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イヤって言ってもきかないで 下

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表題作イヤって言ってもきかないで 下

吉鷹 南
大学生
林 壮馬
サラリーマン

その他の収録作品

  • TIME:Bae
  • カバー下漫画

あらすじ

何度も吉鷹に抱かれるようになってから、
一歩進んだふたりの関係に期待をしていながらも
確かめるのが怖くて踏み出せないまま。

肝心な吉鷹の態度もどこか掴み切れず
少しでいいから顔が見たい、声が聞きたい、触れられたいと
そんな気持ちで頭がいっぱいなのは自分だけなのかと思い悩む林は
寂しさが増していくことに痺れを切らし
初めて自分から連絡をしてみるが、会えて嬉しい林とは裏腹に
吉鷹はそっけない態度な上に心無い言葉を吐かれ――?


本心が見えない独占欲強め大学生×お人好しな意地っ張り会社員
不器用で恋愛ベタな男ふたりの歳の差ピュアきゅんラブ!

作品情報

作品名
イヤって言ってもきかないで 下
著者
宇良たまじ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
電子発売日
ISBN
9784801985773
4.1

(149)

(70)

萌々

(45)

(24)

中立

(4)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
22
得点
606
評価数
149
平均
4.1 / 5
神率
47%

レビュー投稿数22

不器用な吉鷹くん、がんばったよね

 下巻では吉鷹くんの過去と真意が明かされていきます。上下まとめ買いしてよかった!
 吉鷹くんは、これまでラベリングされてきたような人生で、本当の自分で、素の自分のままで、人と関わることがなかったみたいです。だから、林さんと出会って御曹司というバックボーンを全く考慮しない扱いが新鮮で嬉しかったんですよね。そこから林さんの事を、もっと知りたい、愛おしい、手に入れたい、諦められない…。どんどん想いが強くなっていく過程で、頑張りましたよね、ものすごく!こんなふうに剥き出しの自分で恋愛をした経験がないから、ほんとに頑張ったんだなって。最初はSっ気あるなと思いましたが、経験値がなさすぎる故の不器用な接し方、付き合い方っていう方がしっくりくるような気がします。
 そして最後は林さんの大きな包容力、優しさ。これからも、林さんがオブラートに包んで察してほしいと思う吉高くんへの想いを、さらっと剥がして突き詰めてはっきりさせたい吉高くんの言葉は、ちょくちょく出てくるんでしょうね。でも、林さんは、もう駆け引き無く、温かく受けとめていけるんだろうな。ほんと、よかった!会社で森長さんを、え?と思わせるような執着がたくさん見られるんだろうなあ。
 一癖二癖の恋物語、堪能させていただきました。宇良たまじ先生、ありがとうございます!

0

【一週間触れなかっただけで、僕の姿を見るだけで体が反応するようになっちゃったんですね(南)】


エロス度★★★★

おやおや。すっかり南に触れられることを期待してしまっている壮馬はかわいいですね。

南と壮馬が紡ぐ祝福の恋物語・・・・・・下巻開幕。

南に触れられることを期待し、自分の中に色々な感情があったことを知っていく壮馬。でも南の気持ちが分からずにふたりの間の距離に溝ができていく切なさが刺さりました。

特に、南の壮馬に対する気持ちが判明するエピソードでは年下攻めの萌え要素にニッコリで、一途さ・好きな人に対して体の関係というアクションしかとれなかった不器用さが可愛くてキュンとし、両想いHがめっちゃ尊い。

0

あ~~~!めんどうくさい!!(誉め言葉)

最後の最後まで面倒くさすぎた二人でした(誉め言葉)

上巻では隣人の吉鷹と頻繁に身体の関係をもつようになった林でしたが、
突然吉鷹から触れられなってしまい…というところで終えていました。

吉鷹、一体何考えてるの?とじれもだMAXなところから
この下巻では吉鷹の内側が描かれてゆきます。

会社社長の子息として周囲からチヤホヤされてきた吉鷹。
けれど、それは吉鷹自身ではなく、“吉鷹”という家に対しての評価で…。

高校生にして既に何ものにも期待せず、何をしても楽しくなく、
空っぽな人生を送っていた吉鷹でしたが、
インターン中出会った林に惹かれてゆきます。

スマートな年下男子と見せかけて、蓋を開けたら執着系でした。
そんな前から林のことを知っていて、ずっと隣から見つめていたなんて…
執着攻め好きにはたまらぬ展開です!

ただ、自分から誰かを求めたことがなかった吉鷹は
林に対しても好意を上手く示すことができず、
そんな吉鷹の心がわからない林は不信感を募らせてゆきます。

両想いなのに、なんでこの二人、こんなにすれ違ってんの?
「好き」というたった二文字を素直に伝えられないあまり、
傷つけあう二人が見ていられません…。

けれど、最終的には吉鷹の粘り勝ちでした。
雪の降る寒い中、林の帰りを外で待つ吉鷹に不覚にも
キュンとしてしまいました。

捨てられた子犬のような顔をして寂しげに笑む吉鷹に完敗でした。
変に見栄なんて張らずに最初からこんな姿を見せていたら、
林も不安になることはなかったろうに…。

今まで散々駆け引きをしてきて伝えられなかった不安や好意を
ぽつぽつと口にし始める林。
冷え切った吉鷹の心を包み込むように、
いざ殻を取っ払ってしまえばそこに残ったのは甘く、優しい好意でした。
そんな林からの「好き」に救われた吉鷹。
それは吉鷹にとってずっと待ち続けた二文字で、
念願叶った後には溺愛攻めへと変貌を遂げてゆくのでした。
吉鷹の渾身の「大好きです」にこれを待っていた!と
両想いを噛みしめました。

ラストでは林の職場に予定通り吉鷹が入社してきて…
というところでおしまいです。
無事ハピエンを迎えられてよかったけれど、
贅沢を申し上げるとこれから始まるであろう
二人のオフィスラブも見たかった~!

2

下巻も良かった~!!

吉鷹くんの過去編。
上巻で就活の話題が出ると濁していた理由がようやく分かり・・・
そこで林さんを気になりはじめたきっかけも知れてスッキリです。吉鷹くん視点の林さんは年上みすごいあって頼もしい先輩でした。

そんな出会いからのお隣さんになりじわじわ攻めて来たんだな・・めちゃくちゃ遠回りして不器用で吉鷹くんかわいいな・・・に行きつきました。
林さんの歩み寄り方とか包容力はやっぱり年上だよね~と思わせてくれてよかったです。

描き下ろしはお互いにやきもちやいてて可愛いです。
本当に最初から最後まで画力に圧倒されました。
これから作家買いしたいと思います。

0

タイトルと何気ない言葉の回収がすごい

上巻では気になる部分が多いまま、恋人という関係にはなった2人。どのようにお互いに気持ちを打ち明ける時がくるのか楽しみにしてました。

読了後は、2人のイチャイチャににんまりしつつ、、言葉や言い回しの使い方が上手い…!とそういう感動もありました(笑)

内容は裏切られるような展開は特になく、2人の素直さを表したような純粋なストーリーでした。
吉鷹くんも林さんも本当の自分を見てほしい・曝け出せる相手が欲しかったけど、怖かった。それでも欲しい気持ちだけが先走って拗れてしまった。2人にとってお互いが変わるキッカケになって良かったなと思います。
でも独占欲の強い吉鷹くん、振り回されがちなちょいチョロな林さんは変わらなくて、ずっと見ていたい2人でした。

また何かのキッカケでじれじれしちゃうんだろうな〜と思いながら、これからは存分にイチャイチャしてほしいと思っています。

0

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