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表題作虎に四目屋

四目屋宗明
27歳,性具店「四目屋」の主
19歳,長屋暮らしの物売り青年

あらすじ

時は天保、江戸。物売りの青年・虎はある日、派手で上質な着物を纏った金目の男と出会う。
その男はかの有名な“性具店”四目屋の主人だった――。
“日本最古のアダルトショップ”四目屋の主人と物売りの虎。
艶やかにエロス迸る江戸BL、商い開始――!

作品情報

作品名
虎に四目屋
著者
水玉ミズ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
MARBLE COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784864424929
4.4

(307)

(200)

萌々

(64)

(33)

中立

(4)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
36
得点
1359
評価数
307
平均
4.4 / 5
神率
65.1%

レビュー投稿数36

No Title

初の江戸BLモノです。

やはりというべきか…ふんどし姿がエロいです。笑

そういった癖が生まれそうです…


ツンデレな受けが絆されてく感じ、どの時代でも魅力的ですねぇ。

続編期待したいとこです。

0

王道を江戸が艶やかに彩る

 ストーリーとカップリングは現代モノに戻して考えると、王道の中心を通っていると思う。
 
 重いモノを背負った訳アリの受けがハイスペな攻めに出会い、最初は散々だったものの何だかんだ良くして貰ってやっと見つけた自分の居場所。
 二人の距離も縮まっていく矢先、突き付けられる辛い現実に自らその居場所を手放す、酷い目に合わされても自分にツケが回って来たと諦めて覚悟を決めた、その時……!
 
 …歴戦のBLオタクの皆様なら何十・何百と見た展開だと思われ、でも好き、最後はハッピーエンドが約束され、結末や展開に予測が付いても気持ちが盛り上がる鉄板ストーリー!解りやすく安心感もあって素直に楽しめます。
 ところが舞台が江戸に変わるだけで一気に新鮮味、高い画力で描かれる江戸の世界観、町景色の背景とそこに生きる人々、古めかしい言葉遣いや蛍や柳の話に風情を感じ、もちろん歴史ある玩具達も、モブおじさんも月代頭。

 前半はやや濡れ場を見る為の急展開感がしました、中盤以降は蛍舞う夜のロマンティックなシーンや、思いもしない言葉で突き放す切ない場面と待ち受けるモブレ、辛さも含むストーリー重視で良かったです。
 好きになった理由とかは後から解ってくるのですが、口吸いや恋愛感情は少しいきなり感があったかも、二人の過去や裏に抱える事情はきちんと描かれていて良かったです。

 序盤から助平ですがお仕事の関係である玩具の使用のみで、しっかり挿入は最後、薬の勢いで抱かない所に意外な誠実さを感じました。
 電動式なんか無い時代、現代ではあまり馴染みが無い玩具達の登場やその使用方法など、知的好奇心的な意味でもドキドキする面白さがあります。
 
 濡れ場の虎がキラキラ涙目だったり、ややポーズが女性的に感じてしまう所もあったけれど、やられっぱなしでなく「本気を見せてみろ」の言葉にしっかり答えたり、「極楽見せてやるよ」って台詞二回出てくるのですが、強気な姿勢が漢気溢れてとても良かったです。
 紙本で購入していますが修正もなかなか…薄めのぐしゃ塗りで、四目屋の立派なアレが結構見えやすかったです。

 濡れ場が平気なら初心者さんから読み慣れた人まで、様々な方に親しみやすく読みやすい作品だと思います。
 時々さりげなく猫が出てくるのが可愛い、裏表紙、自慢の張型やずいきも猫の手に掛かればただのじゃらし玩具と化すのだ…(^-^;

0

ふんどしの魅力に気付かされた江戸BL

時代物BLは初めてやったけど、めーちゃくちゃ良かった
服装とかは風景などは江戸時代の風情が感じられるけど、人物の髪型とかは現代風のキャラデザなのが個人的にツボりました
絵めちゃ綺麗やしストーリーも1巻で収まったのがすごいくらい奥深くてデビュー作とは思えない!!!

みんな結構褌に着目してたから気になってたけど…うん、やらしすぎた
ふんどしずらしてtnk出してる描写オッフ(鼻血)

金色の瞳をした性具店四目屋の主人が爆イケ。
借金のある虎が四目屋に盗みに入ったことからエッチなお仕置きが始まり…というありがたい展開
四目屋の瞳が金色で冷たい感じの視線が最高//初めはお仕置きだったけど、もちろん少しずつお互い感情の変化があるよね〜
蛍からの口吸いのシーンでは虎に負けないくらい心の臓が爆発しそうになりましたw

バリバリの反骨精神を持ってる虎ちゃん、四目屋にちょっとずつかわいい表情とかするようになって懐いてる感じ可愛いんやけど、そんな虎に四目屋「お前、堪んねえなあ…」オッッッフ
堪らないのはあなたです!!!堪んねえなあ!!!!って荒ぶる心の臓ww

四目屋、ちゃんと両思いになるまで一回もエッチしなかったのもいい。なに考えてるかわからん表情だけど、虎のことちゃんと理解してて蓋開けたら溺愛とか完の璧やんww

これは恋人編見てみたいな…もっと執着してる四目屋拝みたい…

1

デビュー作でこの仕上がりとはスゴイ

お江戸モノです。
相変わらずあらすじ読まない表紙をちゃんと見ないので、ヤクザモノかな?と思って読み始めたら違ってた。時代劇です。
ストーリーは典型的なハッピーエンド。
[弱きを助け強きを挫く]安心して読めるお話でした。
とにかく絵が上手。顔がいいのと身体つきも最高!身体の描き方が美しい。虎くんが春画モデルになるシーンがあるんですが、引き締まった身体に虎の刺青、そこになんといっても褌ですよ!
なんか、パンツと違って褌って普段見ないもんだからありがたみがあります。こういう前垂れがないタイプのが、ふっくら可愛い。

喜怒哀楽が激しい虎くんと、余裕があっていつも微笑んで見守っている四目屋さん。2人共好きなキャラでした。
四目屋の従業員弥吉と庄助がとてもいい味出してて好きです。愛想悪そうで塩対応っぽいのに、案外過保護なところがあってこの2人、もっと見たかったです。

水玉ミズ先生、今後要チェックです!

シーモアで購入
残念な事に白抜き修正

1

凄まじい!

デビュー作からぶっ放してきた!!と驚愕しました!
凄いです、全ページスゴイ熱量で描かれていらっしゃるのが伝わって、本当に読み応え満点でした。
虎ちゃんの入れ墨とか着物とか背景とか、四目屋さまのバッキバキのお身体とか、全部全部綺麗なんです!ページを眺めるだけでも最高です。

更に更に、お話しもキャラも本当によくて、何度もじっくり読み返しました。どすけべシーンも迫力満点なのに、キューンと純愛も描けるなんて、この作家さまは本当にデビュー作なのでしょうか?
鮮烈なデビュー作を読むことが出来て良かったです。すでに続編始まっていますが、楽しみで仕方ないです。このまますくすく作品を出し続けてくださる事を願っています!ずっと作家買いします!

4

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