この体に墨を入れるのだと思うと――…高揚感が襲ってくる

うつくしい体

utsukushii karada

うつくしい体
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神12
  • 萌×213
  • 萌6
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

82

レビュー数
10
得点
130
評価数
31
平均
4.2 / 5
神率
38.7%
著者
鹿島こたる 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックスmoment
発売日
価格
¥670(税抜)  ¥724(税込)
ISBN
9784801965676

あらすじ

駆け出しのタトゥーアーティスト・夕路の元に舞い込んだ一件の依頼。
それは、美術界の巨匠・泰泉の名画をミチルの体に彫るというもの。

泰泉が囲い育てた専属モデルのミチルは、顔、体、その存在自体がまるで芸術品のように美しかった。
美人ゆえの傲慢さを身に纏ったミチルだが、浮世離れした環境で育った彼は純真無垢で、少年のような愛らしい一面も持ち合わせていた。 ミチルの白く艶めかしい体に墨を入れる瞬間、夕路は自分の中で沸き起こる欲望の気配を感じた。
“外もナカも、彼に俺を刻み付けることができたら――…”

慈愛溢れる肉食系彫り師×巨匠に飼われる無垢な美青年モデルの歪な箱庭で育まれる美しい愛。
描き下ろし8ページ収録

表題作うつくしい体

小林 夕路(駆け出しのタトゥーアーティスト)
ミチル(日本画家巨匠の専属モデル)

その他の収録作品

  • おまけ
  • おまけ② 設定資料いろいろ

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数10

タイトル通り、うつくしい!!

こちらのレビューで評判が良かったので購入してみました。
皆さんおっしゃってますが、本当に美しい!
うつくしい体ってタイトルなので、ハードル上がりますが、タイトルに違わず絵が綺麗です。
そして、美しいのです。
刺青を入れるのって白い体に映えますよね。
最初は尊敬する先生の作品として墨を入れにくるんだけども、何度か通ううちに彫り師の夕路に恋するミチル。
最初は泰泉のミューズだったのが、そこから飛び出して夕路のところに行くミチルが始めて恋を知ったみたいで、夕路に溺れていくのが素敵でした。
夕路も漢気があってかっこいいし、二人はお似合い。
泰泉のもとを飛び出してからは、夕路のパートナーでもありミューズになったミチル。
本当に美しいので、読んで欲しいです。

最初表紙はあんまり好みではなかったのですが、中身の絵がどれも美しくて、凄く綺麗なんです。
初めて鹿島こたる先生の作品を読んだので、別の作品も読んでみようと思います。

美しいだけでは、なくて色っぽいしセクシーなミチル。夕路が夢中になるわけだ。

0

傷付けても尚損なわれることのない麗しさ

 受けのミチルの美しさには本当に見惚れました。彼をモチーフにした絵画の作品の展覧会があったら、心から行きたいと思えるほど。才能ある芸術家のミューズになるべくして生まれたと言っても過言ではないでしょう。私自身は人の体に何かを刻みたいというような趣味がまったくないため、彼の滑らかで真っ白な背中に初めて傷が付けられた時は、本当に残念に思いました。ああもう二度と、何にも傷付けられたことのない、生まれたままのミチルの姿を見れないんだなぁと。でも、背中が傷だらけになっても、刺青が彫られても、彼の美しさが消えることはありませんでした。

 中盤ではミチルの今まで抑えていた感情が爆発し、勢い任せに自傷行為に走ってしまう痛ましいシーンもあります。が、メインの夕路とミチルの関係性は、最初から最後まで安定していて、特に不安を感じるようなことはなかったです。自傷した途端先生に突き放されたのも、先生がミチルそのものを愛しているようには感じなかったので、想定内の出来事でした。今まで先生の作品のためだけに生きてきたミチルが、そこから脱出し、夕路の傍で自分の意思を持ち始めるようになったのが嬉しかったです。欲を言えば、先生のミューズになったきっかけや、彼の元での生活ももう少し知りたかったですが、ストーリーと絵には十分満足です。

0

尊い美しさ

うつくしくてうつくしくて、終始美しさに見惚れながら読了しました。
耽美さのある絵で描かれる世界は、美しくてどこか背徳感を感じます。
甘くて幸せなお話でした。

ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー
表紙のしなやかで美しい体。この体に墨を入れていく背徳感は堪りません。

受けのミツルの身体に墨が入れられていくだけでなく、その体を自分自身で傷つけてしまうところもどこかぞくっとした美しさがあります。
ただ、身体の皮膚がえぐれるほどに自分自身の身体をひっかくという行為はとても痛々しくて...最初見たときは直視できませんでした。個人的にはちょっとグロく感じています。
実際に皮膚がめくれている描写ががっつりあるので...
こういうのが苦手な方は注意が必要だと思います。

登場人物の背景(とくにミチル)が濃くは描写されていないので、そこで物足りなさを感じたのは事実ですが。終始甘くてお互いに大好きだという気持ちを感じることができたので満足しました。
甘い溺愛ものが読みたいかたにはおすすめです。

0

まさに美しい

彫師と日本画壇の巨匠のモチーフを15年間続けてきた美しい男のお話。

日本画家花田泰泉の依頼で、彼の作品である【創生】を長年彼の作品のモチーフとなってきたミチルの背中に彫る事になるけど、彫師夕路に惹かれたミチルが彫り終わってしまったら夕路と会えなくなると思い背中を自分で傷だらけにしてしまう。
”作品”をダメにされた泰泉の怒りにふれ屋敷を追い出されてしまったミチルは夕路と暮らし始める。

長く泰泉の元にいて、タトゥーを入れることのリスクも厭わない程泰泉に心酔していたミチルが後が消えない程の傷を背中に入れたのには興奮してしまいました。
夕路と一緒になってからも夕路の仕事依頼を「自分と離れてしまう」という理由で勝手に断ったりと、夕路への依存のような想いが重いけどそれがまた似合ってしまう程に妖艶で美しいミチルでした。

先生の美しい絵と耽美な世界観が見事にマッチした素敵な作品でした!!!!

0

耽美で美しい、「刺青」

初読みの漫画家さんです。

極道モノが好きというところから、入れ墨に惹き付けられるようになり、その経緯でこの作品に出会いました。
ミチルくんのさらりとした髪と、滑らかな曲線を描く身体がとても魅力的で……思わず溜息が溢れました。
「耽美とは正にこのこと」というような雰囲気のイラストに、惹かれぬ者はいないでしょう。

美しい身体に墨を入れ、自分を刻み込んでしまいたい……
夕路くんの気持ちがひたひたと伝わってくる感じが、とても良いです。
自分の大好きな文学作品の1つでもある、谷崎潤一郎の『刺青』を思い出しました。

ストーリー面ではもう少し掘り下げてほしいと感じる部分もありますが、イラストの美しさがこの上ない為、神評価です。
既刊も読ませて頂こうと思います。

0

タイトル通りの美しさ

「うつくしい体」のタイトルに恥じない、非常に美しい絵のコミックス。
ミチルがとんでもなく美しいのはもちろん、夕路も美しいし、なにより泰泉が美爺。
ストーリー的にはもうちょっと泰泉とミチルの間に何かあってもとも思ったけど、夕路がミチルを人間として意識して欲したのに対しての、泰泉は人間としてのミチルに何とも思ってないって所がお話のポイントなのだろうから、これでいいのだと思う。

それにしても泰泉先生、こんなきれいな子たちをどこから仕入れてきていたのかしらね。
あんまり需要なさそうだけど、泰泉先生のお話とか読んでみたい。

0

うつくしい刺青

鹿島こたる先生のスーパー美麗絵柄で!
大大大好きな刺青もので!
コレは期待しかない!
…と前のめりで読む。

絵、最高、神。
刺青のデザイン、最高、神。
物語は………前半、とても良かった。だが次第に…
ん〜ちょっと好みとズレた。
花田泰泉に心酔して、言われるがままに刺青を彫る事を承諾しそれを歓びとするミチルの姿には一種の凄みがあった。
だけど、実際のミチルはどうやら学校にも通わず、その心の中はまだこどものような無垢だった。
泰泉に心酔する事を自分で選びとっていたわけでは無かった。ただその生活、その世界しか知らなかっただけだった…
そんなミチルは確かに可愛いのかもしれない。でも私の欲しかった世界観とはずれていた。
知らなかった外の世界の優しいお兄さん。彼の手によって優しくイけたから、彼の方が好きになっちゃった。なんかそんな感じにも読めて。
自ら背中に傷を付けた時の激情のシーンもあっさり流されて。
泰泉に捨てられた後のミチルはいかにも弱々しく、眉毛も八の字になっちゃった。
巻末のおまけでミチルのもう一つのキャラデザ案が載っていて、私はこちらの方が良かったなぁ。目ヂカラのある意志の強そうな。
絵柄、刺青は神x3くらい好き。ストーリーは萌で、総合「萌x2」です。

5

耽美感あふれる独特の世界観を放つ作品

作家買い。
電子で何話か拝見していましたが、紙媒体での発売を心待ちにしていました。

鹿島さん作品の魅力の一つは、鹿島さんが描かれるお耽美な絵柄だと思います。ちょっと癖があり、また、いわゆる「今時」な絵柄ではないのでもしかしたら好みが分かれるかも。が、この耽美な雰囲気が溢れる絵柄で紡がれていく独特な世界観は、鹿島さんでなければ生み出すことが出来ない魅力に満ち溢れている。

内容もお耽美。

日本画家の巨匠と言われる男性の専属のモデルとして生活を共にしているミチル。
美しいビジュアルを持つ彼は、巨匠の作品のインスピレーションを生み出すミューズ。巨匠に心酔しきっているミチルにとって、巨匠の意見は絶対であり従順であり続けている。けれど、その関係は他人からはいびつ、に見える。

巨匠が自分の「作品」の一つとして、ミチルの背中に入れ墨を入れるために接触したのが、彫師の夕路。

一人の人間を「アート」と言い切る巨匠に対し複雑な思いを抱く夕路だが、ミチルも入れ墨を入れることを納得していることもあり、ミチルの背中に墨を入れ始める夕路だけれどー。


鹿島さんはエロ度の高い作品を描かれる作家さま、というイメージがありますが、この作品もそのイメージを損なうことのないエロ度高めの作品です。

美しく、そしてミステリアスなミチルにどんどん惹かれていく夕路。
そして、巨匠に「飼われていた」(という表現がぴったりだと思う)ために世界が狭かったミチルにとって、夕路という青年の存在は、少しずつ、でも確実にミチルを溺れさせていく。

そんな二人の恋愛感情は早々に成就し、早い段階で体の関係も持つに至ります。その為、エロ度も高く、糖度も高い作品でした。美しく、けれど性的にまっさらなミチルが、夕路によって開かされ、そして開花させられていくさまは非常に美しく、そして萌えました。

が、ミチルが巨匠に飼われるに至った経緯とか。
そして何より、ミチルと夕路が恋に堕ちる過程とか。

そういった部分の描写があまりなく、その為ストーリーとしてはややあっさり目。それが個人的には非常に残念でした。

けれど、今まで「先生」のために生きてきたミチルが、夕路と出会い、人として生き直していく過程にはめちゃ萌えました。

ミチルだけではなく、「ミチル」というミューズを得た夕路が、アーティストとして名をあげていく。

お互い唯一無二の存在であり、相手のために身を引こうとする二人の想いに激萌えしました。

終盤にミチルと夕路のキャラデザイン案が収録されていますが、このミチルのビジュアルが本誌と全く異なります。このミチルが主人公だったら、作品から受けるイメージは異なるものだったのでは?と思いました。

ストーリーとしては目新しいものはあまり無く、バッサリ言ってしまうと「よくある話」なのですが、鹿島さんらしさにあふれた独特の世界観を放つ作品でした。

7

とにかく美しい受

とにかく受のミチルがめちゃくちゃ美人です。
無垢な美人受ってかんじです。
題材的にアウトローな感じかなと思いましたが、
そうではなかったです。
あらすじの、
泰泉が囲い育てた専属モデルのミチルは……、
という箇所が気になり購入を決めましたが、
上記のことは詳しくは描かれておりませんでした。

個人的評価
ストーリー ★★★☆☆
登場人物 ★★★☆☆
エロ度 ★★★☆☆
こちらの作者さんのご本は初めて拝見しましたが、
絵がものすごく綺麗で繊細ですね。
登場人物もそうですが、服の柄や小物、背景などにも
注目して読んでしまいました。

3

うつくしすぎる男にタトゥーを咲かせる耽美ズム。

【耽美】ってキーワードしか浮かんでこない作品。
絵がものすごく美しいです!
私も、ちるちるの作品紹介に出てきた、中性的で美しい男が登場したシーンに見惚れて「読もう」と思ったので。

一冊まるごと、タトゥーアーティスト・夕路と、日本画家の専属モデル・ミチルのお話。


夕路はタトゥー・スタジオを構えたものの客入りが悪く、この先どうしようか悩んでいた。
そこに突然、恐ろしく美形な男・ミチルがやってきて、日本画家の巨匠からの仕事を2千万の報酬で受けて欲しいと依頼。

ミチルは日本画家の専属モデル。
画家の創作インスピレーションの源であり、晩年を迎えた画家は、最後にミチルに自作品「創生」を刺青して、ミチル自身を作品とすることに決めた。

「創生」は炎が燃え上がっているような印象的な絵。
これがミチルの背に入ったらどんなに綺麗なことだろう。


夕路が彫ることでミチルは夕路の作品となる
ミチルは画家に心酔していて、今まで描かれているのはミチルでも画家の視線はミチルを媒体としてしか見ていないのが歯がゆかった。
今度こそ、自分自身が画家の作品になれる。
二人は違った目的を持ちながら、タトゥーを彫り、彫られていく…

人形みたいだと思ったミチルは、彫られる痛みで色っぽい表情も見せる。
緊張を和らげるため、映画を見せると子供のように楽しんでいる。
夕路は初対面から?以前に画家の絵を見ていた時から?ミチルにどうしようもなく引き寄せられている。

そしてミチルも優しく気づかってくれる夕路に惹かれ、夕路が他の客にタトゥーを彫っていることに嫉妬して…


ミチルのバックグラウンドは謎です。
15年の間、画家のモデルしかしてこなかった世間知らずだとしても、そこまで画家に尽くす理由が私には読み取れず…

夕路と触れ合うのは新鮮だったのだと思うけど、いきなり「ぼくとセックスしたいの?」と誘うのも…
初めてっぽいし、まだ夕路との信頼関係もできあがってないのに、どうして突然そうなる?


そしてタトゥーが完成したら、夕路との関係は終わってしまうと思ったミチルは、爪で掻きむしって背中と顔に傷をつけてしまう…

夕路は画家に見放されたミチルを受入れ、背中の傷を活かしたタトゥーを彫り、ミチルの背中に新たな花を咲かせる。


ミチルを理解しようとすると迷路に迷い込んでしまいます。
猛獣がつけたように深く鋭い爪痕が首筋から背中一面についていたのに、夕路の新たなタトゥーは傷痕はまったく感じられない、まっさらな背中に新しく彫ったようにしか見えない。

キャラの行動理由、物語の整合性という点で、私はつまづいてしまいました…

でも絵は本当に綺麗です。
全裸のミチルに黒豹が覆いかぶさる絵、ミチルの圧倒されるような美貌、耽美の象徴のようなタトゥーは本当に美しい。
作中に出てくる絵をそのまま油彩画にして、美術館に展示して欲しいと思うほどです。

「物語を読む」のではなく、「【耽美】を鑑賞する」のがこの作品の楽しみ方かもしれません。

9

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