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山下誠一郎さん、大塚剛央さん、小松昌平さん、鈴木崚汰さん、好きな声優さん勢揃いなので嬉々として視聴しましたが、「(年不相応と思える)幼稚さ」を無条件に「かわいい」と思える価値観がないと、ちとキツく感じられる作品でした(笑)
価値観の違いや作品の否定、批判では全くありませんので、こんな感想を持つ者もいるのだな、くらいの気持ちでご容赦下さい。
山下誠一郎さんはモラトリアム期の青年演技が天下一品だと思っているので、この作品での幼稚さが際立つ口調は残念ながらわたくしには響きませんでした。
大塚剛央さんは、お声のバリエーションの中では低音で、抑揚控えめの男性的な演技です。
役割的には「受け」となっているのが意外でしたが、作中に性行為はないので、この作品では「受け攻め」を明白することはそれほど重要ではないのかもしれません。
小松昌平さんは高めのチャラ声と演技で、昌平さんの低音好きとしては好みとは異なっていました。
何故か状況、心情、なんでもわかってしまっているエスパーのような存在です(笑)
鈴木崚汰さんは期待していたほど登場しませんでしたが、作品中では一番、自然なトーンの年相応さがある演技でした。
双方の心情や行動の理由はラストで語られる構成で、その間、数年単位の時間経過が一瞬で進むので、音声作品だと展開がやや唐突な印象を受けます。
成就までの2人の進展に必要な部分は全てモブが担う形で進み、当人たちは思い込みや臆病さから能動的には行動しません。
この辺りは昭和時代に流行した純愛ドラマやマンガのような印象だと歴戦の腐女子おねえさまが言っておられました。
すれ違いに胸を焦がし、恋心を表現する恥ずかしい台詞などに心酔できるタイプの方にはたまらないと思われましたが、展開の早い作品に脳が慣れてしまっていると、もどかしく感じる要素でもあると感じます。
長かったすれ違い後にラストでいきなり2人が想いを遂げたので、それまでの停滞感に油断していた脳が面食らっていたら、2人は感動の涙を流すシーンに突入しており、完全に置いてけぼりをくらってしまいました(笑)
今回はキャスト視聴で、ストーリーは二次的な期待だったため予備知識もなく、個人的に「初」の世界観でしたが、色々なカテゴリーがあるものだな~としみじみと感じました。
全年齢表現なんですけど、愛しさがお互い溢れてて、あの、幸せで、語彙が溶けます。
3次元の赤ちゃん(リアルエケでなく、産んだ覚えの無い長男やその候補者など)は全然駄目なんですけど、あおは素直で努力家の赤ちゃんなので、このまま可愛がられて愛されて愛してずっと幸せで居て欲しいです。みどりくんかっくいい!!
通勤時の癒しになっています。
山下さんのお声が元から好きだったので、原作ファンでしたが、発表された時に大喜びしました。
かっこいい青も、かわいい青も、バブな青も、原作のイメージままの最高な青でした。
碧くんの声優さんの大塚さんも、イメージピッタリ!素敵でした。
2人の「いいけど」というセリフに色んな意味や感情があるよなー。って、原作を読んで思っていたのですが様々なパターンのいいけどを聴けて悶絶しました。声優さんってすごい!
原作ファンの皆さんに、安心して聞いてもらえる素敵なCDでした。
SNS投稿の頃からこちらの作品を追っています。
今まで読みながら想像していた青くんや碧くんの声・作品のイメージが音声化で損なわれてしまうのではないか…と心配でしたが、杞憂でした。
原作既読目線でレビューを残します。
商業連載にあたり時系列順に整えられたストーリーに、青くん碧くんたちが歳を重ねる緻密な演技が乗っていました。年月の流れが掴みやすく、またドラマCDから入っても十分に満足できるかと思います。
青くんにも碧くんにも複数回挟まれるモノローグでは、募らせる想いや葛藤が、間の取り方や息づかいで手にとるように伝わってきました。BGMやSEも良い塩梅でエッセンスとなっていました。
碧くんは原作のテンション感に沿い、男前さと繊細で理想主義的な部分のどちらもが大塚さんの安定したお声でそのまま演じられて、作品の軸となっています。
青くんの「赤ちゃん」な部分は山下さんの可愛らしいお声とバブなSEで表現されています。嫌なあざとさはなく、コロコロと変わる青くんの表情と素直さが目に浮かびます。
いい意味で山下さんの雰囲気が入り込んできて、朗らかで優しい印象のお声が、温かなろじ先生の作品にドンピシャで合っています!ろじ先生の他作品も音声化されることがあったら、是非山下さんに参加していただきたいです。
印象的なシーンの1つは、原作2話48ページ 過去形のちぐはぐさが青くんの無理をしている感じ増し増しで、かと言って強調されすぎずさらっと流れる素敵な演技です。
他には、2人の間で時を超えて繰り返される「いいけど」という言葉。4話で重ねられる青くんの「いいけど」の変化も非常に楽しめました。
吉田を演じられた小松さんは、部活帰り、陸部飲み、碧くんによる花屋での報告、最終話の飲み屋での碧くんとの会話……どれも強く心に刻まれている吉田の登場シーンを、読者と同じくらい大切にしてくださったのが伝わりました。音声化でぐっと愛着が増しました!!
ありさちゃん(島袋さん)は原作さながらの青くん強火でした。
吉田、ありさちゃん、しまちゃんに高校時代からずっと見守られてきた2人の空気を感じて温かい気持ちになります。
鈴木さん演じる飯田は、碧くんをリスペクトしているワードで特に原作再現度が高く、大学での碧くんとのコミカルな問答も魅力的でした。
製作陣のみなさんの原作リスペクトと愛を感じ、「青と碧」をもう一度深く味わえる一枚になっていました!漫画と共に何度も聴いて浸っています。