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君が死にたかった日に、僕は君を買うことにした

kimi ga shinitakatta hi ni boku ha kimi wo kau koto ni shita

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表題作君が死にたかった日に、僕は君を買うことにした

あらすじ

買ったあいつと、買われた俺は、たぶん同じように飢えていた。

「買わせてくれない? 君の時間を、月20万円で」
 高校2年の冬。枕元には母の骨があった。長く闘病した母が死んで、一度も頼れたことなどなかった父は蒸発した。
 全てを失った少年・坂田は、突然目の前に現れた西川と名乗る男に、奇妙な取引を持ちかけられる。
 母の葬儀代を稼ぎたい一心で応じた坂田に、実は同い年だという西川が提示した条件は、更に不可解なものだった。
 1.毎日、高校にくること
 2.僕と同じ大学に合格して通うこと
 3.今日から友人として振る舞うこと
 金で結ばれた関係はやがて説明のつかない「本物」へと形を変える。愛に飢えた少年たちが紡ぐ、透明な青春譚。

作品情報

作品名
君が死にたかった日に、僕は君を買うことにした
著者
成東志樹 
イラスト
円陣闇丸 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
発売日
ISBN
9784049148619
4.5

(7)

(5)

萌々

(1)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
0
得点
32
評価数
7
平均
4.5 / 5
神率
71.4%

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