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【僕如きが千明さんの恋人なんて恐れ多い（郁人）】
エロス度☆
千明と郁人が紡ぐ恋物語･･･開幕♡
年の差・義兄弟・同居といった萌え要素が素晴らしい。
とある理由で実家を離れ一人暮らしを満喫していた千明の元に義弟の郁人が来襲。
千明のことが大好きでたまらないのに、神とは恐れ多くて付き合いとは･･･。
おやおや、難儀ですね。
好意がダダ漏れ、お互いに好き合っているのに付き合えないもどかしさがツボで、郁人に振り回される千明や郁人と恋人になるために奮闘する義兄の頑張りがとてもよかった。
焦ったい義兄弟関係・すれ違いを続けながらも、無事に幸せに着地できたことは千明も報われます。
もどかしいすれ違い 健気な義弟が最高
千明×郁人
主人公の社会人の千明と、
高校生の義弟の郁人の、
両想いなのに、すれ違う関係が、
兄弟でありつつ、恋の気持ちもあって、
愛おしい感情と甘酸っぱい悩みでの揺れ動きで、
少し切ないけれど、重く感じない。
千明の表情の変化が楽しめるポイントで、
さらに、元カノの腐女子からの相談なども面白く、
2人の恋模様がじわりと進行していくから、
恋する胸が痛いような感覚がキュンとしながら、
安心して読めることができた。
千明のことが大好きだけど、
彼を神様みたいに崇めている
自分からは一歩引いている郁人。
そんな郁人の気持ちを尊重しつつも、
彼のことが大切にして、
自分の気持ちを押し潰している千明。
その郁人の純粋な愛の反面、
千明のモヤモヤが伝わってくる。
もどかしさの絶頂で心をズキュンと射抜く。
千明、
郁人への愛情が本物で、
包容力も男前迫力もバッチリ備えている。
兄として、恋人として、男同士として、
愛情の境界線に苛まれてしまう。
その葛藤がリアルで、じれったくて胸キュンしてしまう。
郁人、
一途で、健気で健気で、時々泣いて･･･
千明に対する尊敬の念と、自分の劣等感が入り混じっているところ、
千明を喜ばせるために必死な姿、
可愛い顔でちょっと無口で不憫な感じ、
胸に針を打ち込まれたみたいな気分にさせられて
彼の味方でいたくなってしまう！
エロなしで、
しみじみとした愛情に包まれたラストに微笑ましい。
最初からすれ違った関係が、
お互いの気持ちがわかってからの不器用さで、
また下手なすれ違いを経て、
想いが通じ合うまでのお互いへ恋心が絶妙に描かれて、
2人の心理が手に取るように理解できる、
心温まる義兄弟のラブでした。
義弟の拗らせっぷりが面白い
一人暮らしをしている千明の元に義弟の郁人が現れ、一緒に住むと言い出すところから始まります。
千明のことが大好きな郁人が大好きだからこそ自分では釣り合わないと千明の告白を断る郁人の拗らせっぷりが面白かったです。
郁人に意識してもらえるようにスキンシップを増やす千明でしたが、郁人にとって義兄であることが大切なんだと身を引くところには切なくなりました。
最後は郁人が千明を引き止めて告白し、ハッピーエンドで微笑ましかったです！
初夜はなく、キス止まりですがそれも二人らしいと思います。
しかし、千明の元カノ兼腐女子がアドバイスと称して郁人に裸エプロンやセーラー服の格好をさせるのはやりすぎな気がしました。
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