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表題作キスインダークネス

槙原絋一,高校生,暗所恐怖症
戸塚篤,高校生

同時収録作品夏の夜と君のせい

御雲俊一,高校生
忍,高校生

同時収録作品花開く君の明日

冴木克巳,医大生,透の家庭教師
麻倉透,高校2年生

その他の収録作品

  • キスインダークネス おまけ

あらすじ

あの日のアヤマチを、オレは今でも忘れられない…。
7年前、とある事情から幼馴染の紘一を倉庫に閉じ込めた篤。それ以来暗所恐怖症になった紘一への罪の意識に苛まれる日々を送っていた篤は、ある日「悪かったと思ってるならやらしてよ」と紘一に押し倒され…?

作品情報

作品名
キスインダークネス
著者
つげ雨夜 
媒体
漫画(コミック)
出版社
角川書店
レーベル
あすかコミックスCL-DX
発売日
ISBN
9784048541596
3

(11)

(1)

萌々

(1)

(6)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
6
得点
30
評価数
11
平均
3 / 5
神率
9.1%

レビュー投稿数6

表題作がおススメ

表題作が良かったです。
暗所恐怖症の攻めと、暗所恐怖症にさせてしまった受けの話。
お互い負い目を感じて共依存の関係にありますが、当て馬役の生徒会副会長の存在や、お互いを必要としたりすれ違ったりする思いの動きが、途中ダレたりすることなく、さらに不自然にじらされることもなく表現されています。
この作家さんはキャラの心理描写とお話の構成がとても巧みだと思いました。
攻めが受けを好きだと訴えるシーン、受けが攻めに気持ちを伝えるシーンが過不足なく、タイミングよくここで言って欲しい!というところでキメられていて、読後感がとてもよかったです。
表題作以外の作品はまぁまぁですが、表題作は読んで損はないと思います。
できれば表題作の二人のその後をもっと読みたかったです。
絵が少し線が細くて頼りない時もあるのですが、でも内容と描写、ストーリー構成が良かったので☆5つで(^O^)

0

空回ってしまうところがもどかしくてたまらない。

このお話は好きで、割とよく読み返してますv
篤のことが好きで好きで、空回ってしまう紘一がまたなんとも切なくて萌えます。
紘一のことを恋愛対象としては自覚していなかった篤が、自分の気持ちに気づいていく心情の変化が変化が自然で無理がなく、良い気分で読めました。
ライバルの先輩が読めない奴で、良いキャラしてます(笑)。

ただ、収録されている別の作品が結構前ので絵柄が違いすぎて、ちょっと趣味じゃなかったのが残念です・・・。それがなければ自分の中では神作品。

あと、どうでもいいことですが、暗闇でキスをする、という意味にするなら、darknessにはおそらくtheは必要かと(笑)。
テストのときは注意しましょうね!

1

水上ぬん

>ぐるぐるさん
コメントありがとうございます^^

in the darkでも同じような意味で使えますよ~。
むしろこっちのほうが多いでしょうか?短くて簡単な語のほうが好まれると思うので。
ただ、in the darkは大抵は、暗闇で、という意味に解釈しますが、隠れて、密かに、という意味で解釈する場合がないわけではないです。
普通そのような意味を表す場合は、secretlyなど別の表現で対応すると思いますが…。
暗闇で、というのをわざわざin the darknessと表現するときは、誤解を避けるためというよりも、言葉の響きで格式ばった感じにしたいからとか、かっこよくしたいからだと思います。
私は英語の専門家ではないので、ちょっと違うかもしれませんが…。

それにしても、darkって暗闇だとか秘密だとか、萌え要素がつまった単語だったんですねー。
改めて確認して、うっかり萌えました(笑)

ぐるぐる

おぉ、するどい突っ込みですね。
座りが悪いと思った。

ところで
kiss in the darkness

kiss in the dark
も意味が違うのでしょうか?

キスインダークネスレビュー。

一緒に居たい。その気持ちで小学生の頃、紘一の引越しを止めたくて、引越し前日に紘一を倉庫に閉じ込めてしまった篤。
コレが原因で暗所恐怖症になってしまった紘一に引け目を感じ、篤は紘一からの告白を受けてしまいます。

ワリと早い段階からこの閉じ込め事件の真相が明らかになるのですが、あんまり重要視されてない感じがして、コレを使って相手を抱くのもなーって攻のフラ付き具合に少し未消化な感じを受けます。
どうせなら、紘一視点と篤視点で話を分けて閉じ込め事件と恋心への決着をシッカリと描いて欲しかったかな。でも、全体的に想い合っていて可愛い話でした。

お邪魔虫スパイスな篤狙いの先輩は、なんだかんだでいい人で好きでした。
オマケの話が面白かった!
「お前じゃ勃たない」
「君は最悪勃たなくても良いんだよ」
僕が勝手に突っ込むからって事ですね、先輩!

0

表題作、好きです

表題作、優しい受けも、俺様ワンコな攻めも、どっちも好きでした。
攻めは暗所恐怖症なんですが、実はそれ、受けのせいなんですよね。受けは攻めに罪悪感を持っている。この真相、攻めが知るのはけっこう早い段階です。
お互いに相手が大好きなんですが、互いの持つ罪悪感が原因ですれ違ってしまう。
わがままワンコ攻めが悩んで借りてきた猫になってしまうのは可愛かったな。

絵は綺麗なんですが、裸になったときの背中の幅が細すぎるのが気になりました。

他短編いくつか。
まあまあ面白かったです。

0

設定で魅せている作品

前から気になっていたつげ先生の本です。
攻めが「暗所恐怖症」という設定に惹かれて購入しました。

読んでいくと受けの先輩が絡んできたりする場面や受けの子が流されて付き合っちゃう場面など、読んでいて飽きません。
攻めの子がいっしょうけんめいに愛情表現したり空回ったりするのはすごく可愛かったです。
ただ少し気になったのは自分の罪を告白した受けに攻めの「悪かったって思ってんならやらしてよ」というセリフが、少し無理矢理こじつけているような違和感がありました。
終わり方はすごくほのぼのしていて微笑ましかったのですが、そこだけ気になりました。

それから表題作のほか(漫画の約半分)は全て昔の作品を収録したものだったので、それが分かっていたら買わなかったかもなあ、と思ったのでこの評価にしました。

1

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