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へぇ〜、この2人がねぇ…という気持ちで、まず「青と碧」を再読。
あ〜尊い、と再確認し、うん、この吉田くんならあるかもね?と思いつつ本作へ。
しか〜し。
表紙のような笑顔いっぱいとはちょっと違うよ。
私の好みは、ストレートに愛を語り真正面からぶつかり合うストロングスタイル。
対してこの2人は…
駆け引き、ですよね延々。
といっても、本作は単によくあるBLではなくて、大人になってできた友人との新しい関係性のお話だと思うのでこれはこれでいいんだと思う。
ただ、飯田はクールなようで幼い頃からのヒネクレをずっ〜と引きずっちゃった人物。
飯田を素直にさせるのはなかなか難しそう。
先に素直になった吉田の方が誘導していく感じ?
頭のいい飯田は、ある日急に「駆け引きは時間の無駄だ」とか悟りそう。
ケンカップルと深いところで繋がる相性は矛盾しない。だからこの2人は青と碧とはまた全く違うニコイチの姿を見つけていくんだと思う。
ここではまだまだ駆け引きの強さが目立つので私の評価は「萌」。でもすごく面白いし新しい視点を感じる。
毎回更新を楽しみにしていた作品が一冊にまとまり大感動!
ろじ先生のどの作品も私の大好きが詰まっていて
毎度ぐっときて癒されています。
電子ですぐに読んだのですが、アニメイトセットの
ドラマCDとリーフレットも気になりそちらも購入!
イメージ通りの声と2人の会話の雰囲気、
息ピッタリの2人が最高でドキドキしました!
ホント買って良かった!
一筋縄じゃいかない2人の一挙手一投足、表情1つも見逃せない!!
また青と碧のスピンオフで
そちらのカップルも登場するので楽しい!
4人の今後も是非追っていきたいです。
「青と碧」からのスピンオフ編です。
そんな可能性を感じる登場キャラいたっけ?と思ったら
まさかの碧の高校時代の友人・吉田と大学時代の友人・飯田。
(ちなみに前作では二人の面識は全くありません。)
飄々としていた吉田とほんのり腹黒な飯田の
“二人らしい”愛の物語でした。
会社員の飯田は友人の碧の紹介で花屋を営む・吉田と出会います。
互いに“作り笑いを浮かべる”似たタイプで初対面から腹の中を
探り合う二人でしたが…。
前作ではそれぞれの角度から碧と青の恋を影ながら見守っていた
名脇役な吉田と飯田でしたが、彼らがメインで恋をすると
こうなるんだなぁとしみじみ感じ入っちゃいました。
なんというか、一言で表現すると面倒くさい二人。
上辺では笑っていても本心では何を考えているかわかりづらい彼らなので、
こと恋愛に関してもどこかドライで、自分の気持ちに鈍感なんですよね。
周囲から見ていれば互いに惹かれ合っていることは明らかなのですが、
当の本人たちは孤独な生い立ちからか本気の恋に落ちたことがなく、
それが恋の芽生えということに全然気づいていない。
吉田の花屋経営を通じて幾度も逢瀬を重ねるようになる二人ですが、
会う度に腹の中を探り合って、居心地はよくて、そのくせ無意識で、
まるで好きな子に好きと伝えられない小学生みたいでじれじれしちゃいます。
そんな軽口ばかりでのらりくらりとかわいてエンドレス一進一退を
繰り返す二人にもしかして決着つかないエンドか…?と危機感を抱くも
最後は気持ちが抑えきれなくなってちゃんとお付き合いすることに!
一応?愛の告白なのに甘さは欠片もなくて、寧ろ喧嘩腰みたいに
なっちゃっているのがまた二人らしいとも言えました。
そもそも二人ともノンケだし、その気持ちが恋なのかもわからない。
それでも自分という人間をまっすぐ見ていてくれる、
誰のことも本気で愛せなかった自分が“こいつとなら”と思えた唯一の相手で、
それてやっぱどりう考えても愛なんですよね。
静かに、だけど確かにじんわりと心の中の何かに火がついて、
温かく&熱い気持ちになれる一冊でした…
じっくりと味わって読みたくて(&特典が欲しくて)、紙本で購入・拝読。
数日前に読んだ「青と碧」が好みドンピシャで、尊すぎて震えたのですが
そちらとは全く異なり、より難しい内容に踏み込んだこちらのスピン元も
最高オブ最高でした。
(こちらのスピンオフ作にも、スピン元の二人が登場していて嬉しい!☺︎
特に青の変わらぬバブみ・赤ちゃんみに癒されました・:*+.)
「青と碧」で密かに推しとなった、八重歯の吉田くん。(推しだから「くん」を付けてしまう…)
そして碧の大学時代からの友人・黒髪メガネの飯田。
そんな二人の、「恋」と言ってしまうとちょっと何か違うような、
でも確かに友人以上の何か。
そんな関係に切り込んで書かれた物語です。
もう、相変わらずの吉田くんの鋭さには舌を巻いてしまう。
そんな”食えない”吉田くんと互角に張り合う飯田もまた、食えない男。
序盤、花屋での二人の言葉の応酬からもうピリっとした雰囲気が…!
この二人、一体どうやって距離を縮めていくの?と内心「???」でいっぱいだったのですが、
読み終えた今、「さすがろじ先生だな…」と感嘆のため息しか出ません。
実は飯田については「青と碧」の頃から
なんとなくちょっと個人的に苦手意識が;
今作でも、初っ端から彼女に言い放った言葉がもう、強烈。
誰とも深く関わらず、鋭い言葉を投げかけ切り捨てる姿勢にモヤっとしていました。
だけど飯田視点で語られる彼のバックグラウンドには、
そうやって武装していないとダメになりそうなほどの劣等感(兄に対するもの)・
「愛されたい」という猛烈な寂しさや想いがあったんだなあ、と。。( ; ; )
相手を理解しようとするのも、相手に理解してもらおうと自ら頑張ることも
「くだらない」と一蹴してきた飯田だけれど、
本当は誰よりも理解し理解されることを望んでいる。。
そんな難しくて面倒臭い奴に対しても(←ごめんなさい)、
「自分の気持ちがないふりをするのはもうやめたい」と気持ちを言語化し
伝えることのできる吉田、やっっっぱり猛烈にカッコいい。(推しなので褒め言葉しか出てこないです..//)
互いに「そばにいるとなんだか居心地がいい」「そばにいて欲しい」と思える、
”名前のない関係”。
恋とか愛とか、そんな名前は付けられない関係だとしても。
この先じっくりゆっくりと、一生をかけて
この唯一無二の関係をさらに温めていって欲しいし、
誰に言われずともきっとそんなふうに進んでいくんだろうな…
そんなことを思いながら、本を閉じました☺︎
今からじっくり、3周目を味わってきます(*´艸`)
(良すぎて&もっと深くちゃんと理解したくて、読後もう1周しました)
碧くんが繋げた縁。
『最恐タッグ』(赤ちゃん命名)という名の面倒だけと可愛い2人の組み合わせ。
BL特有のそれらしい描写は軽ーいキス以外全くないけど、心の距離の詰め方がエグい(褒めてます)。
吉田くんの飯田くんは花に似てる発言。
"花"と向き合ってる時は自分でいられる気がするって思ってた吉田くん。
最後の泣いてた吉田くんは飯田くんの側で祖母との別れにしっかり向き合えて、まさしく飯田くんは自分らしくいれる"花"だったのかなと。
2人の関係に名前がまだなくても、お互いが作り笑いせずに言い合ってる姿はとても微笑ましかった。
答えが出るまでは付き合ってやる。の今の答えが、死ぬまで答えは出ないかもしれない。
なんて、もう一種のプロポーズじゃん…どんな形でも関係でもいいからお互いが隣にいて欲しい。
あと飯田くんのおねむ状態がとても可愛かった。
とらのあな特典の小冊子はお酒の話題。
バブちゃんの発言で吉田くんがお酒に強い事がバレる話。
何も分かってないバブちゃんは相変わらず可愛い。