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怪異さんと飛鳥くんのお話

kaiisan to asuka kun no ohanashi

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表題作怪異さんと飛鳥くんのお話

(仮)怪異さん
飛鳥の家に住み着く"人間じゃない何か"
(仮)山田 飛鳥
会社員

その他の収録作品

  • 描き下ろし 怪異さんは飛鳥くんが大好きすぎる

あらすじ

…困った。飛鳥くんが懐けば懐くほど可愛く見える――。

怪異さんに定期券を拾ってもらってからというもの、
怪異さんは、飛鳥くんの家に住み着いてしまって……!?

一緒にご飯を食べたり、家庭菜園をしてみたり、ハロウィンを過ごしたり……。
少しずつ、ふたりの距離は縮まっているようです。

作品情報

作品名
怪異さんと飛鳥くんのお話
著者
シズマ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
ビームコミックス【非BL】
発売日
電子発売日
ISBN
9784047381445
4.6

(41)

(32)

萌々

(6)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
7
得点
191
評価数
41
平均
4.6 / 5
神率
78%

レビュー投稿数7

怪異さんの重過ぎる愛に悶絶‼

友人におススメされて手に取りました。ホラーは好きですが、攻め(?)の方のビジュアルに一瞬躊躇したのです。

なのに、読み始めたらビックリです。

怪異さんの激重な愛情にキュンキュンしまくって、顔なんて全く気にならず、何ならカッコ良く見えてきたんですから。そして、時々暴走して怖がらせてますが、嫌われたくなくて必死なのが最高でした。だって、そのために右手まで切っちゃってましたから。

一方の飛鳥君もピュアで可愛いのに、時々小悪魔のようなタラシ方をするのに悶えました。怪異さんが「カワイイ」と連呼するのも、大いに納得できるのです。

そんな2人のやり取りが可愛くて、文句なしの神評価でした。紹介してくれた友達にも感謝しつつ、続編が出ないかと熱望しています。今こそ彼らの住むアパートの壁になって、2人のイチャイチャを見守らせてください‼

0

webで目にしたことがある人も多いのではないでしょうか?!!

人ならざる「怪異」さんと、優しすぎるオカルト研究部だったオカルト好きな飛鳥くんとのお話です!

コミックビームさんからの発売とのことで、えちはありません。

けれど、ハートをじんわり熱くさせるストーリーで、最高にステキな凸凹コンビが読者の心を優しい愛で満たしてくれます。

出会いは、飛鳥くんが仕事を終え、帰路に着いていたときのこと。
公園に、人型のような柱が見えてしまった飛鳥くん。
その柱に話しかけられ、当然怯えます。

その際、定期を落としてしまい、その柱のような……怪異が、無断で飛鳥くんの家に侵入し、定期を返却してくれます。
泣いて怯える飛鳥くんに、それだけで今日は帰るよ、と優しい言葉を掛けます。

それ以来、こまめに飛鳥くんに会いに来るのですが、決して嫌がることはしない紳士的な怪異。

やがて、そんな怪異に心を許していった飛鳥くんと、飛鳥くんが名前? をつけた「怪異さん」との距離は近付いていって、、、
というお話です。

とにかく怪異さんも飛鳥くんも、双方が心優しすぎて、どこを読んでも、ナニコレ優しい世界線百景(どんな百景だよ!)でした。(そっと両手を合わせ、尊いポーズをする)

読み終わったあとは、ホッコリ間違いなしです!!
というか、続き読みたくなるお話です。


微妙に怪異さんの髪型に変化が見られ、イケメン風味なのも良きです。

泣き虫飛鳥も超絶かわいくて、つい怪異さんのような気持ちになってしまいます(おい!)。

どの年齢の方でも、安心安全? にお読みいただけるBLではないでしょうか。

0

見た目は怪異、中身はお茶目

前作「これが恋に違いない」で変わり者な攻めを描かれていた
著者様ですが、今作はさらに上を行く“怪異攻め”です。

全17話収録されていますが、1つのお話は10~20ページ程の
ショートストーリー形式になっています。
内容を“怪異さん”と“飛鳥くん”の日常を描くほのぼのかつ萌えな物語。
ハートフルラブというよりはハートフルライフ?に近いかも。

ちなみに見た目は異常なまでに身長が高く、目玉はなくて、
歯もギザギザで舌もびろんと長くてホラー感のある“怪異さん”ですが、
中身は優しさと茶目っ気たっぷりなので怖くはありません♪


二人の出会いはある夜、“怪異さん”が帰宅途中の
“飛鳥くん”に声を掛けたところから始まります。

はじめのうちは異形の怪異さんにビビりまくって泣く程に怖がっていたのに、
一緒に過ごすうち「怪異さん」なんて呼んで懐いてゆく飛鳥くん。

学生時代はオカルト研究部に入っていたくせに怖がりだし、泣き虫だし。
その割に怪異相手になかなか肝が据わった発言や行動もあって、
性格が読めなくて面白い子です。

そんな飛鳥くん相手に怪異さんも会う度に愛おしさが増してゆき、
ことあるごとに口から「可愛い」が漏れ出ちゃったり、
その可愛さに涎が垂れちゃうくらいにメロメロに。

飛鳥くんから名前を呼ばれただけでテンション爆上がりしちゃったり、
自分で怖がらせておきながら飛鳥くんが泣き出せば自分で焦って慰めたり、
見た目の割に怪異感がないんだよなぁ。

体格差を利用して自ら“座椅子役”を買って出たり、
お風呂上がりの飛鳥くんの髪を乾かしてあげてたり、
誕生日にはごちそうを用意して待っていてくれたり、
気付けば帰宅する飛鳥くんを「おかえり」と出迎えるまでになっていて、
生活に馴染みまくってるんですよね。

そして、前述でもわかるように怪異なのにやたら献身的!
怪異という性質を除けば、もはやただの溺愛攻めなんです。
飛鳥くんを溺愛しすぎてたまに変態っぽいところも人間みがあって結構好き(笑
あと、毎回髪型が微妙に違っていたり、ピアスバチバチだったり、
怪異なのにお洒落なところも個人的にお気に入りだったりします。


ただ、ふとしたときに物騒な発言や行動が垣間見えて、
その極端さにやっぱり人外なんだよなぁと思い出させられたりも。

そうして一緒に過ごすうちに人間と怪異の垣根を超えて
じわりじわりと恋に発展してゆきます。
先行はやはり怪異さんでした。
割と尽くして甘やかしてぐいぐいアピールしているものの、
ピュアで天然な飛鳥くんはなかなか気付いてくれません。
これだけ「可愛い」を連呼して、添い寝して、キスまでして…
にもかかわらず、全く意識されない怪異さんになんかもう…
同情しかありませんでした。

けれど、突然怪異さんが姿を消したことで
ようやく自分の気持ちに気付いた飛鳥くん。
待望の恋人同士になって怪異さんの大きな手と
飛鳥くんの子供みたいな小さな手が繋がれるシーンは
もうニヤニヤしかありませんでした。

描き下ろしは怪異さんが飛鳥くんを見初めたきっかけと
二人の出会いが怪異さん視点で描かれています。
このお話を読むとホラーめいていた二人の馴れ初めが
すごく尊いものに見えてきた…。
怪異さん、飛鳥くんに受け容れてもらえてよかったね…!

これってまだ続いているのでしょうか?
このほっこり感が好きと思いつつ、
二人の恋人編も見たいと思わずにはいられません!
そっと続編、お待ちしております。

2

可愛い可愛い!!! 飛鳥くんも怪異さんもどっちも、可愛いが溢れてる

はーーー!レビュータイトルどおり、「可愛い」が溢れていて
たまらない気持ちになる一冊でした…!✨

寝る前にもう一度読もう。ニコニコ笑顔で眠りにつける気がします。

Xで更新されている、こちらの「怪異さんと飛鳥くんのお話」。
大幅に加筆されて(描き下ろし20P以上)一冊の本になったそうで、
とらのあなさんの有償12P小冊子付きを購入しました。
(とらのあなさんは4Pリーフレットも付いてきて、小冊子もリーフレットも
キュートすぎる内容で最高でした✨紙派の方に、強く強くおすすめします◎)

新社会人の飛鳥くん。ある帰り道、通りがかった公園で「人型の何か」に遭遇、
見間違いかな?と思いきや、それはものすごく背の高い”怪異”で…
焦って逃げ帰り、自宅に入ってぜえはあしていると、インターホンがピンポーン、と鳴って…

と続きます。

オカルト・ホラー好きの飛鳥くんもびっくりの出会いだけれど、
そこから始まる二人のほのぼの&ラブの香る共同生活(怪異さんが勝手に居座ってるのですが笑)に、なんだかもう癒されまくり、萌えまくり!!!

ことあるごとに「可愛い」「可愛い」と言ってくる恐ろし顔の怪異さんこそ、
可愛いんじゃーーーーー!!! と叫びたくなりました(๑˃̵ᴗ˂̵)♡

さりげなく飛鳥くんに添い寝しちゃったり、飛鳥くんの座椅子になって喜んでいたり、
少しずつ積極的になって飛鳥くんの頭や額に「ちゅっ」としたりー

どんな怪異さんの言動もコミカルで笑えちゃったり、きゅんと萌えてしまうのですが、
何よりも自分が萌えて萌えて仕方なかったのが、勇気を振り絞った飛鳥くんの
告白めいた言葉に対する、怪異さんの返し!!(興奮)

「飛鳥くんの恋人が 好きって言われるの待ってるよ」

…もう、もう、読みながら口角が上がるのを抑えられなかった。。
にんまり、ニヤニヤ、怪しい顔で身悶えしました//

あああ、生まれ変わったら自分も年上イケメン溺愛スパダリに言われてみたい…笑

照れちゃって「好き」とは言えなくて、「本日の営業は終了しました」って
返しちゃう飛鳥くんといい、二人のやりとりが可愛くて可愛くて、
思い出しニヤニヤが止まりません(*´艸`)

そんな飛鳥くんの周囲の人々も、独特だけどみーんな穏やか、
柔らかく受け止める空気を持っていて、優しいんですよね。

大学時代のオカルト研究会仲間・関くんの落ち着き具合が、個人的にツボでした◎
さりげなーく怪異さんの顔は見ないようにしてた?のが可愛い笑


そして最後の最後に、怪異さん視点のお話が入っていたのもまた、
良かったなあ。。

実は最初の出会い前から、怪異さんの中で飛鳥くんは「気になるあの子」
だったのですね(*´˘`*)
怖がらせちゃった…と落ち込む怪異さんの姿は切なかったけれど;、
定期券を届けたことが思わぬ交流のきっかけになって、本当に良かったー!

なんともほのぼの、心がぽっと温かくなるお話に、
全私が癒されました。このお話、好きだなあ…

表紙を初めて見た時には正直ギョッとした怪異さんのお顔も、
途中からなんとも愛おしく思えてくる不思議☺︎


とらのあなさんのリーフレットは、「きゃーーっ!」と叫んで小躍りしたくなる(笑)、
飛鳥くんから怪異さんへのちゅっ。
小冊子はお姉ちゃんからの誕生日プレゼント、くまさん?の耳付きモコモコ服を
着た飛鳥くんのお話でした。
畳み掛けてくる飛鳥くんの可愛さに、悶絶…!❤︎おすすめです☺︎


★修正:なし(※性描写なし)紙本

1

可愛い飛鳥くん

前作「これが恋に違いない」ですっかりシズマ先生の虜になった私です。

先生の描くちょっと人からズレた感覚を持っている人物が好き…と思っていたら今回は人ですらなかったです(笑)

可哀想(最初の頃だけ)で可愛い飛鳥くん。
そんな飛鳥くんが、不思議な「何か」と出会ってから恋人になるまでのお話です。

ゴキ◯リを退治してくれた怪異さんのお話といつもいるはずの怪異さんが暫く姿を消してしまっていたお話が印象に残っています。

全体を通して、飛鳥くんは可愛いくて癒されました。
髪型が変わる怪異さんを見るのが楽しかったです。
前髪ある怪異さんがカッコ良い!!好き!

シズマ先生の次回作も楽しみに待っています。

0

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