小説

  • 旅立つ君へ 〜アルファは薔薇を抱く 4〜

旅立つ君へ 〜アルファは薔薇を抱く 4〜

tabidatsu kimi he

  • 電子単行本
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あらすじ

アルファの医師・香月とオメガの心理カウンセラーの千晶、二人の間に生まれたアルファの真尋とベータの美智瑠の兄妹――オメガの瑠佳は八歳の時にこの香月家に引き取られ、以来十年間、家族として暮らしてきたが、一年ほど前ついに真尋と番の絆を結ぶに至った。今は二人は同じ大学の二年生。大学近くのマンションで一人暮らしをする法学部の真尋のもとを、通信制で心理学を学ぶ実家暮らしの瑠佳がスクーリングのたびに訪れ、甘い逢瀬を楽しむという日々を送っている。香月家の養子ではあるが籍は入っていない瑠佳なので、真尋としては一日も早く二人で一緒に住みたい、そしていずれは両親のように入籍を…と考えているのだが、瑠佳の方は煮え切らない。というのも、二人の関係を知らない、まだ十三歳の美智瑠が家でただ一人のベータであるがゆえに疎外感を覚えてしまうのではないかと危惧しているのだ。そんな折、突然美智瑠がバレエの海外留学をしたいと言いだした。唐突な申し出に戸惑う家族たち。そして、悩みを抱える瑠佳の前に現れたのは…。

作品情報

作品名
旅立つ君へ 〜アルファは薔薇を抱く 4〜
著者
春原いずみ 
イラスト
亜樹良のりかず 
媒体
小説
出版社
シーラボ
レーベル
ラルーナ文庫オリジナル
電子発売日
5

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
5
評価数
1
平均
5 / 5
神率
100%

レビュー投稿数1

彼らの成長に感動

小さかった子供たちが成長し愛を育て、自分の道を進む姿に感動します。
真尋はストレートに瑠佳への想いを表現していて、独占欲も感じつつ大好きなのが伝える。瑠佳は経験から美智瑠の気持ちも考えてて、瑠佳ならではの気遣いだと思った。瑠佳と美智瑠の距離が近い分、瑠佳が悩む事になったのかな。
真尋が大好きで家族みんなが大切だから自分が離れる決断をした瑠佳に驚きました。でもこれしかないって思い詰めたんだろうな。その必死さが辛かった。
でも真尋に話してくれて良かった。真尋も大人になってて問い詰めるのではなく、瑠佳の気持ちも考えつつ皆で幸せになれる方法を一緒に考えるのが素敵でした。
真尋が日下さんを警戒する理由がなんとなく解ってたので、瑠佳が思い直してくれて良かった。
日下さんとの別れはドキドキしました、日下さんなりに好きで、瑠佳の幸せの為に身を引いたのは拍手を送りたい。2人の絆も深まったかな。
美智瑠が誰より大人になっていて、自分のバレエを踊る為に旅立つ姿は感動しました。ふ
皆素敵に成長していて嬉しい限りです。幸せと温かい気持ちを感じられる作品でした。

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