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表題作父の愛人

仁井名國彦
小説家、シングルファーザー
梓純平
家政夫

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

高校生の仁井名 晴輝は、小説家の父・國彦と二人暮らし。
父子家庭のこの家では、
優しく料理上手な家政夫の梓 純平が働いている。
あたたかい人柄で面倒見の良い彼のことを
本当の兄のように慕い、懐いている晴輝。
父の國彦は口数が多い方ではなく、表情もあまり変わらないが、
晴輝と同じように純平を信頼して心を許しているように思えた。
男三人で過ごす生活は平穏そのものだったけれど、
純平と父の間には“ある秘密”の関係があり…──。

塩味ちるが紡ぐ、扇情的な大人の純愛ストーリー。

【収録作品】
父の愛人 1話~6話
描き下ろし

作品情報

作品名
父の愛人
著者
塩味ちる 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス 麗人uno!
発売日
電子発売日
ISBN
9784801986152
4.6

(166)

(128)

萌々

(28)

(6)

中立

(0)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
24
得点
770
評価数
166
平均
4.6 / 5
神率
77.1%

レビュー投稿数24

No Title

間違いなく神評価。本当に大好きです!!塩味ちる先生、この作品を生み出してくれてありがとうございます!!

先生のエロティックな絵と表紙デザイン、「父の愛人」というタイトルからでしょうか。最初はもっとディープな、背徳感あふれるお話かと思っていたんですよね。正直、息子の晴輝が父の愛人である純平を奪い取るような三角関係のお話なのかな?と思っていたのですが、……いやぁ騙された(笑)本当にいいお話でした!
大人のズルさや、素直に言葉にできない歯がゆい感じ、そんな色んなものがあっても2人の気持ちは純粋で、読んでいて幸せな気持ちになれました!

繰り返し読みたくなる作品です!

0

ムチムチで大柄の健気受けの魅力が爆発している名作!

最高の作品!!!
何度も読み返してしまう全てが大好きな作品!

ちるちるさんでの評価が高かったので紙本で読みました。
表紙の國彦先生と梓くんの横顔とカラー絵の色使いの素晴らしさにしばしうっとり見惚れて、
ずっしりと分厚い紙本を、わくわくしながら読み進めました!
1話から濃厚エロ!
ストーリー重視派な私ですが、
2人の表情や絡みの描写がとてもとても素晴らしくて一気に引き込まれました。
トラディショナル(?!)な顔長めの作画ですが、とっっっても男前で色気が溢れる國彦先生と梓くん!

梓くんのキャラも大好き!
こんなにも健気で純粋で優しくて控えめで頑張り屋の梓くんを辛い目に遭わせようものなら、國彦先生を恨んでしまうぞーーーと思いながら読み進めたら
國彦先生も、超超超恥ずかしがり屋で口下手な大人!
わかるよー、、、と共感してしまいました。

裏表紙のあらすじに書かれて素晴らしい純愛物語!!!
2人の想いが叶って幸せになることを切に願いながら読みました。

そして、晴輝くん、本当にありがとう(合掌)

父と息子、そっくり顔の父と息子の作画が完璧で、
この作画でも塩味先生の凄さを感じました。
梓くんの表情描写も全部好きです。
LINEスタンプにしてほしい。。。

何度も読み返していく御宝本です。

2

いろいろな感情が紙面からあふれ出てくるような、濃い一冊

初読み作家さんです。
ちるちるさんのレビュー上位だったので興味を持ち、タイトルと表紙イラストに惹かれて購入。

煽情的な大人の純愛ストーリー、という紹介文、とてもうまいと感じました。
気持ちがとても煽られました。いろいろな感情が紙面からあふれ出てくるような、濃い一冊でした。

タイトルのつけ方もすごく情緒があり、かつひねりがあって、読了後になるほど、と膝を打ちました。
メインは小説家でシングルファーザーの仁井名國彦と、家政夫の梓純平なのですが、仁井名の高校生の息子、晴輝も、脇役ではなくメインの存在です。
子持ちシングルと信頼関係を築いている家政夫とその息子、だと疑似家族のようになりそうなのですが、今作の3人はそうではなく、お互いの距離の取り方がとても上手でいい関係性を築いています。
お互いに愛情(恋愛の愛情だったり、年齢差のある友人のような愛情だったり、親子の愛情だったり)を注ぎ合いつつ、個々がしっかり立っている関係、とでも表現できると思います。

実は仁井名國彦と梓純平は雇用者と家政夫というだけではなく、爛れた関係、愛人関係で、そのことをいつか息子の晴輝に言わなければ、と思いつつ、明かせない毎日が続いています。
2人の関係も、主に仁井名國彦が言葉足らずなせいで、あいまい、かつ、肉体優先の愛人関係のように梓純平は捉えていて、なんともじれったく切ないまま。
そんなある日、突然、息子の晴輝に2人の関係が知られてしまいます。

その後の、仁井名國彦の、梓純平の、息子の晴輝の決断と行動、言葉は、ドラマチックなものではなく、地に足がしっかりついた自然な一歩一歩進んでいるようなもので、とても心に響きました。

本編最後の1コマの晴輝の表情と台詞で、さらに胸が震えました。

巻末のおまけ漫画は、題材、アイテムがエロいのですが、それより2人のかわいさ、愛らしさがとても伝わってじわじわ萌えて胸温かくなるものでした。


1

臆病な大人

とても良かった。
小学生の頃からお世話になっている家政夫の受けと小説家の父親はデキてるらしい!が、なんか拗れているというお話。

父親攻めが言葉足らずで若い受けに大人の余裕を見せたいみたいなカッコつけのせいで、受けは自分は愛人的なやつなんだ…とすれ違う。落ち着いて淡々と爆弾発言をするタイプの攻めが面白かった。受けにガチ惚れしているのに真顔すぎる笑。「いい歳して好きとか付き合おうとか言うのきしょいかと思って」に息子くんの「アッッ、アホーッ!」ってツッコミが最高だった。

そして高校生の息子くんの甘酸っぱい青春も微笑ましい。いい子やでホンマに。家に彼女を呼んだ時に攻めが偶然を装って部屋から出てきたり、受けも攻めもソワソワしていたのが可愛かった。

あと受けのムチムチ豊満ボディが凄い。お尻と太ももがバインバインでセクシーすぎる。

2

タイトルで躊躇してる方こそ是非読んで!

愛人と言っても二人の関係が誰かを傷つけている状態ではない大人の純愛なので、タイトルで地雷かも...と躊躇している方にこそ是非読んでほしいです!

3

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