電子限定かきおろし漫画付
左藤先生作品8冊まとめ読みしていて、その6冊目。
酔った勢いで一夜を共にした翌朝、学生証を落とす…またベタなw と笑ってしまいました。
懐かしいあるあるですが2020年発行という。
先生作品はベタと言いますかどこかで見たことあるシチュエーションが多いなと私は感じてしまいまして。
そして学生証を見せて「俺の学生証っ」とわざわざセリフにしたり、全体的に全て説明してくれて非常にわかりやすい。
水族館で濡れて笑っちゃうシーンはくさk…こそばくって小っ恥ずかしくなりました。
旭が健気ヒロインなのも先生作品でよく見る受け像だなと。
運命が全てではない。Ωが差別的に描かれない。
双子でもそれぞれ別の人間、価値観、好み、人生だとのテーマはよかったです。
ザ・オメガバース!と言いたくなるような切な系作品。
「運命」とどう向き合うのか、が大きなテーマとなっています。
αとΩの間にある「運命の番」という概念。
本能に勝つことはできないのか、それとも…
…というのは、「オメガバース」という概念が出てきた頃からの大命題。
この作品は、その問題を真正面から扱っています。
故に、せつない。
主人公は、大学生の旭。Ω。
過去、付き合っていたαの恋人に「運命の番」が現れてしまい、そのまま別れることになってしまった。
しかし、別れた彼と同じ声の男性に出会い…
…と始まるのだけど、これが元彼の双子の弟とは!
あっと驚くドラマチック展開。ご都合とも言える。
しかし、そうは思っても、ならこの後どうなる⁉︎という好奇心が勝ってグイグイ読んでしまいます。
新カレの煌臣は「運命よりも俺の気持ちを信じる」なんてさ。カッコいいのよ!
過去に囚われてる旭を包み込んでいくわけだけど。
なんと元彼(兄)とバッタリ!
それ以上にドラマチックなのが、兄の「運命」が煌臣の運命でもある!という展開。
これはびっくりした。
トラウマが蘇る旭。
運命よりも俺の気持ちだ、と言う強い煌臣。
そしてその強い気持ちのまま、その日に番になる2人。
元彼の誠臣x満留CPがどこか低温なのが気になるし、誠臣を奪ってしまった形の満留がずっと苦しんでるのがなんだか可哀想です。
攻めの煌臣は言うこと無しの男前。
しかし、旭は…
私は悲劇のヒロイン…てか?なのに、泥酔してたとはいえ煌臣とすぐ寝るような軽率さがあった。
この冒頭設定はイマイチだなぁ。
運命の番を理由に恋人だったαに捨てられてしまった過去のあるΩが、好きだった恋人にそっくりなαに出会うお話です。
ストーリーとしてはとてもよく、満足なのですが、個人的な意見として、「実は元恋人が双子のフリをしてまた会いに来てしまった展開」が頭をよぎっていたので、本当に別人だったことに驚いていました。笑 少し期待していたので、元恋人が本当にΩを捨てていたことが悔しくて悔しくて、こちらまでα嫌いになりそうでした。笑
ちるちるさんのニュースにて、こちらの続きの方の記事を読み、好きそう♡と思ってセットで購入しました。
オメガバースにおける『運命の番』っての、ロマンチックで大好きなのですが、そりゃー『じゃなかった方』って存在もいる訳ですよね。
切なさと萌えと、とても好きでした(≧∇≦)
受け様は大学生の旭。
大好きだった恋人の誠臣に『運命の番』が現れ、それまで築いてきた2人の気持ちや絆を全て失う。
そんな旭の前に現れたの攻め様が、誠臣そっくりの煌臣。
誠臣の双子で、顔は似てるけど、性格はだいぶ違う。
初めは虫除けの為の”恋人のフリ”の関係。
捨てられたショックを引きずったままの旭に、前を向け、と勇気づけて、なんだかんだと優しい煌臣に、惹かれていく旭。
やっと好きだと気持ちを固めた途端、現れる煌臣の『運命の番』
切ない展開に、きゅんきゅん(*´ω`*)
でもって、その時の煌臣に、そりゃもう、めっちゃ萌えた"(ノ*>∀<)ノ
こんな攻め様の、近寄るな!旭は俺のだ!的な独占欲や執着、大好きです。
『運命の番』の2人の方も、順風満帆とはいってない雰囲気だし。
それまで培ってきたものってのはやはり大事で、何より自分の心を見失っちゃ、そのまま進めない。
目の前で、運命なんて、と蹴散らして、自分の心で求め合う2人の姿を、誠臣はどんな気持ちで見てたんだか。
誠臣の気持ちを思っても、また萌えるわ~。
『運命の番』じゃない2人の恋心に、とっても萌えさせていただきました(ღ*ˇ ˇ*)
一卵性双生児だと運命も同じなんです、だって遺伝子的なものだから・・・というのはすごく納得しました(事実ではないのだけれど!)。であるから、運命=めちゃくちゃ幸せになるではない、というのも納得。
全体的なストーリーとしては、、あまり萌えませんでした。アサヒくんの魅力があまり入ってこず、バンくんがなぜアサヒくんを好きになったのかが『?』のまま進んでいき・・・。
個人的な話ですが、メソメソオメガちゃんはあんまり好みじゃないな、と改めて感じました。