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表題作KISSと海賊(3) 愛の嵐

アリ・海賊王子
ルビーローズ・花の王国の元王子

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あらすじ

後宮を抜け出し行方不明のルビーローズを捜し当て、追いつめた海賊王子アリ。
逃げるルビー。
ついにその腕の中にルビーを取り戻したアリは、はじめてルビーローズと心を通い合わせ、体をつなぐ。
しかし、幸福で濃厚な一夜を過ごした翌朝、ルビーローズは眠るアリをひとり残し、みずから叛乱の渦に身を投じてゆくのだった。
愛する男、アリの国を守るために―。

作品情報

作品名
KISSと海賊(3) 愛の嵐
著者
五百香ノエル 
イラスト
榎本 
媒体
小説
出版社
宙出版
レーベル
シトラスノベルズ
シリーズ
海賊王国の永遠 KISSと海賊
発売日
ISBN
9784776793908
3.7

(7)

(1)

萌々

(3)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
26
評価数
7
平均
3.7 / 5
神率
14.3%

レビュー投稿数2

和解の手段はやはりHか!

巻頭からルビーとアリの追いかけっこです。
これは読んでいてとても楽しめるシーンでした。
全力で逃げるルビーを、オレ様なアリが必死で追いかけるのですが…途中から弱腰になって「頼むから…」と懇願するアリ。
強がっていたルビーも、ついに堰を切ったように想いが吐き出されお互いに和解します。
もつろんセックスで…。

ここでアリがルビーの事を、やたらと「いい子ちゃん」とか「かわい子ちゃん」とか言うので、バカップルぶりがレベルUP!
アリが品の無い王子だという事は分かっていましたが、これはちょっとねぇ…。

一夜の繋がりから一転、また二人は別々に行動するのですが、ここからは内乱に立ち向かうルビーが逞しく書かれていました。
二人でいる場面が少ない3巻なので、ちょっと物足りないですねぇ。

6

3

いつのまにかルビーがアリに骨抜きにされとるσ( ̄∇ ̄;)
結局のところ、奴隷としてさらわれてきてからはや一年。
紆余曲折あれどーという展開なのですが、
その1年でどう変化したのかという細かい部分の描写が無い為に
少々置いてけぼりです。想像で補填するしかない。。
全開、アリの暴走で傷つき逃げてしまったルビー。
てんやわんやの攻防戦からのスタート。

本当は淋しかった。
本当は他の女をつれてきて欲しくなかった。
俺だけだっていったのに。
服をやってしまったのも悲しかった。
張りつめていた気持ちを吐露するシーンが好き。

姉様にもあれだけキツくいわれたのに
見つけて犯して連れ帰れば万事解決☆と思ってたアリの
言動はいわずもがなグゥの音も出ませんが、
仲直りHはエロくて素晴らしい。
横暴で俺様な中にも優しい姿を見てしまったルビーの変化が美味しい一冊。
固い蕾を手折ったら、水をやらなきゃだめ!
少ない水でも華麗に咲く花の様にほころび始めたルビーがいとしく見えるのでした。

ともあれ、抗争問題も佳境。
次回完結ですね。
ハッピーエンドでおわるならまぁそれでいい。

2

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