ぱるりろん
コミコミスタジオの有償特典、16p小冊子です。
表紙は電子単話の方の表紙です。(コミック1巻の表紙とは異なります)
英田先生による「虚空の月」第1話の小説版が9ページ、西本先生によるキャラクター初期ラフが3ページです。
どちらも同じものが「虚空の月」2巻に収録されています。小説の方は上下2段組なので2巻とはレイアウトが異なりますが。
同じお話でもコミックと小説では、当たり前ですがアプローチが違うなと思いましたが、これはどちらが先なのかなとも思いました。
英田先生の原作をもとに西本先生が作画されているのはそうなのですが、この小冊子に掲載されている小説は、ノベライズだったりするのかな、などと想像したり。
原作を小説版とシナリオ版と両方のスタイルで書いてみたというのを2巻のインタビューで読みましたが、この掲載された小説は、その小説版の方なのか、それとも出来上がった掲載作(コミック)をもとに改めてノベライズしたのか。興味深いです。それほどどちらもぴったり重なっているのです。
また、西本先生のキャララフは、キャラクターのイメージに齟齬がないかを英田先生に確認するメッセージがところどころに書いてあって、二人で作り上げていることをまざまざと感じます。小冊子に載っているラフは、志堂が2ページ、比嘉が1ページです。