イラスト入り
あとがきにて作者さんが"山なし谷なしの溺愛たっぷり攻め"っておっしゃってましたが、まさにその通り!!!
始まりから終わりまで、ずーーーーーっと甘く可愛いテイストです。2人の愛の世界にどっぷりと浸れる嬉しい幸福感に目尻がデレッと下がりました( ´∀`)
オールウェイズ、オールタイム溺愛と可愛いで出来てるこの作品。気分が落ち込んだとき、元気を注入したいとき、そんなシーンにおすすめしたいビタミンBLです♪
作中にあまりにも"可愛い"の単語が出てくるもんですから、どれくらいあるのか数えてみようと思ったところ、10ページほどで脱落しました。1ページに1個以上は使われている肌感なので、すごい総数だと思われます。
可愛いの対象は主人公の智洋。見た目も仕草もクセも全部が可愛いラッコの獣性を持つ婚活中の青年です。
この彼の仕草が萌えの塊でして、緊張するとお気に入りの石をにぎにぎしたり、寝る時は手を繋いで寝ないと落ち着かない…といったクソかわ特性の持ち主。"可愛い"が人の姿をとっているような彼に、周りの皆はメロメロなのです。
そんな彼には結婚願望があり、自分自身が可愛いすぎてお相手とのマッチングがうまくいかないというトホホな結果に毎度撃沈。彼の婚活の次なるお相手を打診されたのが、これまで避けていた大型獣性とのマッチングです。
そう。
表紙での存在感がハンパないシャチ。シャチ獣性の彼とのマッチングです。
シャチ獣性の大牙は智洋に一目惚れをし、溺愛猛攻がスタート。
大型獣性らしく捕食欲の強い大牙の執着はすさまじく、智洋への愛情過多なあまあまアプローチが濃厚です。智洋を大事に扱う紳士的な姿は、理想のスパダリ像がてんこ盛りでした。
甘さを甘さで上塗りし倒す大牙のエスコートとアプローチにオチない人いる?ってくらいの糖度です。智洋を可愛い可愛いと言葉責めにし、お試しマッチング中なのに既に結婚のゴールを見据えてるような大牙のあからさまな溺愛に脳みそがメルティでした(*´꒳`*)
智洋の無自覚な可愛いの煽りによって大牙の溺愛が加速するという好循環なストーリーは、どこの角度から見てもどのシーンを切り取っても甘い。智洋のこれまでの婚活の失敗は、大牙との出会いのためにあったんじゃないかと思うほどの超お似合いカップルですヽ(´▽`)/
リアル自然界ではシャチがラッコを捕食する弱肉強食な事実もある中、こちらの作品の世界では溺愛という手段でラッコを捕食するシャチの愛にニヤニヤうっとりしました。
シャチやラッコの獣性設定は初めてでしたが大変に面白く、ほのぼのとした雰囲気の中で育まれていく運命の恋に自然と笑顔が綻びました。
このトロけるような幸福感は読んだ者だけが味わえる世界。疲れた身体と脳にめっちゃ染み渡ることでしょう。
この一冊をお供にたっぷりの愛で癒されてみませんか?^ ^
なんて可愛いの〜!!!
獣性という設定が美味しすぎます。これは萌えるたぎる!
もう一冊ほぼ甘くて可愛くて幸せで。ラッコの獣性を持つ智洋がインドア天然絶滅危惧種で。すんごく可愛くて庇護欲をそそられるのに、全然あざとくないんですよ!
婚活で頑張って女の子をスマートにリードするぞ!って思ってる君のが断然可愛いよ!!
ラッコの獣性も、なにその美味しい設定?可愛いしかない!よくぞ今まで無事でいてくれたね?ありがとう!ですよ。
運命の人だと紹介されたシャチの獣性を持つ大牙。彼もすごいんですよ!イケメンでスパダリで智洋に衝撃を受けてメロメロで。
シャチの獣性がまたまた何その美味しい設定!こんな攻めにぴったりな設定よく用意してくれましたね!
もう智洋が一言えば十手先まで決めてしまう?
気がつけば大牙の策にのっている!
可愛い智洋を、あ〜可愛いなあ、もうっ!って言いながらシャチの獣性をフル稼働して囲い込んで。
薄くない本なのにすごい早さで読みました。
智洋の、はまぐり…とか、試してる?なところとか、もうたまりません。
頭をワシャワシャして頬ずりしてギュッとしたいです。
これから読む人が羨ましいです。
これは永久保存版ですね!絶対また読み返す!
みずかねりょう先生のイラストと、
あらすじに惹かれて購入しました。
すぐに泣いちゃうような僕っ子受けちゃん大好きなので、出だしから百億点満点。
最初から面白くて、100頁過ぎても面白くて…ずっとニヤニヤしてしまいました、読み終えるのが勿体無い!と思えた作品に久々出会えた感じです。
まつぼっくり先生… 出版社さん… すべてに感謝です。
(役に立つようなレビュー書けず申し訳ございません。甘々テイストお好きな方におすすめかと思います。)
物語は現代日本が舞台。
しかし登場人物は「獣性」といって、ハイファンタジーでいうところの獣人みたいな特性を持っております。
これがすごく良くてですね、主人公がかなり天然可愛い子なんですが、その可愛さを自然に際立たせてくれているんであります。
もちろんお相手のスパダリさも、強い執着も。
「そういう獣性があるからそうだよね」ってスッと物語に没頭出来るのが素晴らしい。
元々Web版から拝読していたんですが、みずかねりょう先生のイラストが想像よりも美麗といいますか、受けちゃんが思ったより美人でまた滾りました。
Web版を既読の方にもお勧めです。