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八尺様もののBLとしては、定番の流れでした。
八尺様もののBLは少ないですが、一応そのほとんどを読んでいると思うんですけど、こちらの作品の八尺様は断トツで表情が読めないかも。
他作品の八尺様は顔が見えていたり、口元だけ見えていたり、不機嫌なのとか笑顔なのとか、何となく表情もわかったり…っていうのが多いんですけど、こちらの作品の八尺様は何か靄?みたいなのが顔にかかっていて、とにかく表情が読めない。
ストーリーがかなり短いことも、八尺様の考えを捉えづらい理由かも。
でもラストでゆきやを迎えに来るし、ゆきやを気に入ったというか、執着はしているんだろうなぁ。
こちらの作品の八尺様が他作品と違う点がもう一つ。
他人の声を真似てなりすまし、獲物をおびき寄せるという手法をとること。
これ、BLの八尺様ものでは珍しいんですよね。
こういう手法をこれまでにもとってきたのなら、過去にも八尺様に襲われた人間はいるはず。
でもその人間が今そばにいないということは、余程気に入らない限り追いかけはしない?
なので、連れ戻そうと迎えに来られたゆきやは気に入られているのかもと。
ホラー度は低めなので、ホラー苦手な人でも全然読めると思います。
ホラー短編。
主人公は、そこそこ有名なYo⚫︎Tuberグループの一員・ゆきや。
今回、「罰ゲーム企画」で肝試しをする事になったが…
…と始まります。
廃村の奥にある祠で写真を撮って帰る、という企画だが、進んでも進んでも祠に着かない。
段々怖くなってくるが、そこに「おーい」という声が聞こえてくる。
ゆきやは(ドッキリ企画か)と思い、逆に驚かせてやれ、と建物の中に入って「わぁ!」とおどけたのだが。
異常に大きな影がある。
白いシャツに黒いズボン、黒い帽子をかぶった長い髪の異常に大きな男。
「ぽ」
急いで逃げ出すゆきやの足に男の長い長い黒髪が絡みつく。
ゆきやは宙に浮き、ズボンが脱がされ、口に男の異常に長く大きな舌が入り込んでくる。
いやぁ…怖いです。
いわゆる「八尺様」というネット発の怪談がベース。
体の大きさで人間ではないモノの怖さが表現され。
髪が触手となり縄となり、で結局は巨大なpニスで貫かれてしまう。
ゆきやの物凄い恐怖感と嫌悪感と絶望感がこちらにも感染りそうで、ゾワゾワが止まらないです。
後味はかなり悪いので、心して読んでください。