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割れ鍋に綴じ蓋ですね
シリーズ第２弾の作品です。
ライトノベル作家として一歩踏み出した受け様と
くどい程暑苦しくサドの歯医者さまとのエロラブな日々。
この受け様はしっかり調教されてしまいましたね。
でも、これぐらいの方が彼の寂しい生い立ちからしたら
荒療治的で結果ＯＫなのでしょうね。
初めの頃から比べるとほんとに可愛らしい受け様になりました。
そして攻め様もどっぷり受け様にハマってまさに溺愛。
でもやっぱりサドぶりは健在ですよね。
受け様の純粋さに、何気ないふりで恥ずかしいことしちゃう。
女性ものの下着をスーツに忍ばせるなんて完璧狙ってます。
そして今回も受け様に危機が・・・狙われ貞操の危機に。
攻め様の豹変ぶりに・・・受け様・・・気にしてませんね。
やっぱり愛ある調教の成果です。
受け様に仇名す者の末路は攻め様の独壇場です。
サドを通り越して鬼畜、やりながら恍惚としてくる姿が浮かびます。
くどい愛情を是非お試しあれの１冊です。
変態も極めりゃ楽しい？
前作が面白かったのでわくわくしながら読みました。
でも今回はちょっと物足りなかった。中立よりの萌えです。
１巻はえろえろで調教がテーマだったのですが、今回はもう恋人として出来上がった２人の甘い日常と、ほとんどが育也のシナリオライターとしてのデビューのお話でしたので、前回の余韻を引きずって刺激的なお話を求めていた身としては何だか残念。
単純に、2人の甘～いお話、という感じで、このカップルが好きで甘いのも好き、というなら楽しめますが、私はもっとマニアックを期待しておりました＾＾；
深町の変態度も、相変わらずではあるのですが、女性の下着を着せるとか、椅子に縛るなど割と大人しい（？）というか、前回のようなぶっ飛んだ変態度はちょっと低め？
前回、育也が危うく襲われそうになった浅野というキャラクターが再び育也に手を出すのですが、職場で、かなり強引に襲われそうになる展開もちょっと唐突だなぁと思ったり。
それと、育也はゲームの原作者として華々しくデビューしますが、原作者の育也の知らないところで、原作の18禁ＢＬのシナリオが組まれて、育也に細部を知らせることなく商品化まですすんでるって、そんなこと実際あるのでしょうか＾＾；
そして何より、みんなのいるアフレコ現場で参考に深町が実際育也にやらしいことをしてその声を聞かせるって…この本の世界観的にはありなのかもしれませんが、実際それはちょっとないんじゃないかと思ってしまいました。
深町の娘、まゆらは前回ちょっと大人びすぎていると感じたのですが、落ち着いてみたらかなり可愛いし個性的。お気に入りのキャラです。まゆらがいるから、深町はただの変態でドＳなお医者さんとはちょっと違った面もあっていいのだと思います。
2人は互いが大好きでとろけるような、愛し愛されのカップルです。
互いに敬語なのがすごくツボです。特に、育也のちょっと大仰なまでの敬語はおばかな感じもするのですが、可愛くて好きです。
冒頭の「食糧難になったら、僕を食べて１日でも長生きしてくださいね」なんて本気で言ってるのが可愛いです。
年齢よりかなり幼い印象なのですが、歳の差カップル好きで甘々好きの方向きの作品だと思います。
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