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表題作しのだ、の

灰田与一
バーGreigeオーナー
篠田真己
ポールダンサー

あらすじ

ゲイバーGreigeで踊るポールダンサー「しの」こと篠田真己と、オーナー灰田与一は、半パートナーの関係にある。心のすべてを預けることができないしの。灰田のささやかな願いとは。

作品情報

作品名
しのだ、の
著者
クロネジ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ナンバーナイン
電子発売日
5

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萌々

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中立

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趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
5
評価数
1
平均
5 / 5
神率
100%

レビュー投稿数1

もどかしさにひたるる。「C'est la vie それが人生」

作画ご覧になってください。素晴らしいですよね⋯
ひたれます。めっちゃ。
ゲイバーはゲイバーでもポールダンスバーなんです。
バーレスク、ドラッグ・クイーン、元自衛隊攻め、蕎麦屋で板わさ、ピンときたアナタ、今宵ご一緒しましょう。

電子単話、今現在13話まで進んでいます。
読んでいくうちにジワリジワリわかってくるストーリー。
ヘビイなのですが、淡々と描かれる過去。
しのの生い立ちは描かれ、灰田はまだ全ては描かれていません。

元自衛隊員のGreigeオーナー灰島。
しのを雇って、育て、かわいがっているのがわかります。お互いなにも約束せず、いつかくる終わりに構え過ごしています。
そんな灰田が2話目で飛ばした紙ヒコーキ、「パートナーシップ制度」なんですよ⋯

も、萌える⋯。

灰田氏がバチクソカッコいいし
しののいじらしい感じとダンサーになった時のギャップも大変良い。
なんというか、男性がグッとくるであろう男性キャラを描かれるなあという印象。

Greige共同経営者ドラアグクイーンダンサーの浅利(ボンゴレ)さんの話も出てきます。元自衛隊のディーヴァイケオジの描かれ方が秀逸すぎます。バツイチ。ちょっと映画「プリシラ」を思い出す。
他にも色々な人物の様々な人生が描かれています。

濡れ場はドギつくなく、しっとり。そして切なさが伴います。しのを包むような、灰田を求めるような、それでいてその場しのぎのようなもどかしさ。
ふたり、確かめ合って確固たるものにしていけばいいだけのようなのですが。
すごく先が気になります⋯。

界隈のみんながしのを見守っています。
あなたも一緒に見守りの一員になりませんか。

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