。
黒髪ウェーブ可愛い。
なかなか無いテーマなのでうーん、結構重い内容なのかな?と思っていましたがそんなこと無くハピエンなので安心して読めました!

同時収録の軍服のオーダーも「オッヒョ!パツパツの軍服(0゜・∀・)」なのですが、まあなんと攻めのウォン副官が短髪寡黙なのにコスプレエッティを上官にやらせたりとスケベの癖になんだか色気ムンムンなんですよー。
ずるいですね。何らかの形で別の話も読みたい。

という訳で受けが大好きな攻めが沢山読める1冊でした。
楽しかったです!

2

きれいだわ〜、眼福。

イヤ〜美しい〜!
特に私は長髪好きなので、もうウキウキ。
美しく誇り高いモーリスはα。貴族という家柄も良く、階級社会の頂点たる存在。
ところが彼は地位と血統で決まっている世界に嫌悪を抱いていた…
…という設定。
モーリスに見初められようと次々やってくるΩ達を睨みつける目つきも美しく。
そんなモーリスが自分の意思で愛しているのは、側仕えのβ・シモン。
世界は彼らの愛を許すか⁉︎
中盤、気骨あるΩ・クロード(←こちらも超美形、黒髪巻毛の長髪!)が現れて、どうなる?どうなる!
ページをめくる手が止まりませんでしたが、終わり方は随分とあっさりしてて、あら?思ってたのと違う…
もっとドロドロとドラマチックな、クロードとシモンとのバトルとか三角関係とかあるのかしら〜なんて思ってたので、モーリスの初志貫徹、愛の強さ、意志の強さに、あ、よかったです(棒読み)という気分になりました。
ストーリーは萌、絵柄は最高で、「萌x2」。
衣装や調度品などの描き込みも素晴らしかったです。

「軍服のオーダー」
これもとても面白かった!
ですがなんかひっかかる…それはウォン副官がミラー少佐が下の者に寛大になるように心を砕くわけなんだけど、なんでアノやり方を思いついたんだろ〜?ってところなのよ。
上官プレイで感じまくったらウォン副官の思惑通りになっちゃうミラー少佐。本当はとっても俺に素直で可愛い人なのさ、的な?
そんで、ミラー様はあの後絶対「またアレをやってくれ」ってねだってるぞ。間違いない。

1

これが気高いということなのかな……

すごくいい!
まず、表紙の美しさに惹かれます。
まるで昔の少女漫画のような美しい巻髪……
惚れ惚れします♡

本作は、β×αの格差あるオメガバース。
決して運命や本能に流されないモーリスが素敵でした。
気高い受けってこういう人?って、
改めて思い知らされました。
なんでもっと早く読まなかったかなぁ……

Ωとの縁談や、運命の番の存在を躱し、
ただひたすらに自分の気持ちを貫くモーリス、
美しいけど本当に男前でした。

シモンがグルグル考えすぎてたけど、
最後はモーリスに嫌っていうほど深い愛を思い知らされました。

当て馬のΩ・クロードも、
見惚れるほど美しかった^^

途中まで誰と結ばれるの??
って、本気で心配しましたが、
クロードの愛は大きかった!

終始、クロードに引っ張られる展開でしたが、
それも悪くなかった……
いや、むしろ……いい♡


同時収録作は、部下×上司

部下の気持ちが分からない上官を教育するための、
なんとビックリなコスプレHでした!

それも、部下に慕われる上司になって欲しいという、
ウォンがミラーを思う愛情から来たプレイ。
この設定も最高でした!

結果、少しだけ優しくなったミラーにほっこり^^

1

耽美な世界に酔いしれる

先生の作品は1冊目2冊目と美しい絵と引き込まれるお話で
最高にドストライクでした。
しかし今回は、個人的に萌えづらい近世ヨーロッパ(?)のお話。

勿論、先生の美しい絵はどんなお話でもうっとりしますし、
そもそも先生の作風にヨーロッパはピッタリ!!
ただ・・・私は萌えづらいというだけでこの評価です。
金髪ロン毛に萌えないもので(汗)


お話は、バース性にも身分違いにも屈しない愛を貫く主従BL。
誰もが子種を欲しがる気高きαが愛する男に喘がされる姿は
萌える人には爆萌えモノですね!

2

海外が舞台だと安定感がある

◆革命のα(表題作)
 そういえば鹿島先生の既刊はどちらも日本が舞台でしたね。一見日本人離れしているけれど、静かな佇まいの中に強烈な色気を醸し出すキャラというのが、意外と和の雰囲気にも溶け込んでいて好きでした。そしてこちらは海外が舞台。やはり先生のタッチには本来欧米の舞台の方が合うのだろうかと思いつつも、いや、どちらも甲乙つけがたいなと感じました。ストーリーはβ×αの純愛。シモンもモーリスも互いのために真剣で、常に一途なので、いろいろ騒動があっても最後まで安心して読めました。もう少しシモンが激情を見せてくれても良かったかなと思いましたが、落ち着いて読みたい方は十分満足できると思います。

◆軍服のオーダー
 私はこちらがよりお気に入りとなりました。かつて部下の信頼も厚かった少佐・ミラーと、その部下であるウォンの下剋上的セックス。ミラーに部下との理想的な関係の築き方を思い出させるために、等級を入れ替えてプレイするというウォンの試みに、もっと堅物そうなキャラだと思っていたのでかなり驚きました。でも、二等兵に成り下がって上官を演じるウォンに奉仕するミラーはすっごくやらしくて、可愛かったです。ウォンも男前ですし、こちらの話ももっと読んでみたかったですね。

1

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